Japanese
LiSA
2017年02月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
2011年にメジャー・デビューをし、この6年弱でその歌と身体の表現力を武器に自らの表現を磨き続けてきたLiSA。昨年はコンセプチュアルな横浜アリーナ2デイズ公演を成功させるなど、快進撃や表現欲求が止まらない彼女の2017年第1弾作品は、"劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-"の主題歌を表題にしたシングルである。LiSAから作品、作品のキャラクター、作品を愛する人々、そしてLiSAを愛する人々へ贈る"ありがとう"の気持ちが込められた「Catch the Moment」は、これから先のLiSAのアンセムにも成り得るのではないだろうか。
-2016年11月に横浜アリーナで開催した"LiVE is Smile Always~NEVER ENDiNG GLORY~"は"the Sun"と"the Moon"の2デイズ公演で、姉妹の物語を軸にしながら展開していくストーリー体験型ライヴでした。なぜこのようなコンセプト・ライヴに?
私の去年1年のテーマがどんな自分も愛して許すことだったので、このライヴも"自分の気持ちを肯定する"というのがテーマだったんです。現実世界の私は姉の"Moon"なので、妹の"Sun"のうらやましい部分もあって、妹は妹なりの大変さがあって。でもそういう自分と向き合って戦って愛してあげる、お互いのいいところを認め合う――どちらも世界にとっては必要なんだよ、と肯定したかった。
-"許す"をテーマにしたライヴを実際に観客の前で行ってみて、いかがでしたか?
横浜アリーナという大きな会場で、セットリストもシングル曲とかリード曲とか関係なく、"Sun"と"Moon"の気持ちに合った歌詞のものをそれぞれで選んだのもあって、"物語を通してどこまでLiSAとしてのライヴを伝えられるんだろう?"、"シングル以外の曲を楽しんでもらえるのかな?"と正直始まるまでは若干不安で。でもステージからみんなが楽しんでくれたのがわかったし、終わったあとにもたくさん反響をいただいたので、安心しました。でもそれは、ファンのみなさんに、どんな曲が来ても楽しもうとしてくれる気持ちがあったからだと思います。LiSAの楽曲を優劣なく全部受け取ってくれる関係がすごくありがたいです。
-それはLiSAさんがリリースのたびに、シングル曲やリード曲だけでなくカップリング曲もアルバム曲もちゃんと楽曲への想いを伝えているのも理由のひとつだと思いますし、今回のシングル『Catch the Moment』も3曲ともしっかりと想いの通った楽曲だと思います。「Catch the Moment」(Track.1)は"劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-"の主題歌。LiSAさんと"ソードアート・オンライン(※以下SAO)"は第1期TVアニメからのお付き合いで、テーマ・ソングとしては2012年リリースの2ndシングル曲「crossing field」、2014年リリースの7thシングル『シルシ』に収録された「No More Time Machine」と「シルシ」に続く4曲目です。長い期間で同じ作品に関われるのは、なかなか感慨深いものがあるのでは。
そうですね。海外でライヴをするといまでは"SAO"という言葉が出るだけで大歓声が上がるくらい、SAOはすごく大きな作品になって。私自身も「crossing field」で明確に活動の幅が広がりましたし、SAOもどんどん大きくなっていたので、一緒に成長してきた感じがすごくしていて。それがついに劇場版で、その主題歌を歌わせてもらえる――それこそcinema staffみたいに、昔からの仲間とまた出会って"また一緒に何かやろうよ!"というような感覚があって(※LiSAとcinema staffは高校時代からの仲で、地元岐阜のライヴハウスに出演するバンド仲間だった。2015年はLiSAが自身の企画ライヴにcinema staffを招聘している)。だから今回また大きくなったSAOと一緒にできるのが、すごく嬉しいです。
-2016年のLiSAさんはデビュー5周年というのもあり、前向きなモードを感じられる楽曲が多かったと思うのですが、今回は切なさや憂いなど繊細なものを抱えているからこその強さを感じられるものでした。というのもあって、本名のLiSAさんを強く感じられて。
あはははは! 横浜アリーナで「Catch the Moment」を披露したときに歌詞を映し出したんですけど、何も言ってないのにいろんな人から"絶対作詞LiSAでしょ"と言われました(笑)。「Catch the Moment」を作る前に、(劇場版SAOの)監督とお会いする機会をいただいて、そのときに監督が"劇場を出るときに、大事な人にありがとうと言いたくなるような作品にしたい"とおっしゃっていて......それがすべてだなと思います。それで自分がSAOに返せること、今回の作品の中で歌えること、デビューして6年弱経った私が(リスナーの)みんなに言えること、"ありがとう"という気持ちをちゃんと伝えられるものを作ろうと思いました。
-私も聴いていて、自分の大事な人のことを思い出しました。MVも歌詞を映し出していたりと、言葉を大事にしていることが窺えますが、「Catch the Moment」は生きることと同じくらい死が描かれている。
SAOは最初はデス・ゲームだったけど、少しずつみんながそのときそのときの仲間たちと一生懸命生きていったり、大事な人と生きていったり......これからも彼らにその瞬間その瞬間を大事に生きていってほしいな、SAOのキャラたちがいまをずっと大事にして生きていってほしいなと思ったんです。一緒に過ごす時間がずっと続いてほしいけれど、それが急になくなるかもしれない――だからこそ"いまこの瞬間"を重ねていけば、ひとつひとつ届けていけばずっと一緒にいられるかもしれない。私自身もファンの子たちと一緒に過ごしている時間がすごく好きなので、その時間がずっと続くように頑張ろうと思うし、そこに希望があるかもしれない。そういう歌を作りたくて。
-"急になくなるかもしれない"という気持ちがあるからこそ、"集めた一秒を 永遠にして行けるかな"という希望を歌いたかったということですね。
私自身が歌で横浜アリーナみたいな場所に行けると思っていなかったし、自分の目の前にあることが幸せすぎて。でもその幸せがずっと続くと思ってないから、幸せがいっぱいあると"それがなくなったらどうしよう?"ということばっかり考えるんです。いまがとても幸せだから、これが続けばいいな......と思うんだけど欲張りかもしれないな、でも自分がひとつひとつ今を積み重ねていったら続けられるかもしれない。そういう私から(ファンの)みんなへの気持ちですね。
LIVE INFO
- 2024.09.13
-
chelmico
桃色ドロシー
羊文学
渡會将士
PK shampoo
LAUSBUB
Kroi
武市和希(mol-74)
GLIM SPANKY
アンと私
クジラ夜の街×崎山蒼志
阿部真央
スカート
かりんちょ落書き
トゲナシトゲアリ
FIVE NEW OLD
ペイトン尚未 / 矢野妃菜喜 / スピラ・スピカ
- 2024.09.14
-
FRONTIER BACKYARD
sumika / 緑黄色社会 / ヤバイTシャツ屋さん / マキシマム ザ ホルモン ほか
Bray me
GRAPEVINE
milet
おいしくるメロンパン
リーガルリリー
moon drop
小林私
This is LAST
androp
UNISON SQUARE GARDEN
POP ART TOWN
OKAMOTO'S
ザ50回転ズ
クジラ夜の街×崎山蒼志
"KOYABU SONIC 2024"
Bye-Bye-Handの方程式
⼤原櫻⼦
LiSA
渡會将士
a flood of circle / 打首獄門同好会 / ポルカドットスティングレイ ほか
MYTH & ROID
YONA YONA WEEKENDERS
wacci
eill
ぜんぶ君のせいだ。
Tielle
Amber's
Homecomings
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"BAYCAMP 2024"
Nornis
ASP
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.15
-
Ado
リーガルリリー
阿部真央
ザ50回転ズ
KEYTALK ※公演中止
Kroi
FRONTIER BACKYARD
GRAPEVINE
MYTH & ROID
Bray me
トンボコープ
moon drop
セックスマシーン!!
This is LAST
伊東歌詞太郎
TOMOO
"KOYABU SONIC 2024"
LiSA
YONA YONA WEEKENDERS
OKAMOTO'S
KiSS KiSS×のんふぃく!
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / w.o.d. / Maki / Hakubi ほか
⼤原櫻⼦
ASP
LACCO TOWER
eill
ぜんぶ君のせいだ。
BUMP OF CHICKEN
それでも世界が続くなら×CIVILIAN
4s4ki
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
LAUSBUB
"BAYCAMP 2024"
菅田将暉
yutori
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
ヒトリエ
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.16
-
Ado
PEOPLE 1
KEYTALK ※公演中止
Age Factory
androp
DOPING PANDA
GANG PARADE
GOOD BYE APRIL
"KOYABU SONIC 2024"
トンボコープ
LACCO TOWER
milet
UNISON SQUARE GARDEN
おいしくるメロンパン
BUMP OF CHICKEN
HERE
5MAPA / MAPA / 藍染カレン(ZOC)
Plastic Tree
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"鬱フェス2024"
ASP
菅田将暉
"TOKYO CALLING 2024"
UNCHAIN
セックスマシーン!!
- 2024.09.17
-
Age Factory
安藤裕子
UNISON SQUARE GARDEN
Hedigan's
- 2024.09.19
-
アンと私
渡會将士
This is LAST
山本彩
金子ノブアキ
もっさ (ネクライトーキー)
打首獄門同好会
- 2024.09.20
-
ヤングオオハラ
羊文学
Official髭男dism
KEYTALK ※公演中止
Rhythmic Toy World
LAUSBUB
moon drop
yama
パスピエ
Plastic Tree
Apes
LUCY IN THE ROOM
eill
BACK LIFT
chelmico
ナナヲアカリ
GOOD BYE APRIL
milet
コヤマヒデカズ(CIVILIAN) / sajou no hana / IRIKO(NELKE) / 荒巻勇仁
- 2024.09.21
-
優里
ASP
PK shampoo
GRAPEVINE
UNISON SQUARE GARDEN
羊文学
eill
SUPER BEAVER
Official髭男dism
伊東歌詞太郎
ナナヲアカリ
ぜんぶ君のせいだ。
リーガルリリー
PEOPLE 1
Rhythmic Toy World
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
⼤原櫻⼦
おいしくるメロンパン
androp
ナードマグネット
"KANSAI LOVERS 2024"
(夜と)SAMPO
back number
Cö shu Nie
Nornis
This is LAST
そこに鳴る
yutori
パピプペポは難しい
"イナズマロック フェス 2024"
ザ50回転ズ
Plastic Tree
"ナガノアニエラフェスタ2024"
Apes
BRADIO
LiSA
anewhite
Kroi
Half time Old
安藤裕子
Base Ball Bear
"NAKAYOSHI FES.2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.22
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
優里
HY
Mellow Youth
chelmico
UNISON SQUARE GARDEN
伊東歌詞太郎
ぜんぶ君のせいだ。
Half time Old
KEYTALK ※公演中止
wacci
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
moon drop
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
"KANSAI LOVERS 2024"
back number
This is LAST
anewhite
"イナズマロック フェス 2024"
yama
"ナガノアニエラフェスタ2024"
サイダーガール
BRADIO
Organic Call
LiSA
リーガルリリー
chilldspot
THE BOHEMIANS
[Alexandros]
フレデリック
夜の本気ダンス
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
Sou
- 2024.09.23
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
THE SPELLBOUND
トンボコープ
羊文学
yutori
Mellow Youth
eill
Age Factory
Plastic Tree
⼤原櫻⼦
Rhythmic Toy World
おいしくるメロンパン
Novelbright ※振替公演
サイダーガール
Organic Call
UNCHAIN
PK shampoo
GRAPEVINE
LUCY IN THE ROOM
chilldspot
ザ50回転ズ
モウソウキリン
THE BOYS&GIRLS
LACCO TOWER
milet
Keishi Tanaka
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.24
-
神はサイコロを振らない ※振替公演
MONOEYES
PEDRO
ザ50回転ズ
LOVE PSYCHEDELICO
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries〜ADMIRATION〜"
- 2024.09.25
-
山本彩
トンボコープ
Age Factory
アンと私
PEDRO
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
This is LAST
PIGGS
打首獄門同好会
LOVE PSYCHEDELICO
LANY
- 2024.09.26
-
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
アンと私
神はサイコロを振らない ※振替公演
PEDRO
chilldspot
山本彩
MONOEYES
クジラ夜の街×崎山蒼志
Apes
Kroi
- 2024.09.27
-
渡會将士
なきごと
THE BOHEMIANS
Age Factory
トンボコープ
Awesome City Club
Galileo Galilei
eill
Novelbright ※振替公演
KEYTALK ※公演中止
LANY
Mellow Youth
斉藤和義
羊文学
wacci
ビッケブランカ
BACK LIFT
野田洋次郎(RADWIMPS)
東京初期衝動
polly
Olivia Rodrigo
Kroi
ANABANTFULLS
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries~Attractive vol.2~"
- 2024.09.28
-
ExWHYZ
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
"THE DROP FESTIVAL 2024"
This is LAST
DOPING PANDA
androp
UNISON SQUARE GARDEN
渡會将士
KEYTALK ※公演中止
ザ50回転ズ
Nornis
PK shampoo
THE SPELLBOUND
yutori
ASP
神はサイコロを振らない ※振替公演
セックスマシーン!!
伊東歌詞太郎
Official髭男dism
BUMP OF CHICKEN
Yogee New Waves×角舘健悟
斉藤和義
Bray me
リーガルリリー
milet
sajou no hana
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
Academic BANANA
Olivia Rodrigo
(夜と)SAMPO
HY
小林私
INORAN
LiSA
ぜんぶ君のせいだ。
Rhythmic Toy World
"Mt.FUJIMAKI 2024"
あいみょん
back number
有村竜太朗(Plastic Tree)x 逹瑯(MUCC)
Pororoca × Gum-9
RELEASE INFO
- 2024.09.13
- 2024.09.14
- 2024.09.16
- 2024.09.17
- 2024.09.18
- 2024.09.20
- 2024.09.25
- 2024.09.27
- 2024.10.02
- 2024.10.04
- 2024.10.09
- 2024.10.10
- 2024.10.11
- 2024.10.13
- 2024.10.15
- 2024.10.16
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号