Japanese
FoZZtone
2014年09月号掲載
Member:渡會 将士 (Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
-普段演奏しない過去曲をやることでの再発見や、現在に還元できることなどはありますか?
もー......とにかく面倒臭いバンドだったな~と思いますね。和音を担当している楽器が3人いて、3人とも違うコードを弾いてたり(笑)。それで合わさった謎の分数コードみたいになっている瞬間があって......まったく意味わかんねーなと。それで"これはおかしいから直そう"とやってみると、その瞬間から辻褄が合わなくなっちゃって......もうだめだ、これは昔のままやるしかない、と。昔の自分たちが、細っそい針の穴に糸を通すような作業を無意識でやってたのかと思って......リハーサルしながらみんなで"こいつら気持ち悪ぃな~"とか言ってましたね(笑)。昔の曲をやることでワンマン以外のライヴでのセットリストにも"あ、あれ最近やったから使おうよ"みたいなのがめっちゃ増えて。お客さんもとにかく喜んでくれてファン・サービスにもなるし。あとは初期衝動――今も楽曲制作に関してそういうものは失ってないとは思うんですけど――"あのときこういうことを表現したかったんだろうな"というのを思い出して"今だったら120%くらいの感じでできるな""もう1回別の曲で構築しなおそう"みたいな、そういうアプローチも考えつくようになったんで、客観的に自分たちを見返せて、いいですね。
-ではかなりバンドの状態としては健康的ということ?
いや、そこはまだ調整中ですね。セカイイチとFoZZtoneというものすごいお祭りがあって――それはまた折を見て始めると思うんですけど、それが一旦お休みで、自分たちのところに戻りましょうと。......なんでしょうねぇ。普段は自分のお店でお好み焼き焼いてたんだけど、人がたくさん溢れている縁日の屋台で焼いたときのほうが華やかですげえ売れる、でも縁日終わっちゃったから自分の店で焼かなきゃ......みたいな(笑)。
-自分たちのお店が地味、みたいな言いかたはやめましょうよ(笑)。
どうしてもそういう感覚はあるじゃないですか(笑)。だからそういう意味でも変化をつけることは大事だなと思ったんですよ。ずっとうちのお好み焼きは豚肉ばっかり使ってたけど牛肉にしてみようかなとか(笑)、そういうちょっとしたマイナー・チェンジをすることで――マンネリがすごく嫌いなので、面白い遊びを取り入れて。制作やライヴをもうちょっと刺激的に、自分たちが楽しめるようにというのを考えていたなかで、移籍をしたり"追加公演!"をやろうという動きになったりして。なので新しい挑戦はいろいろ決めて、みんなモチベーション下がらずに、寧ろちょっと気合いが入るみたいな感じで挑んでいってる。けどそのなかで"これどういうペースで分配して仕事するよ!?"みたいなのがわっちゃわちゃなんで(笑)。
-(笑)今回のミニ・アルバム『Stomp the Earth』はかなり個性豊かな6曲によるバラエティに富んだ内容になっていますが、どういう作品になさるおつもりで?
そういうものはまったくなく。前はミニ・アルバムにもこだわりを持って作ったりしていたんですけど......今回は移籍前にレコーディングしてた2曲、移籍してから新しく録ったものという、メンバーとしても時期が離れたものをどうまとめるか?みたいな話になって。でも"そこの帳尻を合わせる努力ってあんま意味なくね?"って。それで取りあえずめちゃくちゃなミニ・アルバムにしようと。最近のやつ!みたいな(笑)。だからレコーディングも悪ノリがひどかったですしね。爆発音入れようぜ!とか(笑)。
-ははは。西部劇で聞こえてきそうなピストルや風の音も入るTrack.1「アウトサイダー」はカントリーのテイストを基盤にさせつつも、そこの枠に収まらない、まさにアウトサイダーな曲になっています。
僕は勝手に"ウエスタン・ファンク・ロック""カウボーイ・ファンク"と言ってるんですけど。カントリーをかっこよくやる方法ないかな?と思って、ファンクを無理矢理合わせて。その発想自体完全にアウトサイダーだなと(笑)。......別にバンドの音楽にインサイド/アウトサイドなんてないと思いますし、すごく売れてる人たちだからそれが王道というわけでもないと思うんですよ。お面をかぶるのは完全にアウトサイダーでしょ?みたいな(笑)。突拍子もないアプローチで見せていく、戦略の上手な人たちがすごく増えたなと思っていて。そのぶん音楽的に単純に"いい曲だな~!"というアプローチがしづらい雰囲気も、少なからずあるなと。でも一部の見方によっては"売れている"というものがメイン・ストリームで、それ以外がアウトサイドみたいな感覚もあるんだろうなと思って。今まで一生懸命"うちは王道をやっています!""ポップスやってます!"みたいな変な強がりがあったんですけど、もういいんじゃねえかと。アウトサイダーだしもう諦めようよ、そこをいい加減認めようよと(笑)。それで何に重きを置こうか、と考えて"いい音楽を作ろうよ"っていうところなんですよね。トピックは全部曲のなかに押し込もう、いい曲ならいいと思う。そういうことを意識的にやっている俺らの同年代のバンドは少なかったんで、全体的に見てもアウトサイダーだったんだなって。そういうのもあって、曲を作る段階から"アウトサイダーっぽいな~"と思ってて、仮タイトルもずっと「アウトサイダー」で、そのまま歌詞もアウトサイダーにして(笑)、はい決まり!みたいな。
-サビは"Get some money"ですからね。
あれは"money"って叫んでみたいなーって。それがあってあの曲ができたようなもんです(笑)。深い意味は、ないっちゃないんですけどね。なんか良くないですか? イントロで風が吹いてる音がして完全にギャグなのに、なんかかっこいい曲で、33のバンドマンが一生懸命ライヴハウスのステージの上で"金くれー!"って叫ぶの(笑)。
LIVE INFO
- 2025.07.03
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
斉藤和義
go!go!vanillas
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
PK shampoo
TenTwenty
Saucy Dog
ビレッジマンズストア
クジラ夜の街
KALMA
the dadadadys
神聖かまってちゃん
サカナクション
フィロソフィーのダンス×清 竜人25
岡崎体育
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
のうじょうりえ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
ナナヲアカリ
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
- 2025.07.10
-
TENDOUJI
Saucy Dog
礼賛
いきものがかり
浅井健一
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
BBHF
the dadadadys
Hello Hello
GRAPEVINE
ザ・シスターズハイ
Organic Call
downy
四星球
- 2025.07.11
-
TenTwenty
女王蜂
TENDOUJI
なきごと
the shes gone
フレンズ
Saucy Dog
Laughing Hick
浅井健一
WtB
yutori
ビレッジマンズストア
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
のうじょうりえ
賽
ヤバイTシャツ屋さん × Perfume
wacci
KALMA
LITE / DO MAKE SAY THINK / HOTEL NEW TOKYO
GLIM SPANKY
Mirror,Mirror
reGretGirl
四星球
Rei
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
RELEASE INFO
- 2025.07.03
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.10
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号