
Hostess Club Weekender

2012.06.23 @恵比寿The Garden Hall
Writer Neat's
「あぁ。」のなかに
病みたいなものです。
執着心や欲求。それは自分を突き動かす素敵なエンジンになることもあれば、未来の可能性を狭めてしまう檻に変わることもあります。
その繰り返しをずっとずっと続けている様な、ある種それがクリエイティブの未知を教えてくれるサイクルなのか。
私はここのところは檻の方で、いろいろ葛藤していました。答えは出ませんが、
また今日も明日へ新しいページを用意していかなくてはなりません。
物事を生み出すエネルギーと続けていくエネルギーは、別の種類のものです。私が音楽をする理由は前者の半永久的な積み重ねのように思います。
次から次へ新しい形を作りたい性のようで、熱しやすく冷めやすい性格なのでしょうか。(いや、でも中学生のときに買った鞄をいまだに気に入って使うあたり、意外と私は一途なんだと自負していましたが。)
そんないろんなぼやけた疑問を確信に変えるべく、大好きなアーティストが勢揃いしているレーベルHostessのフェス“Hostess Club Weekender”に行ってきました。
今回のお目当てはEXLOVERSとCLOUD NOTHINGS。EXLOVERSのライヴは初めて彼らの音源を聴いたときの感覚ととてもよく似ていました。思春期に誰もが感じる忘れられない涙の感覚。
優しさに流す涙、永遠のような一瞬に触れた時に流す涙、自分の力ではどうすることもできない終焉に流す涙。 日本語では“切なさ”と表現されるこの感覚をものすごく濃密に表現するバンドだなぁと嫉妬すら覚えました。“切ない”の感覚は、感情の種類の中でも飛び抜けて高貴で何にも代え難い貴重な感情だと思うのです。この想いをどうにか失いたくないから音楽を鳴らすのかもしれません。
始まる、終わる、切なくなる。生まれる、失う、切なくなる。一度として同じ瞬間はやってこないから、それを掴んでおきたいんです。(すり抜けるのは承知で。)そもそも、“EXLOVERS”なんて、、、切なすぎますねバンド名が。うん。、、、、あれっ。まさか!このメンバーの中にリアルEXLOVERS (元恋人関係)がいるのかしら!といらぬ想像まで加算されて、私はセンチメンタルになっていました。でも不思議なことに、終わった後に彼らが残していったものは、逆に心が浄化されていくような充実感と爽快感でした。これも思春期特有のあれとよく似ています。
“ただ、そういうことだから。理由も特にないよ。”と言われているような、一瞬を永遠に思わせる空気感。重く湿りすぎず、パッと晴れすぎず、絶妙な温度感でステージを去ってゆきました。あぁ、思春期。あぁ、切ないな。Ah。
そしてその空気を素手で一気に崩して登場したのは、CLOUD NOTHINGS。結末から言ってしまうと、フロントマンのDylan Baldiの存在感に全てを打ち壊されてしまいました。先ほどの淡い思春期はいずこへ。。。破壊力のある音楽はたくさんありますが私が驚いたのは、これはただの瞬間的感情ではなさそうだ、ということです。人間力が響いてきたのでしょう。最近私が聴いていた海外のバンドの雰囲気とは色の種類が違っていて、とても深いもので、圧倒されてしまいました。瞬間を生きるエネルギー(生み出すエネルギー)と、追求のエネルギー(続けるエネルギー)のバランス感覚がオリジナリティーに繋がっていくのかもしれません。
私はA型なので“バランス感覚が優れている”と、血液型のハウツー本には書いてありましたが、他愛のないバランス感覚など捨て去りたい気分です。
執着心や欲求についてどれだけアンバランスに振り切れるか。
今掲げる目標です。
7月18日には、初めての自己企画イベント“Lonely Hearts Club vol.1”を主催します。
(このようなタイトルですが、決してどんよりとしたイベントではございません。)
重く湿りすぎず、パッと晴れすぎず、絶妙な温度感で一瞬を永遠にしてみましょう。あぁ。今日は雨が降ってるなぁ。あぁ。
Lonely Hearts Club vol.1開催決定!
7/18(水)@下北沢 SHELTER
https://www.neatsyui.com/live.html
Neat's,1000say,よしむらひらく
open 18:30 start 19:00
adv \2,500(1D別)
一般発売:4/15~(e+, チケットぴあ)
Pコード : 167-728
ローソンチケット
Lコード:75023
シェルター店頭
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