Japanese
Neat's
Skream! マガジン 2012年02月号掲載
2012.01.28 @下北沢GARDEN
Writer 沖 さやこ
1月号のインタヴューでは“初ライヴが全っ然ダメだった”“楽しむ余裕を持つことが出来なかった”と語っていたNeat’s。そんな彼女が、下北沢GARDENで初ワンマン・ライヴを開催。彼女の挑戦の一幕を見ようと、多くの人々が会場に集まった。
1曲目はアルバムのタイトル曲「wonders」。イントロが流れるとフロアからは自然とハンズ・クラップが。その中で彼女のキーボードが可憐に響く。サポート・メンバーの戸高賢史(Gt/ART-SCHOOL、Ropes)、林 束紗(Ba/SCARLET)、tachibana(Dr/te’)の3人も、自身のバンドではなかなか見せないソフトな空気を纏い、しっかりとNeat’sの世界を支える。ワンマンの緊張とワクワクでメロンパンを1/3しか食べられなかったという彼女。“でも今日はいろいろなもので体が満たされているから大丈夫”と、ギターを抱え歌い出したのは「スロウモーション・ファンタジーズ」と「首飾り」。華奢な体を振り絞り、ギターを掻き鳴らす彼女は今にも泣き出しそうで、その危うさが作る美しさに見とれてしまった。「苦いコーヒーに溶けないでシュガーキューブ」では再び鍵盤の前に。やはりキーボードを弾いているときの彼女は堂々としている。長年の相棒への愛情と敬意をもって鳴らされる音は優雅だ。空間を巧みに操るキーボードとギターの音色の相性が抜群で、キュートな浮遊感が心地良い。サポートの3人からは普段聴けないような音も新鮮で、思わず頬が緩む。
中盤、バンドでアレンジを考えたという新曲を披露。『Wonders』の空気とは違う趣の、北欧を思わせるエフェクトの掛かった幻想的なギターと、メロディックなキーボードが神聖な空気を創り出す。スロー・テンポの静かな楽曲だが、少しずつスケールを増してゆき、夜空に高く燃え上がる炎のような強さを感じた。ここから“バンド”としての音がぎゅっとひとつに固まった。3拍子のリズムが心地良い「Command Z」はゆりかごのように優しく包み込む。結わいていた髪をほどき、再びギターを手にしたNeat’s。“ここからは皆さんも参加してほしい”と言って歌い出したのは「ミス・クラウディの場合」。軽快な手拍子と力強いドラミングで、彼女の持つ逞しさがぐいぐい引き出されてゆく。そのままの流れで「BBB」と「ロンリーズ」。どんどん4人の音と声はのびのびとしてゆく。曲を演奏するごとにどんどんバンドが構築されてゆくのが五感全てで感じ取れる。高まる熱に、彼女の声も序盤では考えられないくらい、男らしさまでも感じられる頑丈さ。笑顔は晴れやかだ。サポートの3人も思い思いに音と戯れる。これぞバンドが生む自由だ。
本編は「0」で終幕。アンコールは揃いのTシャツで登場し“もう全曲演奏したし、新曲もやっちゃったから……”と、この日の1曲目と2曲目に演奏した「wonders」と「ナイト・イン・サイダー」を再び披露した。序盤に少し見えた不安定さや、よそよそしさは一切無く、ステージの4人がバンドとして音を出すことを楽しんでいた。戸高は自分なりのアレンジを加え、楽曲に新たな色味を加える。束紗のベースも躍動感を増し、tachibanaのドラムも柔らかさと力強さを巻き起こす。何よりNeat’sのヴォーカルの伸びやかさと笑顔がそれを物語っていた。最後、4人はぎこちないながらも手を繋いで高く掲げた。Neat’sがひとりで作り上げた世界が、4人の手の中に、そして会場全員の手にも渡った。それは非常に美しく、幸福に満ちた情景だった。
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