Japanese
POLYSICS
2011.12.04 @新木場STUDIO COAST
Writer 島根 希実
皆が防寒対策、風邪予防には気を使う季節真っ只中。しかし、このウイルスへの対策はまったくなっちゃいない。“Heavy Polysick=重度のポリ病”。此処、新木場STUDIO COASTには、 “Polysick”大量感染者達がずらり集結。皆で感染予防を促進しにきたのか?いいえ、とんでもない。まだまだ蔓延させてやるぞとばかりに、一致団結して踊り狂いにきたのだ。
アルバム『Oh! No! It’s Heavy Polysick!!!』をひっさげた、今年2度目のリリース・ツアー“We are All Heavy Polysick!!! Round 2 ~まだまだダバダバ!!!~”のセミ・ファイナルがいよいよ開演。歓声を浴びながら登場した、この流行病の首謀者・POLYSICS。1曲目「Heavy POLYSICK」が鳴るなり、その音波によって、観客の無防備な腕にPolysickの菌が静かに注入されていき、僅か数秒でその菌は全身にまわっていく。そして「Bleeping Hedgehog」の電気ショックを受けた途端、飛び上がるように皆一斉に踊り出す!
それにしても、今年のポリ病はタチが悪い。3ピースとなってからの彼らの一体感には目を見張るものがあり、さらに増していく音の重さ、厚みには驚かされるばかりだ。音とステージングのテンションは、最早他のどのバンドにもないものであり、ハイテンションなどという次元ではない、常軌を逸しているといってもいいレベルである。文字通り、凄まじい“中毒性”だ。
Heavy Polysickの進行は止まらない。“まだまだダバダバ!セミファイナル! 新木場STUDIO COAST!俺はこの日を首を長くして待ってたんだー!帰ってきたぜ東京!きばきばきばっていこうぜー!” ハヤシ(Gt&Vo&Synthesizer&Programming)の声に答えるように、盛り上がっていくフロア。フミ(Ba&Vo)の重低音が体に重くのしかかり、ハヤシの強烈なギターが客席を次々と打ち抜いていく。ステージから仕掛けられる銃撃戦は時間を追うごとにヒート・アップし、銃弾を浴びた観客は、理性を失って踊り狂うだけのゾンビと化していく「Digital Dancing Zombie」。死人に限界はないとばかりに、踊り続ける。ジャンプ!ヘッドバンキング!モッシュ!ダイブ!そして、この日のハイライトの一つ「MAKING SENSE」では、懐かしさへの歓喜のあまりフロアは全面ぐちゃぐちゃに。過呼吸になりそうな勢いで動き続ける客席と煽り続けるステージ。
どうやら、このウイルスは悪性だ。ヘヴィーでキャッチー、カラフルでド派手な音は、さらに激しく吹き荒れていき、重症患者たちはいよいよ末期症状へ。脳内に星が飛び交うようなシンセ。高ぶりのあまり髪の毛を引っこ抜きたくなるようなギター。みぞおちを下から蹴り上げるようなベース・ライン。最早一心不乱に踊るだけのフロア。隣を見れば、狂喜乱舞のあまり虚ろな目をしているではないか。
アンコールまで、音も、ノリも、ダンスも、キレは増すばかり。「Young OH! OH!」では、片手では足りんと両手が交互に上がり、「Boys & Girls」は巨大な地鳴りを起こしていく。そして、募るばかりのPOLYSICS禁断症状へ作用する最大の曲「Let's ダバダバ」!地鳴り最大級!手拍子最大級!テンション最大級!最早、僕らの脳みそには“ダ”と“バ”しかない。最大級のダバダバの波を乗り切ったハヤシが、最後はステージに倒れ込んで終了となった。(勿論、最後は立ち上がり、トイスコールで締めてくれました。)
- 1
LIVE INFO
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号



















