Japanese
LEEVELLES
2023年04月号掲載
Member:小川 紘輔(Vo) 川﨑 純(Gt) 宮地 正明(Ba) 髙木 皓平(Dr)
Interviewer:山口 智男
エンターテイメントをコンセプトに掲げ、2019年8月1日の結成を経て、同年10月20日に活動を開始した4人組ロック・バンド、LEEVELLES。以来、様々な音楽の要素を洗練されたバンド・サウンドに落とし込んできた、その彼らが輝かしい明日に繋がる挑戦をテーマに作り上げた最新曲「Step&Step!」を配信リリース。キラキラと鳴るファンキーなポップ・サウンドに込めた思いやメンバーそれぞれの挑戦を訊いた。
-まず結成の経緯から教えていただけますか?
川﨑:もともと、髙木と僕がやっていたバンドが活動を終えたとき、新たなことに挑戦できるバンドをやりたいということからメンバーを集め、僕の高校の後輩だった宮地と別のヴォーカリストを含む4人で1回スタートしました。ところが、その直後にコロナ禍になってしまい、いきなり何も活動できない状況になってしまって、そのタイミングでヴォーカリストがやめてしまったんですけど、宮地が友達だった紘輔君を連れてきてくれて、改めてスタートすることになったんです。
小川:バンドに誘われる前にLEEVELLESのライヴを観たことがあったんです。宮地に誘われて観に行ったんですけど、スケールの大きなバンドだと思いました。当時、僕は別のバンドをやっていたので、すごく刺激を受けて、またライヴを観に行きたいと思っていたんですけど、気づいたらバンドに入っていました(笑)。
宮地:前のヴォーカルが抜けるってなったとき、"歌が上手いやつ、いる!"と小川のことを思い出して、すぐに誘おうと思いました。
-新たなことに挑戦するという意味で、川﨑さんと髙木さんはどんなバンド、あるいは音楽をやりたいと考えていたんですか?
髙木:とりあえずエンターテイメントとスケールのデカいことをしたいと考えていました。その原体験がいくつかあるんですけど、SEKAI NO OWARIのライヴを富士急ハイランドで観たとき、照明の効果を含め、演出の部分で心を打たれるものがあって。もちろん今もエンタメというものを模索はしているんですけど、そういうところからスタートはしていますね。
-そういう方向性は、小川さんも宮地さんも一緒なんでしょうか?
小川:そうですね。前のヴォーカルはすごいパワーがあったので、誘われたときは嬉しい反面、大丈夫かとちょっと不安にもなりましたけど、どんなバンドがやりたいのか聞かれたとき、"ディズニーランドみたいなバンドをしたい"と答えたら、皓平君が"俺もなんよね"と言ったんです。それを聞いたとき、目指すところは一緒だと思えたので、このバンドに入って、自分の力でバンドを大きくしていこうと覚悟を決めました。
宮地:純君も僕も以前は、ある意味間口が狭めのバンドをやっていたんですけど、僕も新たにバンドをやるなら、もっと間口が広いというか、みんなが好きなものと自分たちが好きなものが重なるようなものをやりたいと思っていました。
-作詞作曲はもちろんですが、それだけにとどまらず、LEEVELLESはマスタリングも含む、すべてのレコーディング行程に加え、MVの制作も自らやっているそうですね?
川﨑:そもそもは制作にかける予算を抑えるために始めたことなんです。コロナ禍の影響で、ライヴ活動ができなくなったとき、とりあえず作品は出し続けないと進むことができないというか、何かやれることをやらないと、音楽をやめる理由がありすぎたので。それなら自分たちでやるしかないと、レコーディングや動画撮影の勉強をイチから始めたんです。
宮地:幸いなことに時間もたくさんあったので(笑)。
小川:時間はあるけど、お金はないみたいね(笑)。
川﨑:前のバンド時代、大きなスタジオでレコーディングさせてもらう機会もあって、エンジニアさんの作業を見ながら、自分でやってみたいという気持ちもあったんですよ。だから、もちろんお金もなかったんですけど、曲をただ作るだけじゃなくてミキシングやマスタリングを自分たちでやることによって、作品として完成度を高められるんじゃないかとも思いました。MVも同じですね。ただ、作るからにはクオリティの高いものを作りたかったので結構頑張りました。自分たちでやっているからクオリティが低いものになっても仕方ないっていうのは嫌だったんですよ。
-その経験は今後、外部のクリエイターと楽曲なり、MVなりを作るうえできっと役立つでしょうね。
川﨑:そうですね。自分たちももともと、自分たちで全部やろうと考えていたわけではないので、チャンスがあるならいろいろな人とやってみたいと思いますけど、コミュニケーションも含め、いい関係を作りながらできるんじゃないかっていう確信みたいなものはあります。
-さて、メンバーそれぞれにLEEVELLES以前にバンド活動歴がありますが、エンタメを掲げたバンドを始めるにあたって、ご自分のプレイを見直すこともしたのでしょうか?
川﨑:プレイのスタイルの話ですよね。
-はい、意識的に幅を広げていったところもあるんじゃないかって。
川﨑:前のバンドではタッピングをいっぱいしていましたけど、アレンジとして取り入れた結果、そういうバンドと見られていたのでやっていただけで、LEEVELLESでやっているようなカッティングもアルペジオももともと好きなんですよ。以前は自分のアプローチありきで考えていましたけど、LEEVELLESの曲はノリ方も含め、いろいろなジャンルが混ざり合っているので、曲ごとにアプローチを変えていっているところはありますね。そのせいか、アレンジを考えるときに悩むようになりましたけど、試行錯誤しながらいっぱいいろいろなギターを弾けたらいいなというのは思っています。
宮地:僕も前のバンドでは、ひとつの武器だけを磨くプレイをしてきたんですけど、このバンドでやる曲はそういうわけではないので。こんな曲を作ったよということに対して、これまでのやり方じゃないやり方でアプローチしないとできないこともあるんです。そこに挑戦するというのが曲ごとにあるので、ほんとに毎日、ワクワクしています。
髙木:僕のドラム・プレイも結構変わりました。曲を書くようになったということが大きいんですけど、歌を聴かせるために、どうしたらいいだろうという考えが最初に来るようになりましたね。昔は手数を詰め込めるだけ詰め込むみたいなところがあったんですけど、歌にフォーカスしたときにドラムの役割として、演奏を支えたり、ノリを作ったりということはもちろん、何よりも歌を引き立たせるためのプレイを考えるようになりました。
-ヴォーカリストとして、小川さんのアプローチも変わりましたか?
小川:そうですね。以前やっていたバンドは、作詞作曲は僕がメインにやっていて、英詞も含め洋楽寄りというか、いろいろな音は入っているけど、ストレートに表現していたんです。でも、LEEVELLESでは邦楽ならではのコード進行や歌い回しが増えたので、言葉ひとつひとつの発音や、メロディに対する歌詞の埋め方をさらに意識するようになりました。あと、以前はとにかくきれいな音楽を作ろうとしていたんですけど、LEEVELLESではそのきれいな部分を際立たせるために陰の要素というか、ちょっとした濁りを入れることに挑戦しています。
川﨑:歌も含め、1stフル・アルバムの『SEASON』(2021年リリース)と2ndフル・アルバム『COLORS』(2022年リリース)でもバンド・サウンドはかなり変わっていると思います。
-いろいろな音楽の要素が入り混じっているにもかかわらず、ごった煮にならずに、曲ごとに洗練が感じられるところがLEEVELLESの魅力だと思うのですが、それはメンバーそれぞれに曲を基軸にしたアプローチをしているからということが、今のお話からわかりました。そんなLEEVELLESは、昨年12月7日に渋谷Spotify O-WESTで初ワンマン・ライヴ([LEEVELLES ONEMAN LIVE "PORTAL"])を成功させ、現在、来年のメジャー・デビューに向けて、さらに活動を進めていこうと考えているところだそうですね。そんな状況を踏まえ、今年23年は、どんな1年にしたいと考えていますか?
小川:今年も含め、これからの話ではあると思うんですけど、ライヴを観に来てもらうためには、自分たちのワクワクがお客さんにちゃんと伝わって、LEEVELLESのライヴに行きたいと思ってもらえるようにしなきゃいけないと考えています。そのために、まず自分たちがワクワクできるバンドにしていかなきゃいけない。ワクワクできることのひとつとして、それまでの集大成として昨年ワンマン・ライヴをやらせてもらったんですけど、この経験を生かしながら、もっといろいろな人と関わりながら、ワクワクできることを増やしていきたいと思っています。
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