Japanese
LEEVELLES
Skream! マガジン 2024年10月号掲載
2024.08.29 @代官山SPACE ODD
Writer :山口 哲生
LEEVELLESが開催した"LEEVELLES presents CROWN Fes. #2"。"新しいシーンを作っていきたい"という彼等の思いから始まったこのイベントは、"アートも含めて文化として発信していきたい"という意図もあることから、フロアには小川紘輔(Vo)が描いた絵を展示。また、転換中はLEEVELLESのメンバーがDJをしてフロアを盛り上げる等、彼等がこのイベントに込めている強い思いが様々な場面によく表れていた(なお、LEEVELLESの転換中はirienchyの宮原 颯(Gt/Vo)と諒孟(Gt)がDJを担当した)。
この日ゲストに招かれたのは計3組。O.A.を務めたのは、大原きらりのソロ・プロジェクト mzsrz。アッパーな楽曲だけでなく、既存曲をアコギ・バージョンにリアレンジして披露する等、その歌声で強いインパクトを与えていた。"俺らのロックを送ります!"という宣言通り、エモーショナルなライヴを繰り広げたのはSUGARLUNG。パワフルで伸びやかなハイトーン・ヴォイスと骨太なギターをぶっ放し、壮大なスケール感を持ちながらも、衝動迸る歌とバンド・サウンドでフロアを魅了した。irienchyは、ちょっぴり切なさを帯びつつもハッピーな印象が漂う楽曲群を立て続けに演奏していくなか、「ミラクルダンサー」でLEEVELLESの小川が登場。フロアにいるオーディエンスを1人残らずポジティヴな方向へいざなっていた。
この日のホストであるLEEVELLESは、「無限未来」でライヴ・スタート。透明感のあるサウンドをフロアに広げていくと、瑞々しさに満ち溢れた「Step&Step!」へ。髙木皓平(Dr)が叩き上げる弾むビートの上で、伸びやかな歌声でメロディを紡ぐ小川。彼に寄り添うように、川﨑 純(Gt)と宮地正明(Ba)は美しいコーラスを重ねて幸福感を高めていく。そこからメジャー・デビュー曲である「ヨルヲカケル」になだれ込み、焦燥感が滾るバンド・サウンドを走らせると、それに呼応するようにフロアからは多くの手が上がった。
中盤はミディアム・ナンバーで魅了する4人。美しい夜空を思わせる「Milkyway」では小川がキーボードを奏で、流麗に、ダイナミックに指を走らせると、続けて「3月32日」へ。淡くてセンチメンタルな空気でフロアを包み込んでいった。そこから一気にギアを上げて「地獄の沙汰も愛次第」に突入。グルーヴィなリフと爆発力のあるサウンドでフロアと共に熱く盛り上がった後、「花占い」をライヴ初披露した。儚くも尊くて、心の柔らかな部分を締め付けるような清涼感のあるサウンドで、フロアを心地よく揺らしていき、これまでの感謝を歌に込めた「Walk」へ。宮地と髙木ががっしりと土台を支えるなか、川﨑はギター・ソロを情感たっぷりに奏で、小川は再び鍵盤を奏でながら言葉を届けていくドラマチックな一幕となった。
バンド然としたパワフルなサウンドでフロアを熱狂へといざなっていく場面も多かったが、どことなく優しさや柔らかさのようなものを感じさせるステージだった。アンコールで「ユレユレル」を披露する前、"温かい空間"という話をメンバーたちがしていたのだが、間違いなく彼等の音楽から滲み出ているものがそうさせているのだと思う。そんな温かな場所で、親密な仲間へ向けて一音一音を丁寧に届けていく4人。そんな彼等のスタンスは、10月からスタートする初ツアーのタイトル[LEEVELLES Tour 2024 "音楽のすゝめ" 人の上で音を鳴らさず、人の下で音を鳴らさず]にもよく表れていると思う。ラスト・ナンバーは「明日は明日の風が吹く」。どこまでもまっすぐに疾走していくビートが、仲間と共に未来へ向けて駆け出していく4人の姿と強く重なった。
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