Japanese
snooty
2021年06月号掲載
Member:深原 ぽた(Gt/Vo) ユトリミサ(Ba) しおり(Dr)
Interviewer:稲垣 遥
昨年2020年11月に、1stミニ・アルバム『こぼれた』で配信デビューした福岡発の3ピース・バンド、snooty。明るいことばかりではない現実をつぶさに描きながらも、日常の幸せを望む素直な想いが確かに滲む、その凛とした音源は国内のみならず、海外の音楽好きにも届き、MVの視聴数も増加し続けている。そんな彼女たちが、4月より3ヶ月連続で新曲を配信中。その第1弾「空白」のリリース後の反響も凄まじいなか、3人にインタビューを敢行した。楽曲に表れた通りの、見える景色を受け止めながら前を向く、二心のない言葉が印象的だった。
-snootyは昨年11月の1stミニ・アルバム『こぼれた』が配信デビューでもあって、福岡を飛び出して全国的に聴いてもらえることになった作品だと思いますが、リリース後、手応えは感じられましたか?
深原:あんまりないんですけど、MVとかが自分が思ってるよりすごく再生されてて、特に海外の方からの反応が多いなとは実感しています。
ミサ:Instagramのストーリーで"聴いてるよ"とか、上げてくれてる友達が結構いて、今海外の方の話もあったんですけど、近くの人も聴いてるなぁってそういうところで感じました。
しおり:YouTubeももちろんですし、Instagramのフォロワーがすごく伸びて、映像を観た方がInstagramもチェックしてくださって、広がってるなぁっていうのは、ちょっとずつですけど、実感してます。
-今おっしゃった通り、MVを観ていて海外からのコメントの多さに驚いたんですが、何がきっかけだったんでしょうかね?
深原:コメント欄を見てても、Instagramっていう言葉がよく出てくるので、たぶん広告で気づいてくださった方がたくさんいるんだろうなぁって思います。
-あとは海外でも聴かれている"Pluto"のSpotifyのプレイリストに選ばれたというのもありますよね。
深原:はい。あとTikTokにも「会いたい」(『こぼれた』収録曲)が使われてるって聞いてびっくりしました。
-聴かれている実感が湧いて、重圧にはなったりしましたか? それとも嬉しいが勝ちました?
深原:嬉しいが勝ちますね。
ミサ:海外の方は言葉が伝わらなくても、"いいね"とか、"この音楽好き"とかいうコメントがあって、そういうのが伝わってるのは嬉しいなって思いますね。
-純粋に音を聴いて感じ取ってくれているってことですもんね。YouTubeには英語で歌詞を載せていますね。
深原:海外の方が思ったより観てくださってるってなって、歌詞の内容も全部なるべく理解していただきたいなと思って、英語の歌詞をつけ加えました。
-みなさんは前回Skream!でメール・インタビューしたときに、YUIや、チャットモンチーなど、国内アーティストをルーツとして挙げられていますが、海外のシーンを意識したり、聴いたりもしていますか?
深原:ありますね。でも、そこを意識してというよりかは、自然と海外の音楽も聴いてみようかなって気持ちが生まれて。きっかけは海外の方が聴いてくださるからっていうことではなくて、個人的に海外の音楽が好きな時期に入ってきてるっていうので今聴いてはいますけど。
-それを新しい音源に落とし込んだりするっていうのは?
深原:それは、今はないですね。
ミサ:私は人に薦められた音楽や、アーティストはとりあえず聴こうかなっていう気持ちになって。今までは好きなものばっかり聴いてたんですけど、知らなかったものにヒントがあるのかなって思って、海外の方が聴いてくれたところから変わってきたのはあります。
しおり:私はもともと洋楽とか聴かなかったんですけど、やっぱり英語でみなさんコメントをくださるので。友達は結構洋楽好きな人とかいたから、私もおすすめを聴いてみたりして。王道なところなんですけど、ちょっとは聴くようにはなりましたね。
-ミサさんやしおりさんは少なからず、聴かれているということが意識の変化にも繋がったんですね。
しおり:うん、そうだと思います。
-ルーツの話で言うと、ぽたさんは特にeastern youthを師と仰いでいるそうですけど、曲を聴いてからそれを知って、腑に落ちるところがあったんですよ。snootyの音楽もeastern youthの音楽もディストピア感が漂いながらも、それを自力で押し返そうというか、生き抜こうとしている精神力も息づいているなって。
深原:ありがとうございます。照れ臭いですね(笑)。eastern youth好きです。合う/合わないがあるので、全部をまねするわけではないけど、音の感じはちょっと参考にしてますね。
-ぽたさんの年齢からすると、eastern youthは大先輩になると思うので、単純に気になったんですが、好きになったきっかけはなんだったんですか?
深原:バンドの友達に"いいよ"って薦められて、聴いてみたらハマっちゃったという。
-どういうところが魅力だと思いました?
深原:雑草の中に生えてる花みたいな。強く生きてるなっていうのをすごく感じて。感覚でしかないんですけど、一音一音に魂が込められているところに私はやられましたね(笑)。
-それは、やっぱりsnootyにも通じていると思います。個人的にはそういう意味で、今の世の中で聴きたいような音楽のように感じたんですよ。手放しで明るくはなれなかったり、不安や寂しい気持ちみたいな側面も現実としてあったりしながらも、snootyの曲はそんななかですごく素直な言葉で日常の幸せを願っている感覚があって。
深原:あぁ、ありがとうございます。
-でも、歌唱としては、吉野(寿/eastern youth)さんとはまったく違うアウトプットの仕方ですね。
深原:歌い方とか、そういう面に関しては、私きのこ帝国とplentyが好きだったんですよね。ずっと聴いてたので、もしかすると参考にしている部分があるのかなと思います。
-では作品の話に移っていきますが、今回は3ヶ月連続でシングルが配信リリースになりますね。この3曲はもともとあった曲なんですか?
深原:2曲はもともとあった曲で、1曲は配信で出すってなってから作ったんですけど、「空白」がまったく新しい曲になります。
-この3曲を選ぶには何かテーマみたいなものはあったんですか?
ミサ:やりたい曲ですね。
深原:やりたい曲を挙げていって、この中でどれが一番聴いてほしいかってところから3曲選びました。自分がやりたいから、選んだんですけど、それが自然とリスナーさんの状況に繋がっていったところがあるかなって思ってます。
-「空白」以外の2曲はいつ頃作った曲なんですか?
しおり:1年くらい前じゃない?
深原:前作のときにはたぶんありましたね。でも、まだ練習不足じゃないですけど(笑)、出せる状態じゃなかったのかもしれないです。
LIVE INFO
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号