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DISC REVIEW

Japanese

センターライン / ガール・インザ・スペースルーム / 心音

snootyの今を切り取り、3つの夏サウンドに乗せた3ヶ月連続シングルが到着。その第1弾にしてバンド第2章の幕開けを飾る「センターライン」は、爽やかな日差しを受けて走り出すような清々しいギター・ロックに、深原ぽた(Gt/Vo)がユトリミサ(Ba)、しおり(Dr)と肩を組んで進もうとする想いも織り交ぜた、強くなりたいすべての人の背中を押す応援歌だ。一転、「ガール・インザ・スペースルーム」では初のヒップホップ/R&B調に挑戦。蒸し暑い午後に部屋の中で悶々とした気持ちを巡らせる場面をリアルに浮かばせる。そして、それらを締めくくる「心音」は、夜更けの町でかけがえのない仲間と過ごした時間を思い起こすノスタルジックなナンバー。snooty印のひずんだギターが感情をかき立て、じんわりと沁みる。(稲垣 遥)