Japanese
岸田教団&THE明星ロケッツ
2018年08月号掲載
メンバー:岸田(Ba) ichigo(Vo)
インタビュアー:杉江 由紀
かつてサブカル系アンダーグラウンド・シーンの星であった岸田教団&THE明星ロケッツが、今やYouTubeでの楽曲総再生回数が1,000万回以上を誇る世界規模の人気バンドにまで成長した理由。それは、ニーズに対して的確に応えることを武器としてきたからに違いない。今春には始動から10年を迎えた岸田教団&THE明星ロケッツが、このたび発表するシングル『シリウス』は現在放送中のTVアニメ"天狼 Sirius the Jaeger"OP曲として起用されており、いわゆるアニソンとしての役割を十二分に果たしながらも、彼らが持つバンドとしての特性や、これからの未来を見据えた音作りまでがなされたこの作品は、きっと確かな布石となっていくことだろう。
-前回シングル『ストレイ』(2018年2月リリースの7thシングル)の取材をさせていただいた際、岸田さんは"これからも、アニメのタイアップいっぱいください!"とおっしゃられていましたが、まさに今回のシングル『シリウス』も現在放送中のTVアニメOP曲として起用されているそうですね。
ichigo:今回は、TVアニメ"天狼 Sirius the Jaeger"という作品のOPとして表題曲の「シリウス」を作らせていただきました。ちなみに、アニメのタイトルはこの表記で"シリウス"って読むらしいです! 一応、どの取材でも言っているのでここでも言っておきます(笑)。
-なるほど(笑)。なお、今回の楽曲についてはアニメの制作側から何かしらのオーダーというのはあったのでしょうか?
岸田:事前に脚本とか絵コンテとか、ラフな動画とか資料はいっぱい来たので、それはかなり参考にしました。
-だとすると、岸田さんはその資料たちから"この物語に対しては、どのような世界観を感じさせる楽曲が必要であるだろうか"と考えられたのでしょうか。
岸田:絵の雰囲気が結構モダンなアニメになってるんですよ。そこは、沿わせていった方がいいだろうなと思ってました。設定としてはサスペンス・アクションというジャンルになるアニメなんですけど、時代とかその作品によってアニメの中のアクションっていうのもそれぞれ違ってきますからね。特に、近代になってアクション・ゲームが発達してきたことにより、ずいぶんと変わってきたし、それこそ今回のアニメは"アサシン クリード"とか海外のスタジオが作る大作ゲームからの流れみたいなものを動画の雰囲気から感じたので、"じゃあ、曲も洋楽っぽい感じがいいじゃん"みたいな感じで作っていったんです。
-ラフな動画から、そこまでの解析をされるとはさすがです。一方で、曲ができたところからアレンジを完成させるまでには、どのようなプロセスを踏まれていったのでしょう?
岸田:この曲は珍しく、ほぼ完全に近いかたちでアレンジもしてから各メンバーに渡しました。というか、"この曲はこうだから"と僕がみんなに突きつけた感じですね(笑)。
-アレンジの際、特に重要視したのがどんなところだったのかも教えてください。
岸田:本来であればシンセをもっと入れても良かったんですけど、その部分をこの曲ではギターにも割り振ってます。だから、空間系のエフェクティヴなアプローチのギターが今回は多くなってますね。はやぴ~(Gt)さんとふたりで、お互いが持っているエフェクター・ボードを思いっきりフル活用しました。
ichigo:ど頭のギター・リフとか、すごいかっこいい!
岸田:フィルターがかかってるやつでしょ。ワウとかじゃなくて、シンセのフィルターに近いようなものをかけるイメージでやってる。
ichigo:ワウだと重すぎちゃうし、こぶしが入っちゃうもんね(笑)。
岸田:音作り的に言うと、アンプの前でフィルターされるのと、アンプを通ったあとにフィルターされるのでもまた違ってくるし。俺のボードにはワウは入ってないけど、ワウと同じような音を出せる電子的に動くフィルターを入れてる。効果的にはほぼ一緒だけど、温度感が違うし音もきれいになるし。結構、今回の曲も普通にエフェクトをかけているようで実は違うっていうのがサラサラっと入ってる(笑)。
-リズム隊のアンサンブルについては、どのように考えていかれましたか?
岸田:ドラムとベースに関しては、この曲って少しスローな雰囲気にはなっているんですけど、作った側からすると別にリズムそのものがスローというわけではないんですよ。BPM的には180くらいあります。演奏するときにそこは解釈を変えてやっているところがあって、ドライヴ感を持たせるようにプレイしていきましたし、むしろ遅く感じさせすぎないようにということを気をつけましたね。だから、ベースもこれを全部ダウン(ダウン・ピッキング)で弾こうとしたら難しいと思います。アップとダウンを交ぜることによって、その音量差でドライヴ感とかスピード感を生み出しているんです。そこも、洋楽的なイメージを出したかったからやったことですね。
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