Japanese
コレサワ
2016年10月号掲載
Interviewer:松井 恵梨菜
-アレンジャーさんの手が加わることで曲が変化するのは面白いですよね。Track.3「バックアップ」では、元ふぇのたすのヤマモトショウさんが編曲を担当されていて、今までのコレサワさんの曲にないデジタルなテイストで新鮮でした。
「バックアップ」はショウさんにアレンジしてもらうって決まってから作った曲で、"ショウさんとやるならこういう曲がやりたい"と思って作ったので、今までとは作り方が違うし、聞こえ方も新しいと思います。最初にアコギの音だけで曲を送って、"あとはお任せします、ヤマモトショウっぽくしてください。それを前面に出してほしいです"ってお願いしました。エレドラとかを使った経験がなかったので新鮮だったし、シンセの音にもかなりこだわってくださって、すごいなって思いました。
-ヤマモトショウ節が出ていますよね。「バックアップ」の歌詞は「J-POP」と通じる印象があり、今の自分を肯定したうえで前に進もうとする姿勢が両曲にあるなと感じたのですが、いかがでしょうか?
「バックアップ」は「J-POP」を作る前にできていたので、ある意味、「バックアップ」が作れたから、それがバネになって「J-POP」をちゃんと完成させることができたんです。「バックアップ」は......20代って、キラキラしてるじゃないですか? やりたいことも増えるし、30代に向けて、より"大人"になっていく年代で。そんな20代を記録したいなってずっと思っていたので、去年から10年日記を始めたんです。毎日書いてると、嫌なこともウザいこともあるけど、それがあっての今なので。iPhoneもみんなバックアップするじゃないですか? しておかないと、いざというときに写真も全部消えちゃうので。なんかそれってすごくもったいないなって思うから、同じように人生もちゃんと大事に覚えておこうっていう意味で、みんなもいろんなことをバックアップしてほしいし、自分もそうしていきたいなと思って作った曲です。
-嫌な記憶は、たいていの人が"リセット"という選択をすると思うんですけど、そこで"バックアップ"を選ぶところに、コレサワさんのポジティヴさが出ていますよね。"何かに変えてもらおうだなんて/思っているうちは変わらない"と友人に言われたという歌詞がありますが、これは実際のエピソードでしょうか?
そうですね。曲を作って出して、キャンペーンをして取材を受けてっていう、音楽活動がルーティンになってしまったときに、ちょっと刺激がないなと思ったんですよ。会ってる人も最近ずっと一緒だなと。それで"自分を変えたい"って友達に言って、免許取ろうかなとか、英会話習おうかなって話してたら、"何かによって変えてもらおうと思ってるうちはなんも変わらんで"って言われたんですね。それは友達とお風呂屋さんで話してたことなんですけど(笑)。"自分から変わりたいって思わないと何も変わらない"って言われたときに、ハッとして。それが、まさに私が探していた答えだったんですよ。だから、何かに頼るんじゃなくて、自分が変わろうと思えばどんな場所でも大丈夫だってことを伝えたくてこの歌詞を書きました。実際に、前作をリリースしたあとタイに行ったんですよ。よく、"海外旅行に行ったら人生観が変わる"って言う人がいますけど、ただ行ったくらいでは今まで積み重ねてきた大事なものは変わらないんですよね。
-その友人の言葉を受けて、実際に何か変わりましたか?
そのとき、「J-POP」の曲はできてたんですけど、歌詞が書けなくて結構落ち込んでたんですよ。それでその言葉を言われてから完成したので、本当にいいきっかけをくれました。気持ちが楽になったというか、考えすぎずに書けたんです。
-そのひと言でスッと心が軽くなったんですね。「バックアップ」のMVはアニメーションがグレードアップして、"れ子ちゃん"(※コレサワのキャラクター)の動きがリアルになっていて、とても楽しませていただきました。
MVはスマホの画面いっぱいに見られる仕様になってるんですけど、まだほかの人があまりやっていないことだから、挑戦しようって言ってウチボリシンペさん(※コレサワのアートワークを手掛けるデザイナー)と作りました。なので、このMVはぜひスマホで見てほしいです! 今回は、どういう展開にしたら伝わるかとか、細かいところまで念入りに話し合いながら作っていきました。
-個人的に、れ子ちゃんが部屋でゴロゴロしているところがお気に入りです(笑)。
あそこヤバイですよね(笑)! 私もそこが好きで。最初は違う絵だったんですけど、私がいつも自分の部屋ではゴロゴロしてるから、"ゴロゴロさせてくださいよ"ってウチボリさんにお願いしたら、高速でゴロゴロしてて(笑)。ウチボリさんらしいなと思いました。
-あのフォルムでゴロゴロしてるのがかわいいですよね(笑)。後半には少女アニメの変身シーンのような場面もあって、本当に女子の夢が詰まった内容だなと思いました。
そうなんですよ! 昔アニメでよく見てたじゃないですか。でも昔の変身シーンって、すごくエロかったんですよ(笑)。ちゃんとおっぱいの形とか描かれてたんですけど、最近って誤魔化してるじゃないですか。"キューティーハニー"の変身シーンとかめっちゃすごかったですもんね。でも、それをれ子ちゃんでやると変な感じになっちゃうから、今回は単純に変身シーンを入れるということにリスペクトを込めました。
-同世代の女性は間違いなくテンションが上がるシーンだと思います。Track.2「ショートカットに憧れて」は好きな人の好みの髪型を気にするという、女性なら誰もが経験したことのあるシチュエーションかなと思うのですが、コレサワさん自身がロングヘアなのは、この曲の詞にあるとおりの理由なんでしょうか?
そうですね。今はだいぶ慣れたんですけど、昔はすごく人見知りで、横髪があると壁になってくれて安心してたんですね。それに、切ったら後悔しそうで。似合わなかったときどうしようって自信がないのもあるし。それなのに、気になってる男の子に"ショートカットが好き"って言われたときのショックで書いた曲ですね。
-女性にとって、髪をバッサリ切るのは勇気がいることですから。でも、いつか切るときが来たら、コレサワさんが大きく変わるタイミングなのかもしれませんね。
実は、子供ができたら髪を切るって決めてるんですよ。それまではたぶん切らないですね。ひとつの夢として、子供を産むっていうのはやっぱりあるので。
LIVE INFO
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
ナナヲアカリ
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
- 2025.07.10
-
TENDOUJI
Saucy Dog
礼賛
いきものがかり
浅井健一
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
BBHF
the dadadadys
Hello Hello
GRAPEVINE
ザ・シスターズハイ
Organic Call
downy
四星球
- 2025.07.11
-
TenTwenty
女王蜂
TENDOUJI
なきごと
the shes gone
フレンズ
Saucy Dog
Laughing Hick
浅井健一
WtB
yutori
ビレッジマンズストア
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
のうじょうりえ
賽
ヤバイTシャツ屋さん × Perfume
wacci
KALMA
LITE / DO MAKE SAY THINK / HOTEL NEW TOKYO
GLIM SPANKY
Mirror,Mirror
reGretGirl
四星球
Rei
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
RELEASE INFO
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.10
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号