Japanese
EARNIE FROGs
2016年05月号掲載
Member:三木 正明(Gt/Vo) 尾形 悠妃(Ba/Vo) 寺尾 広大(Gt/Cho) 磯貝 祐香(Dr/Cho)
Interviewer:沖 さやこ
名古屋を中心に活動している男女ツイン・ヴォーカルの4人組ロック・バンド EARNIE FROGsが、約3年半ぶりの全国流通盤『SURVIVE』をリリースする。この期間、バンドは大きな変遷と成長を迎えていた。メンバー不仲(!)による活動休止を経て再スタートを切り、まさしく"生き残った"バンドだからこそ、バンドの底力が漲った作品である。ライヴ会場とTOWER RECORDSでリリースされた3枚のシングル表題曲を含む全6曲。バンドの歴史を追いながらその全貌をひもといた。
-EARNIE FROGsはリーダーの寺尾さんを中心に2010年7月に結成されたそうですね。
寺尾:僕と尾形が同じ中学校で、ちゃんみき(三木)とは同じ高校でした。"面白いヴォーカルがふたりいるからあとはドラムだな"と思って、僕と同じ専門学校に通っていたゆかちん(磯貝)に声をかけました。
三木:高校時代に遊びで、ちょっとだけ尾形と寺尾と僕ともうひとりでACIDMANやthe pillowsのコピーをしていて、その流れで2010年に結成しました。もともと4人ともロックやギター・ロックが好きで、なおかつ闇を抱えているので(笑)、そういうものがバンドのエネルギーや曲を作る原動力になっているという音楽性の軸はそのときから変わっていないと思いますね。
-コンスタントに自主制作盤をライヴ会場で発表しながら2012年11月に1stアルバム『blue bell』で全国デビューしたのち、2013年8月から12月までメンバー不仲により活動休止ということですが......これは一体何が?
寺尾:まず僕とちゃんみきが険悪なムードになって、そのあとゆかちんもちゃんみきに不満を持つようになって。
三木:四六時中顔を突き合わせていると、人間の深いところまで見えてきちゃうじゃないですか。それで、良いところと嫌なところの、嫌なところだけを感じて過ごすようになってきちゃったんですよね。ライヴはたくさん決まってるから、ライヴと練習の日だけ会う、という事務的な日が続いて......。
磯貝:私は劣等感が強かったので、ずっと"仲良し3人組の中にひとりだけポツンと入った"という意識があって。だから言いたいことも言わずにずっと過ごしてたんですよね。でも当時ちゃんみきの行動すべてが私の怒りに触れて(笑)、面と向かって"嫌い"って言ってしまいました。
寺尾:それで"このままだとまずい"と思ったのでライヴ活動を一旦休止して、スタジオに入る回数を増やしたんですよね。でもスタジオでやっていたのは練習ではなく、ひたすら楽器で遊ぶということで。
磯貝:普段やらないコピーをやってみたり、4人でコーラスを入れてハモってみたり。
三木:それが思っていた以上に楽しくて、メンバーのすごいところやいいところもたくさん見えるようになって。それで"またライヴやろうか"という話になって、また曲ができるようになったんですよね。
寺尾:そのタイミングでできたのが「uncircle」(Track.1)です。
-そうだったんですね。「uncircle」は切ないメロディとスピード感のあるバンド・サウンドによるメリハリのあるアレンジが光る曲だと思いました。バンドが不安定な状況の中、曲が完成できたということは、バンドにとっても大きな指針になりますよね。
三木:それまでは"人間誰しも抱えている闇の部分を見せつけなきゃ、それを歌わなきゃ"と思っていたんですけど、"闇を抱えているからこそ前に進んでいきたい"という思いが強くなって。バンドをクビになるかも、解散するかも、音楽を辞めるかも......そういう状況でギュッとなってしまった心から生まれてきたのが「uncircle」だったんです。明け方に自転車をこいでいたら、サビのメロディと歌詞が一緒にパッと浮かんできて。"あ、これは絶対に今やらないといけない曲なんだろうな"と。その気持ちを追いかけながら作りました。意志力の高い曲になってるんじゃないかなぁ......と思います。
寺尾:最初にちゃんみきがこの曲をバンドに持ってきて演奏したときに、曲が持ってるエネルギーや、曲が発する"こっちに進みたいんだ!"というパワーがめちゃくちゃ強くて、それに振り回されるような感じがして必死でした。これだけの曲だから何かを変える力があるんだろうな......と思いながら演奏してましたね。
三木:2年かかってようやく操縦できるようになったよね(笑)。YouTubeにMVもアップされている限定リリースのシングル(2014年リリースの4thシングル『uncircle』)はこのアルバムに入れるにあたって録り直してるんです。
-「uncircle」ができあがったあとに"TREASURE05X"のオープニング・アクトとして出演、"TANK! the AUDITION 2014"で優勝し、"イナズマロック フェス 2014"への出演が決定。本当にバンドのモードを一変させた起死回生の1曲になりましたね。
三木:ほんと、この曲ができてなかったら解散してますね(笑)。本当にスレスレでギリギリな状況だったからこそ生まれてきた曲だな......と思います。「uncircle」ができあがったときにも強いものを感じたんですけど、「Astroarts」(Track.3)もそれに近いものがありましたね。
LIVE INFO
- 2025.11.21
-
THE BAWDIES
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
THE BAWDIES
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
go!go!vanillas
LiSA
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
RELEASE INFO
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号














