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INTERVIEW

Japanese

つしまみれ

2014年02月号掲載

つしまみれ

Member:まり (Vo/Gt) やよい (Ba/Cho) みずえ (Dr/Cho)

Interviewer:石角 友香

-でも、リアリティは「スローリー〜」の方が出てる?

まり:うん。3人でこれがどういう曲なのか?ってことに関してすごい話してて。進みたいけど進めないような、進んでるような、迷ってるような。でも、悩んでるのは10代でも20代でも、30、40代でも周りの人もみんな悩んでて。だからいつまでも悩み続けながらやってくか、と。でもね、毎日生きてたらすごいあっという間じゃないですか?全部。すごいスピーディーで。

-最後は"スピーディーワンダフルワールド"って、肯定というか......。

まり:達観というか。それで、速い方の歌入れようと思ったとき、「スローリー〜」のこの達観したところを全部かき消すような、日常のどうしようもない感じが入りました(笑)。

-ぜひ、両方聴いてみてその違いを楽しんでほしいですね。さて、15周年を迎えた今年の展望は?

まり:海外に行きたいんですよね、"スピーディーワンダフルワールドツアー2014JAPAN"の後に。

みずえ:JAPANじゃないとこに。

まり:ワールド・ツアーに行かざるを得ないタイトルにしました。もうちょっと誰か手伝ってくれないかな(笑)。アメリカは20ヶ所ぐらいはやりたいけどね、ぐるっと回って。行こう、絶対行かなくちゃ。とにかく旅をしないと、というのはすごい思ってて。Bob Dylanも言ってるから、"人生は旅だ"って。

-他に15周年の計画はありますか?

まり:とりあえず、今年、もう1枚、オリジナル・アルバムを作って、で、今年中にもうひとつ大きな舞台を踏みたいという目標はあります。あたしたちも怒髪天先輩ばりに武道館でやりたいので。

-30年で?

まり:30年じゃちょっとヤバいから、ビシッと凝縮させて。1万人を集めるようなバンドにならなければっていう焦りが(笑)。

-怒髪天は増子さんの人間性が浸透したのも大きいじゃないですか?

まり:がんばろう。人となりがもっと見えたらいいのかしら?垂れ流してる感じもするけどね(笑)。

やよい:垂れ流しすぎてる気もする(笑)。