Japanese
つしまみれ
Member:まり(Vo/Gt) やよい(Ba/Cho) まいこ(Dr/Cho)
Interviewer:岡本 貴之
10月25日にニュー・アルバム『NEW』をリリースするつしまみれ。17年以上活動を共にしたオリジナル・メンバーのドラマー、みずえの脱退という非常事態を乗り越え、サポート・メンバーのまいこを正式メンバーに迎えて新生つしまみれとして完成させた今作に、メンバーはどんな想いを抱いているのか? また、新たに結成されたex-嘘つきバービー、しげるとの新バンド"つしまげる"とは何か? メール・インタビューでつしまみれの3人に回答してもらった。
-まず、新ドラマーとして加入したまいこさんはどんな方なのか教えてください。
まり:まいことは、レコーディング・エンジニアの中村宗一郎さんの紹介で出会いました。もともとバンドはやってるけど、そこまで活動が活発じゃなかったみたいで、最初は、私のソロ・ライヴでパーカッションで入ってもらったんです。それが去年の年末で、そのころはみずえとつしまみれを続ける気満々だったんだけど、ソロ・ライヴの打ち上げのときに、まいこが"ロング・ツアーとかライヴだけの生活に憧れてる"って言ってたのが印象的だったんです。それで、今年に入って、みずえが辞めるって決まったときに、真っ先に顔が浮かんだのがまいこでした。
やよい:まいこのイメージ......マイペースでイケメン好き。まいこは、私とまりよりも5歳下で、長くバンドはやってたけどツアーをやったことはなくて、普段は正社員として働く生活を送っていたんです。そんななか、いきなりレコーディング、ヨーロッパ・ツアー、日本ツアー、アジア・ツアー、アメリカ・ツアー・キャンセル、リリースという具合にすごく目まぐるしいつしまみれのバンド人生に巻き込まれちゃったわけなんですが、大人になってから今までと全然違う環境に対応して、楽しんでくれて、なかなか肝が据わっていてかわいいなと思っています。
-まいこさんはサポート・メンバーとして春からレコーディング、海外へのツアーと怒涛のスケジュールだったと思うのですが、そうした活動のなかでどのような思いを抱いていましたか?
まいこ:レコーディングに参加している間は、本メンバーになれるなんてことあるかな......!? と期待しつつも、演奏面で力不足も感じていたので、スタジオに入るたびにすごく緊張していました。そんな状態でも、ヨーロッパ・ツアーに誘ってもらえてすごく嬉しかったので、仕事も1ヶ月有休をとって、ふわふわしていましたね。ヨーロッパ・ツアーに関しては、国内ですらツアーに行ったことのない世間知らずな状態で臨んだので、正直よくわからないまま過ぎていきました。とにかくほぼ毎日ライヴをこなすのに精一杯という感じ......。ホームシックや、英語が喋れないことはかなりつらかったですけど、音楽中心の生活ができてる! という喜びは常にありました。
-まいこさんが加入を決めた理由、つしまみれの音楽に感じている魅力を教えてください。
まいこ:曲も、アートワークも、18年間常に変化していっているところです。もともと変拍子や、ひねくれてるけれどキャッチーな音楽が好きなので、前から知っている初期の曲もありましたが、『人間放棄』(2015年リリースの11thアルバム)を聴かせてもらったときにすごくかっこよくて、更新されてる!! という印象を受けました。さらに新しいアルバムの仮録音を聴いたときにまた雰囲気が違ってすごく衝撃で、"加入したい"という気持ちが強くなりました。常に新しいことをしたい、という気持ちが今までのアルバムにも表れているし、そういう意味で、『NEW』もすごく魅力的なアルバムだと思います。あとは、加入前に観に行ったライヴが、惚れそうになるくらいのかっこよさで、「献血ソング」(2011年リリースのアルバム『GIVING BLOOD』収録曲)を生で聴いたときに泣いちゃったのも、理由のひとつです......。自分はまだまだですが、ああいう見入っちゃうくらいのライヴを毎回できるようになるのが今の目標です。
-ドラマーがチェンジすることはバンドにとってとても大きなことだと思いますが、まりさん、やよいさんが正式メンバーとしてまいこさんを迎え入れた決定打とはどんなところですか?
まり:みずえが辞めて、やよいとふたりになったときに、"次のドラマーはいろんな人とセッションして決めたいね"なんて言ってたんです。でも、最初にセッションしたまいこが、やる気いっぱいで"つしまみれになりたいです!"って言って頑張ってくれたのが嬉しくて。でもでも、海外ツアーとかを通して恐ろしい本性が顔を出すかも!? ということで、サポート・メンバーのまま、ヨーロッパ・ツアーへ一緒に行きました。もちろん初めてのツアーでいろいろあったけど、元気に乗り越えてくれたのが大きかったかなぁ。私の決定打は、やよいが、"(次のドラマーは)まいこがいい"って言ったことかも......。
やよい:まいこが良かった理由は、つしまみれで楽しくドラムを叩いてくれるところ。3週間のヨーロッパ・ツアーを乗り越えられる体力と気力があるところ。一緒にお酒を楽しく飲めるところ。
-ニュー・アルバム『NEW』リリース解禁時に"1年以上の月日をかけて、悩んで乗り越えてブレイクスルーして、やっとたどり着いた新メンバーでの初作品"という言葉がありました。どのようなことを考えて制作にあたったのでしょうか。
まり:実は、2年前にリリースした『人間放棄』のツアーが終わってから、すぐに次のアルバムに向けて曲作りを始めていたんです。つしまみれはいつも、3人で話してアイディアを持ち寄ってセッションして作曲していたんだけど、なかなか曲作りが進まなくて悩んでいました。みずえにはもう辞めたいっていう気持ちもあったと思うし、まりとやよいはそれに反してもっともっと前に進みたいって気持ちがあって、歯がゆい日々があり、それを打ち消すように、3ヶ国の外国人バンドを呼んだ日本での"外タレまみれツアー2016"と、アメリカ・ツアー、ヨーロッパ・ツアーが続いて、悩む暇がないくらい忙しくしてました。そんななかで、今の自分たちにできる精一杯の10曲を作って録音しました。12月には歌録りまで終わってたんだけど、1月にみずえが抜けることが決まったんです。みずえが抜けることは本当に大きな出来事で。17年半も一緒にやってきたから、当たり前のことなんだけど......。そこで、"つしまみれは、生まれ変わるぞ!"ってなったときに、新しいつしまみれでは録り終わった10曲は使えない! って思って、もう一度すべてアレンジし直して、新しいつしまみれとして録音し直すことに決めました。アレンジし直して、録音し直す作業は本当に楽しくて、新しい世界が見えていく感じ。やっとたどり着いた作品です。マスタリングが終わったとき、"やっとできた!"と嬉しくて泣けてきました。
やよい:いつも、"変わらないつしまみれが新しいことをやり続けたい"って思っていて、それを自問自答しながら制作にあたりました。今回の作品は、途中でみずえが辞めるという大事態もあって、自分がバンドをなぜやりたいのかとか、何を伝えたいのかとか、どう生きたいのかとか、メンバーの人生とか、私たちを愛してくれる人たちのこととか、考えまくって悩みまくって、答えは出たり出なかったりなんですけど、悩みまくったあとに新メンバーでイチからアルバムを作り直すという選択をしました。なので、自分を一度リセットさせた作品かもしれないです。
LIVE INFO
- 2024.03.19
-
神はサイコロを振らない
BIGMAMA
MyGO!!!!!
怒髪天
WurtS
EASTOKLAB
eill
XIIX
milet
East Of Eden
the chef cooks me
- 2024.03.20
-
神はサイコロを振らない
Mr.ふぉるて
いきものがかり
怒髪天
yama
BUMP OF CHICKEN
MAGIC OF LiFE
CRYAMY
AJICO
SUPERCHUNK × NOT WONK
SHE'S
UNCHAIN
Galileo Galilei × BBHF
Tsukasa Inoue
GLIM SPANKY
れん
シノダ(ヒトリエ)
WurtS
Hakubi
ZAZEN BOYS
ザ・クロマニヨンズ
DURAN
秋山黄色×石崎ひゅーい
Amber's
竹内アンナ
TOOBOE
milet
Hello Sleepwalkers
the chef cooks me
- 2024.03.22
-
"HY SKY Fes 2024"
怒髪天
Mr.ふぉるて
さかいゆう
シノダ(ヒトリエ)
キュウソネコカミ
yama
クジラ夜の街
マルシィ
MyGO!!!!!
Creepy Nuts
FABLED NUMBER
a flood of circle
Base Ball Bear
TAIKING
Hakubi
Age Factory
Absolute area
PEDRO × MONO NO AWARE
スピラ・スピカ
ORCALAND
シンガーズハイ
ズーカラデル
- 2024.03.23
-
ヤバイTシャツ屋さん
"HY SKY Fes 2024"
怒髪天
クジラ夜の街
yama
眉村ちあき ※振替公演
ORCALAND
AJICO
原因は自分にある。
Tsukasa Inoue
indigo la End
King Gnu
ExWHYZ
TAIKING
SUPERCHUNK × NOT WONK
EASTOKLAB
Base Ball Bear
MAGIC OF LiFE
Laughing Hick
Creepy Nuts
sumika
東京初期衝動
大塚紗英
フラワーカンパニーズ
"ツタロックフェス2024"
マカロニえんぴつ
Uniolla
離婚伝説
めいちゃん
THE BACK HORN
SUPER BEAVER
虎の子ラミー
TENDOUJI
- 2024.03.24
-
"HY SKY Fes 2024"
眉村ちあき ※振替公演
にしな
いきものがかり
ハンブレッダーズ
MAGIC OF LiFE
さかいゆう
JYOCHO
sumika
indigo la End
東京初期衝動
KiSS KiSS
"ツタロックフェス2024"
Ivy to Fraudulent Game × osage
マハラージャン
cinema staff
GLIM SPANKY
SUPERCHUNK × NOT WONK
めいちゃん
SUPER BEAVER
Newspeak
- 2024.03.25
-
Base Ball Bear
怒髪天
ザ・クロマニヨンズ
SUPERCHUNK
- 2024.03.26
-
神はサイコロを振らない
挫・人間
reGretGirl
- 2024.03.28
-
Hakubi
神はサイコロを振らない
レイラ
リーガルリリー
yama
LEGO BIG MORL
WurtS
- 2024.03.29
-
ORCALAND
いきものがかり
レイラ
BIGMAMA
Mr.ふぉるて
the McFaddin
yutori
Mega Shinnosuke
FABLED NUMBER
Creepy Nuts
佐々木亮介(a flood of circle)
Panic Monster !n Wonderland
Tsukasa Inoue
The fin.
CVLTE
マルシィ
- 2024.03.30
-
キュウソネコカミ
MAGIC OF LiFE
シノダ(ヒトリエ)
神はサイコロを振らない
04 Limited Sazabys / My Hair is Bad / go!go!vanillas ほか
フラワーカンパニーズ
ヤングスキニー
ザ・クロマニヨンズ
Laughing Hick
KANA-BOON ※開催中止
東京初期衝動
BUMP OF CHICKEN
夜の本気ダンス
夜の本気ダンス
Mega Shinnosuke
にしな
This is LAST
the telephones
yama
SEKAI NO OWARI
GLIM SPANKY
SHE'S
kobore
Base Ball Bear
Subway Daydream
TAIKING
People In The Box
マカロニえんぴつ
AJICO
ハク。
MAN WITH A MISSION / サンボマスター / ACIDMAN ほか
indigo la End
Saucy Dog
- 2024.03.31
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
東京初期衝動
ヤングスキニー
ORCALAND
フラワーカンパニーズ
神はサイコロを振らない
sumika / THE ORAL CIGARETTES / SiM ほか
MAGIC OF LiFE
いきものがかり
ザ・クロマニヨンズ
ズーカラデル
Mr.ふぉるて
BUMP OF CHICKEN
超能力戦士ドリアン
リーガルリリー
yutori
the telephones
odol
挫・人間
yama
moon drop
SEKAI NO OWARI
This is LAST
People In The Box
マカロニえんぴつ
原因は自分にある。
さかいゆう
怒髪天 / GLAY / さだまさし
Saucy Dog
- 2024.04.02
-
神はサイコロを振らない
SCANDAL
- 2024.04.03
-
ハク。
ヤングスキニー
indigo la End
RELEASE INFO
- 2024.03.20
- 2024.03.22
- 2024.03.27
- 2024.03.28
- 2024.03.29
- 2024.03.31
- 2024.04.03
- 2024.04.05
- 2024.04.07
- 2024.04.09
- 2024.04.10
- 2024.04.17
- 2024.04.21
- 2024.04.22
- 2024.04.24
- 2024.04.26
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
MGMT
Skream! 2024年03月号