つしまみれ

INTERVIEW

Japanese

つしまみれ

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Member：まり（Vo/Gt）やよい（Ba/Cho）まいこ（Dr/Cho）

Interviewer：岡本貴之

－新たに結成されたex-嘘つきバービー、しげるさんとの新バンド"つしまげる"はどういう経緯で結成されたバンドなのでしょうか？

まり：3月のライヴにサポート・メンバーでしげるに入ってもらったのがきっかけです！ 3月は、まいこが友だちの結婚式で出演できないってことだったから、しげるに声を掛けたんです。もともと仲がいいので、昨年9月の"外タレまみれツアー"のときに、大阪まで運転してもらって、物販もやってもらいました。そのときのエピソードが（※10月25日につしまみれと同時リリースするつしまげるの1stミニ･アルバム『つしまげる』の）1曲めの「しげる」の歌詞になってます。西成のホテルで、みんなで乾杯して、雑魚寝して、次の日、しげるが友だちの結婚式に遅刻するっていう歌ですが......。

やよい：しげると一緒にやったら、それは"つしまみれ"ではなかったけど、面白いのでもっとしげるとバンドがやりたかった。しげるに提案したら"面白いことならなんでもやるよ"と言ってくれたのでやるしかない！となって。

－アルバム『つしまげる』はあくまでもしげるさんが主役の作品という印象を受けますが、しげるさんご本人はどのような心持でいるのでしょうか。

まり：しげるは、嬉しがってるって信じてます！一応、しげるにも聞いてみたら"こんなに俺をフューチャーした歌詞を世に出していいのか？って感じ"って言ってました。

－制作は『NEW』と並行して行われていたのでしょうか。

まり：はい！『NEW』の録音の合間にやったので、まいこもコーラスに参加したりしてます。"つしまげる"のテーマは、"悩まない"と"しげる"だったので、一気に悩まずに作り上げました。構想1日、スタジオ練習1日でレコーディング開始しました。勢いがあってひたすら楽しかったです。

－今後、つしまげるの活動も積極的に行っていくのですか？

まり：ミニ・アルバム『つしまげる』の4曲目の「つしまげる」の楽曲の歌詞にもあるのですが、"たまにやる　つしまげる"という心持ちです。やりたいときに思いっきりやりたいです。でも、メジャー・デビューも目指してます！

－つしまみれの『NEW』の話に戻しますが、アルバムには「ハローワールド」という曲がありますが、5月から行った海外でのツアーで感じたこと、エピソードなどあれば教えて下さい。

まり：まさに5月のヨーロッパ・ツアーの出来事が「ハローワールド」の歌詞に活かされまくってます。自分が一番感激したのは、ASIAN DUB FOUNDATIONのオープニング・アクトをスイスでやらせてもらったことかなぁ。ライヴも観てもらって、楽屋でご飯も一緒に食べて乾杯して、音楽の話をして、幸せでした。ADF（ASIAN DUB FOUNDATION）のステージも間近で観て本当にかっこよすぎて感動で震えました。ヴォーカルのアクタ（Aktarv8r）さんが、"日本のイベンターのみなさん、ADFが日本ツアーやるときは、つしまみれをオープニング・アクトにしてくれ！"って言ってくれたから真に受けてます！実現させたいです！

やよい：オーストリアで夜中に蜂に刺されて悶絶したのですが、メンバーを起こしちゃかわいそうだと思って我慢したことを翌朝ふたりに報告したら、まりは"なんで起こさなかったの！？毒を吸い上げてあげたのに！"と言ってくれ、まいこは"私は洗って消毒してあげました！"と言ってくれて、頼りになるメンバーを持って幸せだなと思いました。

－11月から12月頭まで開催される"つしまみれとつしまげるの新しい日本ツアー"の見どころを教えてください。

まり：超期待のベテラン揃いの新人バンド"つしまげる"と、生まれ変わった18年目の新人バンド"つしまみれ"の対決が見どころです！かっこよくて面白くて他では絶対に観られないステージを考えてる最中です。期待しててください。

やよい：つしまみれとつしまげるどっちが勝つのか（笑）！？

－新メンバーを迎えて活動を始めたつしまみれは、今後どんな夢を持って音楽活動を続けていきますか？

まり：私の目標はずっと変わらないのですが、"武道館でブドウパンライヴ"をやりたいんです。1万人を熱狂させられるバンドになりたい。メンバーが変わった今、本当に新しく生まれ変わるチャンスだと思ってるので、信念を持って突き進みたいです。そして、もっとかっこよくなりたいです。

やよい：武道館でライヴ！世界中につしまみれの音楽を届ける！ 80歳までスリーピース！