Japanese
STEREO DIVE FOUNDATION
2021年11月号掲載
ライター:山口 哲生
音楽作家、R・O・Nによるサウンドメイキング・プロジェクト、STEREO DIVE FOUNDATION(以下:SDF)のシングル・リリースが続いている。昨年11月の『ALPHA』に始まり、今年2月に『STORYSEEKER』、6月には『OMEGA』を発表。YouTubeに公開されているミュージック・ビデオはどれも100万回再生を超えているが、中でも「STORYSEEKER」の再生回数は540万回再生を突破し(※2020年10月下旬現在)、国内外問わず、多くのリスナーの支持を集めている。
また、今年8月には「Session」のミュージック・ビデオのフル・サイズ版を公開している。ユーザー参加型企画から生まれた同曲は、公開当初、ティーザー映像しか存在していなかったのだが、リスナーからの熱望を受け、今回フル・バージョンを制作。被写体の動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする、"ロトスコープ"という手法を用いた柔らかな映像は、楽曲同様、これまでのSDFとはひと味違った柔らかな手触りのものになっている。なお、楽曲に関しては、トラック制作からヴォーカル録音まですべてR・O・Nがひとりで行い、ミュージック・ビデオもすべてリモートで制作するという、様々な想いやこだわりが詰め込まれた作品になっているので、未視聴の方はぜひご覧いただきたい。
楽曲提供やBGM制作など、コロナ禍でもペースを落とすことなく活動を続けているSDFだが、その勢いをさらに加速させるように、11月24日にシングル『TRISTAR』をリリースした。タイトル曲は、アニメ"マブラヴ オルタネイティヴ"のエンディング主題歌としてオンエア中だが、現在SDFが目指しているヴィジョンを強く感じ取れる楽曲に仕上がっている。
「TRISTAR」は、再生した瞬間、目の前に抜けるような青空が広がっていく爽快感が全身を突き抜けていくミディアム・チューン。清涼感のあるシンセをはじめとした上モノにSDFらしさを強く感じるのだが、シンプルなドラムとうねるベースが絡み合うリズム・トラックは、昨今の世界的なトレンドでもある'80s的なニュアンスを持った、ダンス・ポップを感じさせるところも。それでいて、イントロやサビに出てくるメロディのリフレインが強烈に耳に残り、自然と口ずさんでしまうキャッチーさもある。
"世界的トレンド"を踏まえたビート、"J-POP"然とした耳に残るメロディ、そして一聴した瞬間にわかる"SDFらしさ"といった3つの軸が見事に交ざり合った「TRISTAR」は、アニメという日本が世界に発信しているコンテンツで起用される楽曲だからこそ、いつも以上に世界を見据えて制作された楽曲とも言えるかもしれない。アニメの世界観に寄せつつも、全編英語にしている歌詞も、それを物語るポイントのひとつだろう。国内はもちろん海外にもファンが多いSDFだが、美しいピアノをメインに、ハードなシンセが感傷をかき立てる全編英詞のカップリング曲「Closer than friends」含め、本作でより本格的な海外展開を視野に入れてきている印象を強く受けた。
ここからまた新たなフェーズに入っていきそうな予感をさせるSDFだが、今回はアルバム『STEREO DIVE』リリース時以来となるインタビューも実施。新作『TRISTAR』を含め、様々な話題についてR・O・Nにじっくり語ってもらっているので、ぜひご一読を。
▼リリース情報
STEREO DIVE FOUNDATION
ニュー・シングル
『TRISTAR』
NOW ON SALE
[Lantis]
【アーティスト盤】
LACM-24220/¥1,320(税込)
amazon
TOWER RECORDS
HMV
1. TRISTAR ※TVアニメ『マブラヴ オルタネイティヴ』ED主題歌
2. Closer than friends
3. TRISTAR(Japanese ver.)
4. TRISTAR(Instrumental)
5. Closer than friends(Instrumental)
【アニメ盤】
LACM-24221/¥1,320(税込)
Ⓒ aNCHOR / オルタネイティヴ第三計画
1. TRISTAR
2. Closer than friends
3. TRISTAR(TV size)
「TRISTAR」配信はこちら
配信シングル
「Session」
NOW ON SALE
配信はこちら
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