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オリジナル・ドラマ・シリーズ"すべて忘れてしまうから"、毎話変わるエンディング楽曲をTENDRE、Chara、No Busesほか10組の豪華アーティストがライヴ・パフォーマンス。TENDREは自身初となる劇伴も担当

2022.09.06 15:00

オリジナル・ドラマ・シリーズ"すべて忘れてしまうから"、毎話変わるエンディング楽曲をTENDRE、Chara、No Busesほか10組の豪華アーティストがライヴ・パフォーマンス。TENDREは自身初となる劇伴も担当

ディズニープラス"スター"の日本発オリジナル・ドラマ・シリーズとして独占配信される"すべて忘れてしまうから"。今最も話題の作家のひとりである燃え殻の同名エッセイを、国内トップ・クリエイターがドラマ化を手掛ける本作は、日本発のディズニープラス"スター"オリジナル・ドラマ・シリーズとして初めての配信作品となり、国内では9月14日より独占配信されることが決定。さらに順次世界配信予定となっている。今回、本作のエンディング楽曲情報が解禁となり、異例の毎話異なるアーティストがそれぞれ異なる楽曲をライヴ・パフォーマンスする。
 
ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人を巡る、ミステリアスでビター・スイートなラヴ・ストーリーを描く本作。流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家"M"は、消えた恋人"F"を探すことに。しかし、次第に"M"の知らなかった"F"の一面や秘密が明らかになっていく。
 
物語の主人公となる"M"を演じるのは、長年俳優として第一線で活躍してきた阿部 寛。自身にとって、キャリア初の配信ドラマ出演、かつ久々のラヴ・ストーリー作品への出演となる。また、そんな主人公の"M"の行きつけであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台 "Bar 灯台"。そのオーナーを、1996年公開の"スワロウテイル"以来26年ぶりの演技となり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も初となるCharaが演じ、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。さらに、"F"にまつわるキャラクターとして、"F"と何やら関係のある謎の美女役で大島優子、ある理由のため"F"を血眼で探す"F"の姉役に酒井美紀が出演するなど、豪華実力派俳優が集結。果たして、未だ謎に包まれる"F"は一体誰が演じているのか。多くの注目が集まっている。
 
そしてこのたび、本作のエンディング楽曲情報が解禁。全10組のアーティストが全10話それぞれのエンディングを担当するという異例の企画が実現。さらに、全曲ライヴ・パフォーマンスで披露されており、登場人物たちが演奏に酔いしれる様子も映し出され、物語の一部として最後までドラマの世界観に浸ることができる。今回の企画について、本作のプロデューサーは、"様々な日常を切り取ったエッセイを原作とした物語だったので、話ごとにテーマが違ってくると想定している中で、エンディングの味わいが違っていくのは面白いだろうし、この作品にマッチするのではないかと考えました。"と、今回の構成だからこそ生まれたアイデアであること、また、"みたことがないものにしたかった"と、新しさも意識していたこととコメント。さらに見せ方についても今回の企画が決まった時と同時に、岨手監督と"舞台の一つを小さなライブスペースがあるBARにしよう"と話していたことを明かし、"だから必然的にライブパフォーマンスであるべきだと行き着いたのですが、同時に、このドラマを観ることで素晴らしいアーティストたちのここだけのライブを聴けるというのも、視聴者の満足度を上げると確信もしていました。"と、これまでにない新たな形のエンディングの形が、作品と上手く掛け合わさることで生まれる化学反応へ自信をみせる。
 
本企画へは、年齢層やジャンルも多種多様なアーティストが参加。サントリーBOSSゴールデンタイム"ザ・ドリフターズ篇"、スズキ自動車"ショコラ"("オー・シャンゼリゼ")など多数のCM歌唱や楽曲提供を行い、ソロ・アーティストとして活躍し続けている奇妙礼太郎が披露するのは、自身の楽曲の中でも人気の高い「竜の落とし子」。本作への参加について、"演技をするという経験ほとんど無く、自分自身への不安はありましたが、それよりもとても好きな『あのこは貴族』の岨手由貴子監督の作品に参加出来る喜びがとても大きかったです。"と、岨手監督作ということが自身にとっても非常に大きかったとコメント。
 
本作で"スワロウテイル"以来26年ぶりに演技に挑戦したことでも話題のCharaも、自身の人気楽曲「Junior Sweet(JEWEL ver.)」で参加。"Bar 灯台"オーナー カオルがアーティスト Charaに転身しステージで歌う様はこの作品ならではの見どころ。
 
"あさイチ"(NHK)2022年度テーマ曲を担当し、様々なテレビCMの楽曲を手掛け、サウンド・デザインのセンスやメロディのキャッチーさが高く評価されているマルチ・プレイヤーのTENDREは自身の数ある楽曲の中でも人気が高い「DRAMA」を歌い上げる。また、"世界線をちょんと跨ぐような不思議な感覚もありましたし、Bar 灯台の店内の雰囲気が昔両親と通っていたジャズバーの雰囲気に近いものもありまして。いつものメンバーでいつものライブみたくのびのび演奏できたことはすてきな思い出のひとつです。"とコメントしており、自身にとっても印象に残る経験になった様子。
 
ファンタジックなメロディと繊細な歌声で多くの人々の心を鷲掴みし、佐野元春、岡村靖幸、坂本龍一など名だたるアーティストと共演を実現し、音楽で人々の心を動かす生粋のシンガー・ソングライター 七尾旅人が歌うのは「ドンセイグッバイ」。今回の企画については、"もし「たえず移ろっていってしまうもの」や「それでも残る何か」をBARのシーンがこの物語の基底となって示すのだとしたら、毎回、渡り鳥のようにその日だけのミュージシャンがやって来るのはユニークなアイデアだと思いました"と、コメント。
 
1stシングル「Tic」のミュージック・ビデオが話題となり、仏ローリングストーン誌ほか欧州のメディアにも紹介され、"FUJI ROCK FESTIVAL '22"出演や来日アーティストのサポート・アクトを担当し、日本にとどまらず世界中で高い評価を受けているNo Busesは書き下ろし楽曲「I'm With You」を歌唱。今回の参加については、"今まであまりない機会だったので、話を頂いてからとても楽しみでした。"とコメント。
 
シンプルなギター・ロックに滲む普遍性には若手のファンも多く同世代のミュージシャン達からも高い支持を得ているロック・バンドのpaioniaが書き下ろし楽曲「わすれもの」を披露。本作に参加したことについて、"多難なバンド人生でしたので、にわかには信じられませんでした。また何か落とし穴があるのでは?という疑念も抱きつつ、一方で嬉しさと花開くことへの期待や希望を感じておりました"と喜びを明かしている。
 
TVアニメ"「進撃の巨人」The Final Season Part2"のエンディングを担当し本質的な音楽性の高さが業界内外から高い評価を受けるヒグチアイは、本作のために書き下ろした「しみ」をピアノひとつで弾き語る。今回の企画について、"全話やりたかったです(笑) けど、終わらせ方や感じさせ方をもっと突き詰めればこういう風になっていくんだろうなと納得しています。エンディングを飛ばして見る人も多いので、そういう方にも毎話楽しんでもらえますよね"とコメント。
 
第94回アカデミー賞国際長編映画賞の受賞を始め2022年の映画界を席巻した"ドライブ・マイ・カー"出演で注目を集める一方、現在テレビ朝日系にて放送中の木曜ドラマ"六本木クラス"の挿入歌を担当し、"天気の子"でも主題歌を歌い上げ、歌手としても底知れぬ魅力に溢れた歌声で人々を惹き付ける三浦透子が披露するのは「おちつけ」。今回の企画への参加について、"なんと贅沢でわくわくする企画なんだ!と純粋に嬉しかったです。役者としてお仕事をご一緒したことのあるスタッフさんが多かったこともあってちょっと照れ臭さもありましたが、それもまた心地よかったです。とても素敵な機会をいただけて感謝の気持ちです"とコメントしている。
 
国内だけでなく海外ツアーを積極的に行い、各メンバーが担当のパートにとらわれずに楽曲を制作し若者から音楽コア・ファンまで人気を集めている東京発の4人組バンド ミツメが書き下ろし楽曲「メビウス」を歌唱。今回のオファーについては、"それぞれが思い思いのエンディングテーマを作るのは面白いなと思いました。気合の入った曲は他の方にお任せして自由にやれそうだなとも考えていました。"と、企画への面白さと自由に演奏できる楽しみがあったそう。
 
昨年ポカリスエットCMがきっかけとなったアイナ・ジ・エンドとの2人組アーティストA_oによる「BLUE SOULS」が話題となり海外の音楽フェスにも出演するなど国内外で話題となっており、最近では映画"マイスモールランド"の劇伴も手掛けるROTH BART BARONが書き下ろし楽曲「糸の惑星」を披露する。本作と今回の企画について、"各お話に違う個性を持った音楽家が一つの大きな物語を作ってゆくことがこの作品にとても合っているなと思いました。"と、コメント。
 
さらに今回、エンディング楽曲を担当したTENDREは、本作の劇伴も担当することが決定。実写ドラマの劇伴楽曲を手掛けるのは自身初となる。今回のオファーについては、"今作の音楽担当のお話をいただいた段階で、劇中で演奏できるというオファーを同時にくださったことにとても興奮したのをよく覚えております。"と、エンディング楽曲と劇伴をともに担当できることへ興奮してしまうほどの喜びがあったことを明かした。劇伴については、"登場人物の皆さんの息遣い、それぞれの場面や場所の匂い、作品自体が持つ温度感、そういったさまざまな要素に必要な感情の動きを、主にピアノをメインとして自分なりの手法で空間に描く。そんなイメージでつくりました。"と、作品に寄り添いながらも独自の解釈も加えて制作。また、"すこしお手伝いしてもらったものもありますが、基本的には全曲ひとりで演奏させていただきました。今作をご覧になる皆さんと同じ様に、この世界の人々をやさしく見守るきもちで音楽を充てがっております。"と、TENDREが気持ちを込めて制作し自身で演奏した楽曲たちが一体どんなメロディを奏でているのか。ぜひ、本作を鑑賞する際は、音楽もあわせて楽しんでもらいたい。
 
全10組のアーティストたちは、"Bar灯台"にセッティングされたステージなど劇中の舞台で演奏をするという豪華すぎる演出となっており、作品の世界観の中でそれぞれのパフォーマンスを堪能できる仕上がりに。果たして、誰がどの話数で登場するのか。ぜひ今後の情報に注目してほしい。

 

▼番組情報
"すべて忘れてしまうから"
9月14日(水)ディズニープラス"スター"で独占配信
原作:燃え殻(扶桑社刊、新潮文庫刊)
■エンディング楽曲一覧 ※50音順 
・奇妙礼太郎 「竜の落とし子」(Victor Entertainment)
・Chara「Junior Sweet(JEWEL ver.)」(Ki/oon Music)
・TENDRE 「DRAMA」(ユニバーサルミュージック)
・七尾旅人 「ドンセイグッバイ」(SPACE SHOWER MUSIC)
・No Buses 「I'm With You」(S.S.G.G.)
・paionia 「わすれもの」(gsp)
・ヒグチアイ 「しみ」(ポニーキャニオン)
・三浦透子 「おちつけ」(EMI Records)
・ミツメ 「メビウス」(mitsume)
・ROTH BART BARON 「糸の惑星」(SPACE SHOWER MUSIC / BEAR BASE)
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