Japanese
CROWN HEAD×伊澤彩織
今年3月に結成し、わずか2ヶ月でメジャー・デビューを果たした日韓混合の4ピース・バンド CROWN HEAD。8月9日には2ndワンマン・ライヴ"Red Riot"を開催し、スピーディに、そして着実に歩みを進めている4人が、2ndデジタル・シングル「鬼灯」をリリースした。TVアニメ"転生宗主の覇道譚 ~すべてを呑み込むサカナと這い上がる~"のオープニング・テーマでもあり、負の感情や悔しさを自身を奮い立たせる力に変えるような、アグレッシヴな一曲だ。MVには、映画"キングダム"や"ベイビーわるきゅーれ"シリーズに出演する俳優/スタント・パフォーマー 伊澤彩織が登場。複雑に絡み合う感情をキレのある、エモーショナルなアクションで表現し、曲の世界観を鮮やかに彩っている。今回のインタビューでは伊澤彩織を交えた5人で、曲やMV撮影について語ってもらった。
CROWN HEAD:Moto(Vo) hiroto(Gt) Lumel(Ba/Vo) Tasuku(Dr)
伊澤彩織
Interviewer:吉羽 さおり Photographer:藤咲千明
-ニュー・シングル「鬼灯」は、6月6日に行った初のショーケース・ライヴ[SECRET SHOWCASE "Climbing"]で、アニメ・タイアップが決定したこととともに初披露されました。そのときの感触はどうでしたか。
Moto:あのときは、ヴォーカルとしてもそこまでガッツリとイメージが固まっていなかったなという感覚でしたね。CROWN HEADとして最初のライヴ、1stワンマンで緊張していたのもあるんですけど(笑)。そこからMVの撮影とかもありましたし、だんだんと固まってきて、自分も歌いながらより感情が乗ってきた感覚はありますね。
-デビュー・シングル「Hidden」(2025年5月配信リリース)とはまた違った、アグレッシヴさが際立つ曲となりましたが、制作はどのように始まったんですか。
Tasuku:"鬼灯"というのは花、植物なんですけど、その曲にするっていうのは僕が決めていたんです。夜中の1時くらいに僕がLumelに電話をしまして、"今から集まろう"と。
伊澤:そんな時間から集まるんですね。
Lumel:こういうふうにTasukuさんから"来た!"、"今、浮かびそう"っていうのがあるときは、絶対にいい曲ができる確信があるんです。電話があったときはまだ居酒屋で飲んでいたんですけど、作業しに家に戻りました。
Tasuku:それでMotoと僕とで、Lumelの部屋に集まりまして。hirotoはちょっと、あまり仲良くないので──
hiroto:誰が仲良くないだ!
Tasuku:というのは冗談ですけど(笑)。hirotoはリモートで繋いで制作を始めたんです。
hiroto:僕は作業的に家でのほうがやりやすいので、みんなとリモートで繋いでギターのフレーズの案を出しながら、いつでもレコーディングできる状態にしていました。
Tasuku:僕がLumelに"こういう感じの曲が作りたくて"っていうのを話しながら、hirotoには"こういうギターを弾いてほしい"と口頭で伝えて。そのときには歌詞も頭の中でできていて、夜中から明け方まで4人で作った曲ですね。その当時、僕たちの中でもいろいろと思うことがあったんですけど、その感じは曲に表れているのかなと。
-Tasukuさんからは具体的にどういう曲にしたいと言われたんですか。
Lumel:最初に、疾走感があって、闘いが想像できるサビにという感じは言われましたね。さらにhirotoが送ってくれたギター・フレーズがTasukuさんのイメージをそのまま表現したものだったので、その後のドラムとか他のパートはやりやすかったと思います。
hiroto:リファレンスとなる曲はいくつかあったんですけど、曲のテンポ感や歌詞のニュアンスもTasukuから聞いていたので、イントロのフレーズはそういったところから自分でもいろいろと案を出しながら作ったもので。マイナー調で暗い歌詞の雰囲気の中で活きるフレーズ、ロック・サウンドに合うフレーズということで、あのイントロのギターができあがっていったんです。
-ヒリヒリとした感覚がありますよね、それがバッチリだったという。
Tasuku:そうですね。何曲かリファレンス的なものは送っていたんですけど、毎回そのリファレンスを超えてくるギター・リフを作ってくれるので。一発で、これはOKでしょう! っていう。
-先程、バンドでもいろいろ思うことがあったという話でしたが、歌詞にはそのどういったところが表れたと思いますか。
Tasuku:「鬼灯」は憎しみの曲なんですけど、ちょうどそのときがそういう時期だったというか。
Moto:憎しみの時期(笑)?
Tasuku:"鬼灯"の花言葉には"偽り"というものがあるんですよね。あとイメージとしては、赤。黒っぽい赤というか。そういった感じの曲にしたかったんです。
Moto:ライヴとかでもいい意味で、そういった憎しみであるとか感情的なものを昇華できるようにという。
Tasuku:ロック・バンドとしては、そういう思いは曲にしたほうがいいのかなっていうのもありますし、CROWN HEADの曲の中でも一番尖っている曲かなと思いますね。
-MotoさんとLumelさんの掛け合いのようなヴォーカルも、曲やサウンドのテンション感とハマっていますが、この2人のヴォーカルのバランスも考えた感じですか。
Lumel:「鬼灯」は制作段階から、いわゆるJ-ROCKで予想できるようなサビにはしたくないと話していたんです。パート分けも、ポップな主旋律だったからこそ、分けやすかったところはありましたね。
Tasuku:このサビのメロディはLumelが、"浮かんだ!"っていう感じで作ったもので。うちら結構それぞれから案が出たときに、ダメって言わないんですよね。"それいいじゃん"っていう感じで。さっきLumelも言ってたけど、めっちゃ考えて作るよりも、"できた!"っていう感じで作るときのほうがいい曲ができることが多いんです。「鬼灯」を作っていた時期は、いろんな曲を12曲くらい作っていて。デビューが決まっていたので、早く作らないといけないというのもあったんですけど(笑)。本当、夜中集まっては寝ずに作るというのを1週間くらいずっとやっていた頃だったんですよね。
-そのときの緊張感やいいプレッシャーがあったからこそ、発揮されたパワーもありそうですね。
Tasuku:そうなんですかね。とにかく気が急ってたよね。ワンマン・ライヴも決まっていたし、そうなると1時間半で、10曲以上は必要なので。早くいい曲を作ろうというなかでできた一曲で、一番尖ったサウンドになったという。
-伊澤さんは普段、こうしたバンドの制作の背景を聞くことはないと思いますが、自分の仕事や現場と近しい感覚等はありますか。
伊澤:そうですね。こうしてインタビューを受ける今日の今日まで、誰が歌詞を書いているとか、曲をどうやって作っているかを知らずに(MVに)関わっていたので。その努力を見せないという部分は、現場の人だなって思いましたね。一個一個の歌詞とか言葉選び、語尾の調節とかも時間をかけてやっていて、全てに意味があるじゃないですか。そういうところは自分のアクションもそうなんですよね、一手一手に意味があって。自分たちのやりたいことややってみたいことにプラスして、人がそれを聴いたときにどう感じるかという想像までして、歌詞を作っていってるんだなというのは今話を聞いていてもすごく楽しいです。
Tasuku:ありがとうございます。
LIVE INFO
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
THE BACK HORN
DYGL
アイナ・ジ・エンド
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
RELEASE INFO
- 2025.10.24
- 2025.10.25
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号









