Japanese
Girls be bad
2025年08月号掲載
Member:蝶 りんか まりか あやか
Interviewer:宮﨑 大樹
青春を分かち合えるようなツアーにしたい。夏を届けに行きたい
-他には、ファンが作詞に参加した「スッカスカSKA」という曲もありますね。
蝶:この曲はクラウドファンディングで歌詞を1文字ずつ量り売りしたんです。いろんな人から集めて、集まった語群を松隈さんが組み合わせて作りました。Aメロ500円、サビが2,000円......って。
りんか:それが統一感のある歌詞になってるのがすごい。
蝶:Dメロは文字数制限なし(1文字1,000円で販売)だったんですけど、そうしたらめちゃくちゃ集まってしまって、Dメロだけ呪文詠唱みたいな感じになっているのが面白い。
松隈:"皆さんの好きな音を入れるよ"という権利も売ったんですけど、そうしたら赤ちゃんの泣き声とかトンカツを揚げる音とか、車のエンジン音とかが入りました。これができるのはうちが制作チームだからこそですね。
-曲調としてはスカですよね。
松隈:最初はブラスがなかったんです。でも、クラウドファンディングの途中でトランペットを吹きたいという人が買ってくれたから、急遽ブラスのパートを作りました。それでKEMURIみたいなブラスの入ったスカになりましたね。
-ここまで聞いてきた楽曲のように、基本的には全て松隈さん、ないしはSCRAMBLESの楽曲ですけど、「カリメンドライブ」についてはミリガンロボットというバンドからの提供なんですね。
りんか:アニキが久留米高専(久留米工業高等専門学校)という学校に通っていたんですけど、そこのライバルのバンドにミリガンロボットがいて、最近ヴォーカルの方と再会して、この曲の話になったそうなんです。
松隈:これは30年前の曲なんですよ。ミリガンロボットのヴォーカルは高校の同級生なんですよね。その時代に俺が聴いていたのを覚えていて、GBBで表現したい世界にピッタリ合うなと思ったんですよ。それで"この曲くれ!"と。
-作り手が違うので、いい意味での違和感がありますよね。
蝶:新鮮でしたね。レコーディングのときも同席してくださったんですけど、歌い方も細かく書いてくれていてやりやすかったです。今までにない曲だけど、私たちには合ってるんですよ。GBBっぽさとか、雰囲気がある。
まりか:曲を書いた当時の年齢が今の私たちくらいだから、それが合うんでしょうね。
-ここまで楽曲をピックアップして聞いてきましたけど、リリース後にはツアー"GBB -SIXTEEN'S PLEASURE TOUR-"が行われますね。そもそもGirls be badのライヴの魅力とはどんなところでしょう?
あやか:一番は小物ですね。曲中にハンドルを出したり銃を出したり、絶対に他にはないと思います。
りんか:小道具が大量にあるので、舞台袖に持っていくとビックリされます(笑)。
蝶:飛行機で遠征に行くと、空港での検査が大変なんですよ。30分はかかります(笑)。
まりか:だから集合時間も早くしないといけないんです(笑)。
りんか:小道具以外だと、「Born - que - Bong !!」(『sixteen's mind』収録曲)というタオルを回す曲があるんですけど、ライヴでやるときはフロアに降り立って、お客さんと同じ目線で一緒にタオルを回して盛り上がったりしますね。
あやか:あとはMC中にお菓子を投げたり、ライヴ中にご飯を食べたりします。焼き鳥に関しては曲中に買いに行きました(笑)。食べるのを優先して歌えなかったんですけど(笑)。
-で、それがプチ炎上したと(笑)。なかなかハチャメチャなライヴですね(笑)。
蝶:私たちは全員ダンスが苦手なので、だからこそ小道具を使ったりして、手を変え品を変えやっています(笑)。
あやか:振付はみんなでできる分かりやすい感じなんです。手を上げたり、ジャンプしたり、だから初めましての人も絶対に盛り上がれるライヴだと思います。
-そうやってダンスという苦手な部分を長所に変えるというのはいいですね。
まりか:ただ、私は歌も苦手で。みんなより1拍半早く歌っちゃうんですよ。
-でも、1stアルバムと2ndアルバムを比較すると歌唱力がグンと伸びた気がしますよ。自分たちでも実感があるんじゃないですか?
蝶:めちゃくちゃありますね。最初のアルバムはメンバーが決まった次の日からレコーディングだったんですけど、4人とも歌もほとんど未経験だったんです。でも今回は1年経って、16ヶ所ツアーをやって、ジャンルごちゃ混ぜの対バン相手とライヴしていくなかで、歌い方を観て"こうしたらいいんだ"ってそれぞれが感じてレコーディングをしました。だから成長できたんだなと思います。
-歌の経験が少なかったからこそ、スポンジのように吸収できたのかもしれないですね。では、最後にツアーの意気込みを聞かせてください。
蝶:今回のツアーは1年前とは比べものにならないくらいいいものにしたい。今も練習を続けているので、これまでで一番いいものを見せられるツアーになるんじゃないかなと思います。
りんか:新曲が15曲増えているので、今までの楽曲とも組み合わせてセットリストを組んで、今までのGBBとは違うライヴを見せたい。まだGBBのライヴを観たことがない方にも届けたいです。
まりか: 2ndアルバムは東京から制作の方がいらっしゃって一緒に作った青春が詰まっているので、皆さんと青春を分かち合えるようなツアーにしたい。夏を届けに行きたいと思います。
あやか:初のCDをタワレコ(TOWER RECORDS)さんで発売させていただくので、今までよりも私たちのことを知ってくれる人が増えてくると思うんです。なので、初めましての人も全員が楽しんでもらえるようなライヴをしていけたらいいなと思います。
RELEASE INFORMATION
Girls be bad
ALBUM
『sixteen's pleasure』

BDKN-0002/¥3,300(税込)
[BAD KNee]
2025.8.20 ON SALE
LIVE INFO
- 2025.12.26
-
(sic)boy
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
水曜日のカンパネラ
TOMOO
ポップしなないで
ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / 3markets[ ] / Cloudy ほか
坂本慎太郎
インナージャーニー
LACCO TOWER
UVERworld
RADWIMPS
RAY
- 2025.12.27
-
優里
東京スカパラダイスオーケストラ
MOS
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
ハシリコミーズ
Mirror,Mirror
ザ・クロマニヨンズ
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
the band apart × FRONTIER BACKYARD × ASPARAGUS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
ExWHYZ
Appare!
RADWIMPS
凛として時雨
- 2025.12.28
-
優里
水曜日のカンパネラ
MONO NO AWARE
LEGO BIG MORL
柄須賀 皇司(the paddles)
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KenKen
SPRISE
cinema staff
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
(sic)boy
YONA YONA WEEKENDERS
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
吉井和哉
Plastic Tree
- 2025.12.29
-
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KiSS KiSS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
"fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』"
Devil ANTHEM.
The Biscats
TOKYOてふてふ
- 2025.12.30
-
UVERworld
SIRUP / HY / Chara / 木村カエラ ほか
LiVS
RAY
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
KenKen
Another Diary
- 2025.12.31
-
UVERworld
ビレッジマンズストア / 夜の本気ダンス / THE BOYS&GIRLS / セックスマシーン!! ほか
SOIL&"PIMP"SESSIONS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
- 2026.01.03
-
NANIMONO
Poppin'Party
- 2026.01.05
-
UNDERWORLD
LiSA
- 2026.01.07
-
ART-SCHOOL
- 2026.01.08
-
BIGMAMA
LITE
東京スカパラダイスオーケストラ
RELEASE INFO
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2025.12.27
- 2025.12.29
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
- 2026.01.16
- 2026.01.21
- 2026.01.23
- 2026.01.28
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号








