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"TOKYO SKREAM"座談会

 

"TOKYO SKREAM"座談会

Intergroove Productions Inc.が仕掛ける、邦ロック・バンド界で注目度の高いアーティストにフォーカスした音楽イベント"TOKYO SKREAM"が5月28日にSpotify O-WESTで開催決定。今回同イベントを共同開催するSkream!では、出演がアナウンスされた空白ごっこ、ヤユヨ、yutoriからヴォーカリストに集まってもらい開催直前の5月上旬に座談会を敢行した。互いのバンド/プロジェクトへの印象や共通項から、曲作りやライヴ・パフォーマンスについて、イベントへの意気込み、そして今後の目標まで、時間の許す限り語り合ってもらった。

空白ごっこ:セツコ(Vo)
ヤユヨ:リコ(Vo/Gt)
yutori:佐藤 古都子(Vo/Gt)
Interviewer:稲垣 遥

-このたび、5月28日に"TOKYO SKREAM"というイベントが行われることになりまして、出演者から3名にお集まりいただきましたが、まずみなさんは面識があるんですか?

リコ:yutoriは何度かイベントでご一緒させてもらってるんですけど、まだあんまり深い話とかはできてないんで、もっと仲良くなりたいなぁって思います。

-まだあまり仲良くはなれてない?

リコ:仲良くなれてないというか(笑)、あまりお話はたくさんできてないなって感じなんですけど、高校生のときに私たちのバンドをコピーしてくれたみたいな話を会ったときにしてくれてすごく嬉しかったですし、yutoriのライヴ観てて力強い歌声がかっこいいなって。ライヴが30分とかそれぐらいの時間だったんで、もっと長く聴きたいなって思いましたね。

-古都子さんはヤユヨの曲をコピーされてたんですね。

古都子:そうですね。高校の頃、軽音部でガールズ3ピース・バンドをやっていて。私、そのときベース・ヴォーカルだったんですけど、ギターの子がヤユヨさんがすごく好きで、「さよなら前夜」(2019年リリースのシングル『さよなら前夜-single-』表題曲)をコピーさせていただいたんです。"これやりたい"って言われて聴いたらすごく素敵な楽曲で、ライヴとかでもよくさせていただいてて、まさかご本人の前でそれを話せるとは思ってなくて、嬉しかったのを覚えてます。

リコ:ありがとうございます!

-ヤユヨってバンドに対してはどんな印象ですか?

古都子:私たちメンバーはわりと隅っこにいるタイプの人間みたいな感じなんですけど、ヤユヨ先輩はみんな元気ハツラツお姉さんっていう感じがして。

一同:(笑)

リコ:(笑)元気です。

古都子:すごく元気だな、いいなって思います。

-セツコさんは、2組とは今回が初めてですか?

セツコ:初めてです。でもお名前は2組とも存じているのですごく楽しみです。

-2バンドに対してどういうイメージを持ってますか?

セツコ:ヤユヨさんは私も高校生のときにMVで、同じになっちゃうんですけど「さよなら前夜」がおすすめで流れてきて。

リコ:えー!

セツコ:すごくアクティヴに動きながら演奏している印象で。素朴なMVっちゃあMVだと思うんですよ。でも初めて観たときに、動き方とかに芯の強さみたいなのも感じられたし、女性4人だけど控えめにいかないというか、前にどんどん出てそれこそハツラツとしてる感じがあって。他にもサブスクとかで「Yellow wave」(2021年リリースの2ndミニ・アルバム『THE ORDINARY LIFE』収録曲)とかいろいろ聴いたり、ジャケットや動画も観たりして、本当にその最初に持った印象がずっと変わらず続いたまんま成長しているバンドなんじゃないかなっていう......勝手な見方ですけど(笑)。でも、だから今度お会いして直接パフォーマンスを観られるのが本当にすごく楽しみですし、yutoriさんもSNSとかTwitterとかで初めて見かけて、ヴォーカルの剣で切るみたいな......。

リコ:うんうん。

セツコ:19歳とか20歳とか、私もほぼ変わらなくて同い年ぐらいなんですけど、実際にそういう年でこの引きの強さのヴォーカルを、スパンと曲始まりから出せるのがすごくうらやましくて。ヴォーカルの強さだけじゃなくて、ちゃんとギターのリフとかも前面に出しているのが印象的なバンドだなと以前から思っていたので、お二方ともパフォーマンスが観られるのがすごく楽しみです。

-そんなふうに思われてたんだなっていうのがあったと思いますが、いかがですか? 特にリコさんは2組とも学生時代からよく聴かれてたということでしたけど。

リコ:もう......嬉しいですね。どうしよう。今年齢の話が出てきて、"私一番年上なんや!"と思って。みんな大人っぽいから、びっくりしました。ちょっと背筋が伸びますね。かっこいいとこ見せられるように頑張らないとって思いました。