Japanese
"HYPER LOVE-WORLD新グループ・オーディション"特別座談会
2021年09月号掲載
アーバンギャルド:松永 天馬(Vo)
ヴォイス・トレーナー:遠藤 舞
振付師:槙田 紗子
空想と妄想とキミの恋した世界プロデューサー:じょじょ。
インタビュアー:荒金 良介
10年以上闘えるアーティスト、グループを作りたいです(じょじょ。)
-そして、これからオーディションに入るわけですが、新メンバーを選ぶうえでポイントになる部分というと?
松永:そうですねぇ、非常に難しいんですが、みなさん自分が持ちうる武器で勝負してくれたらいいなと。歌が上手くなくても、声が魅力的な子もいますし、ヴィジュアルに関しても今は一概に良い悪いとかもないですからね。自分を上手く魅せるセルフ・プロデュース力に長けている子もいますし、トークやダンスが上手い子もいるので、自分の武器を最大限に発揮してくれたらいいなと。アイドルはそれをきっかけに仕事が広がり、ダンサーとか、女優になる方もいますからね。軽はずみで参加してもらえたらいいなと(笑)。とにかく、たくさんの方に応募していただけるのが一番だから。
-こういう子だったら、自分に刺さるみたいなものはあります?
松永:う~ん、今まで見たことがないタイプの人が刺さるんじゃないかと。ライヴ・アイドルのキャラクターも形骸化している感じもして、あぁ、こういう感じの子ねって(笑)。色がつきすぎているところもあるので、僕らの固定概念を覆す子に来てもらいたいし、こういうアイドル文化もひと回りしているところもあるので、驚かせてほしいです。
-遠藤さんは?
遠藤:審査ってすごく難しいですよね。コンセプトを引き継いでいるので、もしかしたら、ある程度偏った子が来るかもしれないし、ちょっとわからないですけど。"サコプロオーディション"のときに審査員の目に触れる子というのは、どれだけ自分のストーリー性を魅せられるか。その魅せ方が上手い子は人の目を惹きつけますからね。そういうふうに完成されている子もいれば、最初は苦手でも自分で鍛錬して、ここまで上手になりました! と自然にできる子もいたりして、それは長期のオーディションでは強いんじゃないかと。裏を返せば、向上心がある子なので、グループに入ったあとも自分の成長のストーリー、グループのストーリーもしっかり考えてできる気がするんですよ。実力云々よりも、今の実力に対して、どう展開していくのか。そういう部分を見れたらいいなと思います。
-自然とストーリーを魅せられる子って、それはそれですごいですよね。
遠藤:ツワモノですよね(笑)。こないだ自分のTwitterでファンの人に、どういうところに惹かれて推しを決めたのかを聞いたんですけど、パフォーマンスで好きになる人も多いんですけど、パフォーマンスから入って、最終的には人間性になるんですよ。パフォーマンスがすごく良くても、人間性がクソだったら絶対に好きにならないという書き込みもあって。
松永:ははははは(笑)。
遠藤:ファンの人もそういうところを大事にしているんだなと。長期のオーディションだと、人間性が漏れちゃうので、そこも含めてじっくり見れたらいいなと思います。
-槙田さんは?
槙田:私自身もずっと芸能のお仕事をやらせてもらって、オーディションを受ける機会も何度かありましたけど、受ける側にとってはストレスなんですよね。例えば、作り込みすぎてしまって、礼儀も良く見せようという部分に頭が行きがちで。自分も歳を重ねて、オーディション審査する立場になり、それは無駄なことだったんだなと。大人たちに気に入られよう、受かるために頑張るとか、もちろん受かるために頑張るのは必要なんだけど、そのベクトルが無理する方向になっちゃうと......。舞さんがおっしゃったように長期のオーディションは人間性がバレちゃうし、今はSNSがたくさんあるから、ファンの人にウソをつけないと思うんですよ。今ってそのままの人間をボーン! と出す形になっているので、オーディションしていて、どんな子かわかるというのは大事な気がするんです。かわいいけど内面はわからないという子より、この子はこういうキャラだよね! とわかる人のほうが印象に残るから。オーディションとはいえ、あまり作り込まず、そのまま来ていただけると、こちらもわかりやすいのかなと。
-なるほど。じょじょ。さんは審査員ではないですが、どんな子が来てほしいと思っていますか?
じょじょ。:まずは審査員の方、三者三様ですけど、すべて共感できました。お三方の個性を生かして選んでいただいたほうが面白くなるなと。僕自身が考える人物像で言うと、短所を長所に変えられる人間が好きですね。ヴィジュアルが整っている、ダンスが上手とかではなく、音痴だけどそれを長所に変えられたら無敵ですから。それを実践できる子が好きだし、求めたいです。10年以上闘えるアーティスト、グループを作りたいです。
-そして今回、天馬さんはMVを担当されるそうですね?
松永:MVだけを担当するのも初だし、ほかの方のMVを作ることも初なんですよ。楽曲提供するときはその人の声質やクセなどを考えて、その人に合った服をオーダーメイドで作る感覚なんですけど。今回は新しいメンバーが入り、全員のキャラが見えたときに、彼女たちに似合うMVを作れたらいいなと。じょじょ。さんがどんな曲を出すのか、どんな子に着地するのか、そこでも変わりますからね。あと、今はYouTubeに音楽以外の人たちの動画も上がっているわけで、その中から目を惹くものを作るとなると、従来のアイドルのMVにとらわれないほうがいいのかなと。猫動画とか、世界から集まったあらゆる動画の中から目を惹くのは大変ですけど、観たい! と思わせるものを作らなきゃいけないなと思いますね。
-遠藤さんはボイトレという形でグループに携わります。
遠藤:アイドルさんのボイトレしているときに、上手ければいいわけじゃなく......その子の魅力は歌の上手さだけに収めていいのかという場面に出くわすこともあるので。この歌を聴いてどういうふうに思ったの? どういうふうに表現したいの? と必ず聞くんですよ。一緒に擦り合わせながら、作っていきたいなと思います。
-槙田さんは振付を担当されますが、そのうえで気をつけたいことは?
槙田:楽曲ありきではあるんですけど、空想は歌詞の世界観に具体性があるグループなので、自分はストーリー性のある振付が得意だから、そういう作品を作れたら面白いなと。新体制になったストーリーを振付に盛り込むとか、曲の背景が見える形でやれたらいいなと考えています。
-今のコロナ禍でアイドルの闘い方もまた新たなフェーズに入っている印象も受けますが、そのへんはいかがでしょう?
遠藤:大人だけにまかせるのではなく、その子たちが発信しているものを汲み取っていけるように目を光らせたいですね。
槙田:このタイミングでアイドルを志望してくれる子たちですからね。エンターテイメントが好きという気持ちを大事にしている子と一緒にやりたいです。
松永:逆に言うとチャンスで、いろいろ活動しづらいけど、コロナ禍で僕は宅録や配信する技術も上がったんですよ。アイドルに関してもニッチに寄っていたものが、外に広がるチャンスだと思うんですよね。今のアイドルはクリエイティヴィティがすごいし、SNSを通して自分を表現する術を知っているので、それを作品にもフィードバックできたらいいなと。
じょじょ。:新グループのために書き下ろす曲は、解散から復活という部分も歌詞に入れられるだろうし。このお三方の意向も色濃く反映されると思うので、今はワクワクしてますね。
AUDITION INFORMATION
"HYPER LOVE-WORLD新グループ・オーディション"
エントリー期間:~9月17日(金)23:59
[特別審査員]
松永天馬 / 槙田紗子 / 遠藤 舞
[合格者特典]
・松永天馬が監督を務めるMVへ新グループ・メンバーとして出演
・槙田紗子によるダンス振付/振り入れの受講(グループとしての一部の楽曲)
・遠藤 舞によるヴォイス・トレーニングの受講
詳細はこちら
LIVE INFO
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
点染テンセイ少女。
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 橋口洋平(wacci)
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
RELEASE INFO
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.12
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号