Japanese
門脇更紗
2021年03月号掲載
Interviewer:石角 友香
感動したときや、何かに挑戦するときのゾワっとする感じ、"できる!"っていう感覚をみんなに想像してもらえたら
-門脇さんがこっちに来られてからのサウンドはモダンになりましたね。
曲の作り方が変わったというより、アレンジのアプローチで結構変わったなと思うんです。佐伯(ユウスケ)さんにお会いして、「さよならトワイライト」も「いいやん」(共に2020年11月配信リリース)も、この「トリハダ」もアレンジを担当していただいて。ちょっとダンス・ミュージックじゃないですけど、「東京は」とはガラッと変わった感じになって、新しい一面も見せられたような気がして気に入ってますね。
-「ばいばい」(2020年12月配信リリース)のサウンド・プロデュースはササノマリイさんでしたね。
はい。もともと作ってた「ばいばい」の曲の雰囲気とはまた違う感じでアレンジしていただいたんです。それが"めっちゃいい!"と思って。なんか、星空が見えるような、サビのところがキラキラしたようなのもあるし、むっちゃ素敵にしていただきました。
-「いいやん」はまるでコロナ禍の中でできたようなニュアンスもありながら、そうじゃないんですよね。
そうです。ほんとその1年前ぐらいにできて。お正月明けから休みすぎてちょっと怒られてしまって、でも、"いいやん"と思ってできたっていう(笑)。
-結果、あとから聴いたときに2020年ならではの曲になっていますね。
作ってたのは一昨年だったんですけど、完成したのがコロナ禍だったので、ちょうどそういうのもあったからこそ、歌詞も部分的に変えたりしてできたので、良かったですね。
-2020年に活動が本格化するはずだった人はしんどかったと思うんですけど、門脇さん自身は曲作りしたりしていた?
はい。ほんとに時間があったし、これがなかったら出会わなかったお話やお仕事もいただいたりしたので。今考えれば"時間を無駄にしてしまった"と思うこともあったけど、この時期がなければできなかったであろう曲も作れたと思っています。
-じゃあ乗り越えたというよりはその時間も活動に?
そうですね。でも、一日中何もしなかった日もそれはそれでいいんじゃないかと思ったりもします。頑張りすぎる人とか、丸一日休んじゃったら"休んで良かったのか?"と後ろめたく思う人もいたりすると思うんですけど、たまには甘えて"いいやん"と思ってもらえたらなと思って、それを「いいやん」に反映できて良かったです。
-そして今回の「トリハダ」ですけど、いくつか曲がある中からデビュー曲として選んだんですか?
はい。私だけで選んだというよりは、スタッフさんとも相談して、"これだ"みたいな感じで決めました。まずはタイトル。最初はほんとにこのタイトルにするか迷ったぐらい。英語にするのかとか、ひらがなにすると丸っこくなってかわいすぎるなとか、めっちゃ考えて。すごく考えたんですけど思いつかなくて、そのまま"トリハダ"に自然となったって感じ。でもやっぱ、私も全然慣れなくて。ジャケ写を描いていただいて、やっとちょっと見慣れてきたな、という感じです(笑)。
-20年代的な疾走感のあるナンバーですけど、ジャケのアートワークは昭和を感じます。
そうなんです。mameさんというイラストレーターさんに描いていただいたんですけど、2~3年前からずっとインスタで見ていて、すごくかわいいな! と思ってフォローしてたんです。だから今回、お願いできて自分のために描いてくださったと改めて思うとめちゃくちゃ嬉しいです。
-どんなオファーを?
日常の部屋にいる空間で描いてくださいっていうのをお願いして。あとは曲を聴いて、そのインスピレーションで描いていただいたらというお願いをしたんですけど、もう羽根とか出ちゃって、いいなぁと思います(笑)。ここでちゃんと鳥が表現されてる! と。
-これが門脇さん自身の写真とかだと全然違って見えそうです。
そうですね。一応この「トリハダ」は自分の経験も交えて書いてはいるんですけど、とある主人公を自分の中で勝手に想像しながら書いてたりもするので。みんなにもそれぞれの主人公で聴いてもらえたらいいなって思いますね。
-今回わりとBPM早めだし、ピアノもギターもしっかり聴こえるサウンドなんですけど、曲調としてこれを選んだ理由はありますか?
最初にちょっと疾走感のあるかっこいい曲を出したら、そのあと、バラード曲を出したときにちょっとギャップも出るし、いいんじゃないかという案もあってこの曲を選びました。あと、去年の3連続のリリースの曲ともつながっていて。「さよならトワイライト」はちょっと生温い空間というか、前に進めない、あとにも引けないところからさよならしたいっていう主人公がいて。で、たまにだらけても"いいやん"っていう主人公がいて。次は、人からの期待とかで自分らしさを失うときってあると思うんですけど、そんな主人公が今まで積み上げてきたものを思い切って捨てるみたいに、勇気はいるけど前に進むために此処から"ばいばい"するぞってところから、「トリハダ」で飛び立つ。それがみんなに伝わったらいいなと思って。そんな裏テーマもあって、この「トリハダ」を選んだんです。
-どうしても羽が生えてくるほうのイメージがあると思うんですけど、歌詞を追いかけてるとどっちかというと羽が抜ける、脱皮みたいな。
あぁ、そうです。脱皮ってイメージです。最初に落ちていく羽たちがまた新しく生まれるっていうのはほんとその通りで。まだ飛び立つ前で今から飛ぶんだっていうのが伝わればいいなと。
-次、もっと飛べる羽が生えてくるかもというか。
トリハダってそんなにはいいイメージがないかもしれないんですけど、怖くて鳥肌が立つとか、そういうのじゃないものが伝わるといいなって。感動したときとか、すてきな音楽を聴いたときとかにゾワっとする感じ、"できる!"っていう感覚をみんなに想像してもらえたらと思います。
-この曲も佐伯さんとディスカッションして?
アレンジは佐伯さんにお任せして、ラフみたいな感じでいただいたときにはもうほんとにかっこ良くて、"これでお願いします"って言った記憶があります。最初のイントロが鳥、飛び立つんじゃないかっていう(笑)。
-この曲のリリース後、活動が加速していくと思うんですが、今後の活動予定としては?
次の大きな目標は、武道館ライヴ。だから、そこに行き着けるように、これからも変わらず、曲を作って、リリースして、ライヴをして、さらに成長していきたいです。
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