Japanese
ザ・モアイズユー
メンバー:本多 真央(Vo/Gt) 以登田 豪(Ba/Cho) オザキ リョウ(Dr)
インタビュアー:秦 理絵
ザ・モアイズユーが4ヶ月連続で新曲を配信リリースする。ダンサブルなロック・ナンバー「すれ違い」に始まり、真骨頂のメロディアスなポップ・ソング「環状線」、繊細なバラード「悲しみが消える頃」、歌謡テイストのアグレッシヴな「19」の4曲。初のリモート制作を取り入れたことが刺激になったというこの曲たちには、バンドとして新機軸となる挑戦がいくつも詰め込まれている。結果、より楽曲の幅は広がったが、同時にザ・モアイズユーの根底のある感情が鋭く研ぎ澄まされた4曲になった。昨年リリースした念願の全国流通盤『想い出にメロディーを』から1年4ヶ月。バンドの状況が好転し、今夏は大型フェスへの出場が決まっていたなか、思うように活動できない悔しさも抱く3人は、それでも止まらず進化し続けることで、この逆境にポジティヴな意味を見いだそうとしている。
-本題に入る前に、7月4日に配信された"オンライン見放題2020 -全バンド生配信!!-"のライヴを観ました。
本多:ありがとうございます!
-久しぶりにライヴをやれること自体が純粋に嬉しそうでしたね。
本多:約5ヶ月ぶりのライヴでしたからね。喜びもひとしおっていう感じで。
オザキ:めちゃくちゃ楽しかったな。
-目の前にお客さんがいないのは気になりませんでしたか?
以登田:カメラの奥にいると思ったら、意外と気にならなかったですね。
本多:リハーサルのときは、"どんな感じだろう?"って緊張してたんですけど。ライヴが始まると、これはこれで楽しいなって思えたんです。
以登田:演奏を始めたら、楽しさのほうが勝って、緊張は一気に飛びました。
オザキ:やっぱりスタジオで演奏する感覚と、ステージに立って演奏する感覚は全然違うんですよね。だから、目の前にお客さんはいなかったけど、ステージからフロアに向けてやってるっていう、あの快感が戻ってきたのは嬉しかったです。
-ライヴハウスを大切にするバンドほど、"配信ってどうなの?"って疑っちゃうところもあると思いますけど、そのあたりはどうですか?
本多:やっぱり今までは、目の前にお客さんがいて、自分たちが演奏するっていうのが当たり前やったので、それしか頭になかったんですけど。こんな状況やからこそ、新しいことに挑戦することで、プラスな気持ちで捉えていけるなと思いました。あとは、純粋に配信ライヴも楽しいなって。
-個人的には、ザ・モアイズユーのライヴを観たのが1年ぶりだったんですけど、バンドとしての進化が画面越しからも伝わってきました。以前よりも堂々としてたし、自信に満ちていたというか。自分たちでも"変わったな"っていう実感はありますか?
以登田:どっしりとやれた気はしてましたね。
オザキ:緊張感もあるんですけど、ちゃんと平常心を保てている状態で、身体はエンジョイしてる感じというか。いいバランスでやってたっていうのはありますね。
本多:練習のときから、前までの自分たちよりも堂々とやれてる感じがあって。"絶対にできる!"っていう自信があったんですよ。なんでですかねぇ......?
-去年回った『想い出にメロディーを』のリリース・ツアーとか、back numberのツアーに同行した経験が生きてきたんじゃないですか? 年末のフェスに出まくってた頃には、以登田さんがTwitterで、"最近はすんごいライブが楽しい"ってつぶやいてたし。
以登田:見てくれてるんですね(笑)。たしかにその頃から、自分たちの中で明確に課題を見つけられるようになったし、それを達成できる楽しさが出てきたんですよ。
-そのあたりから自信を持ってライヴをできるようになった?
本多:あぁ、いや......でもね、この間の配信ライヴで僕が自信を持ってライヴをできたのは、この2月からの、ライヴをしてない期間があったからのような気がしますね。
以登田:うん、たしかにそうかもね。
-どういうことですか?
本多:この期間に、3人だけで、ザ・モアイズユーというものに向き合えたんです。このバンドはどうあるべきか? みたいなものを、ゆっくり考える時間がすごくあったんですね。もちろん、ライヴをいっぱいやって、せわしない日々を過ごしたこともいい経験だったんですけど、そういうのを今一度、振り返れる時間になったのが大きいと思います。
以登田:配信ライヴをやるにあたって、逆に"ライヴとは?"っていうのを考えるようになったんです。結局お客さんは、僕らに何を求めてるのか? みたいなことを考えて。今までやったら僕らは、ライヴでテンションが上がったら、演奏がぐちゃってなっちゃったりしたんです。でも、僕らが何を一番届けたいのか? って考えたときに、やっぱり曲だっていうのを、もう1回見つめ直したんですよね。で、それを届けるには地に足を着けて、ちゃんと演奏をしなきゃいけない。そういうことを再確認したのはありますね。
-ある意味、シンプルにいい歌を届けたいっていうバンドの原点に返ったと。
以登田:そうなんですよ。
本多:だから、バランスやなぁと思いました。目の前にお客さんがいると、気合が入りすぎて空回りするところもあったんですけど、それだけじゃダメやし。逆に、ただ演奏をやってるだけで終わるのもダメじゃないですか。ちゃんとライヴの臨場感みたいなものも楽しんでもらわなきゃいけない。それを、どういうバランスでやっていけたらいいかっていうことですよね。
-こういう時期だからこそ、一度立ち止まって、バンドにとって何が大切なのか? っていうことを考え直せたのは良かったかもしれないですね。
本多:うん、そうですね。
-ここからは、今月から4ヶ月連続でリリースされる新曲の話を聞かせてください。もともとはひとつのパッケージでリリースする予定の曲だったんですか?
本多:4曲入りの配信EPを出す予定でした。それが、コロナの影響でレコーディング自体ができなくなってしまって。一度制作が中止になったんですけど、そうなったことで、改めて曲をブラッシュアップする時間ができたんですね。さらにいい状態に持っていくことができた。だから、ただ延期にするんじゃなくて、もっと違う形で発表できないか? って考えたんです。4ヶ月連続で配信をすれば、一曲一曲をちゃんと聴いてもらえるし、聴いてくれる人も、毎月嬉しい気持ちになれるんじゃないかなって。
-今回は一緒にスタジオに入って制作することはできなかったんですか?
本多:スタジオに入れたのは、本当に最近ですね。
-緊急事態宣言が解除されてから?
本多:そうです。それまでは自宅で練習したり、打ち込みで曲作りをしたりして。レコーディングまで、スタジオに入れないまま臨む感じだったので。
-今までの曲作りとはまったく勝手が違いますよね?
本多:違いましたね。僕たちは、基本的にはまず曲の原型があって、みんなでスタジオに入って、セッションで作り上げていくんですけど。今回は、それぞれが家で作り込んでいくというか。(デモでは)ドラムも生じゃなかったりするんです。
-データのやりとりを重ねて作っていく感じですか?
本多:そうです。だから、今までよりも曲を俯瞰的に見ることが多かったんですよ。
以登田:僕としては、こっちのほうが性に合ってるんじゃないかっていう発見がありましたね。セッションしながら作るよりも、いったん引いて見たほうが、アイディアが浮かぶから、今後も、このやり方を続けたいなって思いました。
-オザキさんは、どうでした? データのやりとりで制作するっていうのは。
オザキ:今回、自分がやらないようなリズムを結構打ち込んだりしたんですよ。
-あ、それは聴いてても思いました。ドラムの表現が多彩になりましたよね。
オザキ:そう、データだと複雑なリズムを作っちゃいがちなんですよ。"それを、自分が叩いたときに100パーセント再現可能なのか?"っていうのを考えずに作っちゃうので。で、実際、それをスタジオで表現するのは難しかったんですけど、普段の自分じゃやらないことをやってるからこそ楽しいというか。やっぱり音楽は面白いなって感じる作業ではありました。正直、初めての作り方だったから僕らもがむしゃらな状態だったぶん、逆にそのがむしゃらさが良かったのかもしれないって思ってますね。
-バンドを組んで、初めて曲を作ったときに近い手探り感があった?
オザキ:あー、近いかもしれない。だからこそ、自分たちで試行錯誤しながら納得のいく完成形に持ち込めたかなと思います。
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