Japanese
AliA
2019年10月号掲載
Member:AYAME(Vo) EREN(Gt) TKT(Key) RINA(Vn) SEIYA(Ba) BOB(Dr)
Interviewer:山口 哲生
今年2月に『AliVe』をリリースし、全国24ヶ所を回るツアーを行った男女混成の6人組ハイブリッド・ロック・バンド、AliA。そのツアー・ファイナルであり、結成わずか10ヶ月で行った渋谷CLUB QUATTROワンマンを超満員で締めくくり、12月18日には恵比寿LIQUIDROOMに立つという、急激なスピードで成長を続けている6人から、早くも2ndミニ・アルバム『realize』が届いた。ドラマ"臨床犯罪学者 火村英生の推理2019"の主題歌に起用された「realize」や、福岡ソフトバンクホークスのイベントに提供した「joker」といったタイアップもありつつ、驚くべきは収録楽曲のバリエーションの幅広さ。その多岐にわたるサウンドから、AliAというバンドが持つポテンシャルの高さをより強く感じさせるものになっている。現状の勢いをさらに加速させること確実な1枚について、メンバー全員に話を訊いた。
ツアーを通して、この方向でいいんだなっていうひとつの答えが見えてきたような気がしている
-今年2月に1stミニ・アルバム『AliVe』をリリースしてから、かなり濃密な時間を過ごされたと思うのですが、そこで学んだ部分や感じたことというと、どんなものがありますか?
EREN:6人はこれまで別々の人生を歩んできたから、6個の常識があるゆえに、今までのやり方や気持ちの伝え方ではダメなことがわかってきて。このバンドでのやり方というか、AliAのルールみたいなものがちょっとずつできてきたと思います。僕らは音楽で揉めることはほぼないというか、なんならそれを揉んで良くしようって悩むことがほとんどなんですけど、日常生活においては男もいるし、女もいるし、ハーフもいるしっていう。
SEIYA:例えば、同じ部屋に6人がいたとして、空調の問題で"暑いな"と思っている人と、"寒いな"と思っている人がいると思うんですよ。でも、みんな同じ部屋にいなきゃいけない。その中で、これぐらいの設定温度なら許せるとか、これぐらいなら大丈夫だろうって調節していくみたいに、バンド内のいろんなバランスをチューニングしていた時間だったと思います。ときにはぶつかったり、ときには冷静に話し合ったりして、バンドの土台を作っていくことができたことは大きかったなと思いますね。
-TKTさんはこの期間を振り返ってみると、どんな時間だったと思いますか?
TKT:それぞれの個性がより際立ってきたかなと思います。最初に目標にしていた"メンバー全員がメイン"というか、個性のぶつかり合いみたいなものがだんだん確立されてきたのかなって。
-ちなみに、個性がより際立ち始めた人というと?
TKT:まぁ......僕じゃないですかね(笑)。
一同:(笑)
TKT:パフォーマンスの部分でも、最近は前に出たり、暴れ回ったりすることも増えたので。
BOB:最近はキーボードを弾いていないときのほうが楽しそうだよね?
TKT:キーボードを弾いていると、その場にしかいれないから飽きてきちゃうっていうか。それもあって、前回のツアー・ファイナル("AliAliVe 2019 TOUR FINAL")からショルダー・キーボードを導入したんですよ。
EREN:いきなり"俺、ショルキー買うわ"って、まあまあの値段のやつをポチってたけど、"いや、使える曲ないよ?"って。それからショルキーの話題が出るたびに気まずい空気になるというか(笑)、"買ったのにお前はこれを使わないのか......"って寂しそうな顔をするんで、じゃあこの曲でやる? って、今回の『realize』に収録している「Discord」でショルキー・ソロをしたら、めっちゃ盛り上がって良かったなっていう。
BOB:じゃあ「Discord」は、TKTにショルキーを使わせるために作ったってこと?
EREN:いや(笑)、どこで使えるか探してたときにここだなって。そういう新しい圧力のかけ方をされました。
SEIYA:そうか。自分の使いたい楽器があったらERENに言えばいいのか。
-また新たな圧力が生まれそうですが(笑)、RINAさんは前作(『AliVe』)からここまでの時間を振り返ってみていかがでしょうか。
RINA:個人的には、人前でパフォーマンスしたり、しゃべったりすることが苦手だったんですけど、ライヴをいっぱいやったり、AYAMEとラジオに出たりすることで、少しずつ慣れてきて。プレイするというよりは、もっと人を楽しませようみたいな気持ちが出てきました。あと、バンド全体として柔軟性が出てきたことで、今まで"これはない"と思っていたことも、まずは1回やってみようっていう気持ちになることが増えましたね。否定から入るんじゃなくて、まずは一度やってみることによってできることもいろいろ増えてきたかなと思います。
-BOBさんは振り返ってみるといかがですか?
BOB:お酒を飲む量が増えました(笑)。SEIYAと飲みに行くことが多いんですけど、結成当初、僕らふたりはサポート・メンバーで、去年の7月に出会ったばかりだったんですよね。それがツアーをしていくなかで、同じリズム隊なのもあってしゃべる機会が増えたり、飲みに行ったりしてバンドの将来像を話す機会も増えていったんです。
SEIYA:僕はあんまり会いたくないんですけどね。
一同:(笑)。
SEIYA:"どっかで飲んでないの?"って連絡が来るときもあれば、電話に出なくても、僕の行動範囲が狭いから見つかっちゃうっていう。
BOB:見つかっちゃうっていう言い方もどうかと思いますけどね? でも、最初の頃は、みんながそれぞれ持っているベクトルを、どこに持っていけばいいのかなという感じだったけど、ツアーを通して、この方向でいいんだなっていうひとつの答えが見えてきたような気はしてます。『realize』は前作よりも制作がスムーズだったと思うし、また次の目標が見えてきたなっていう感じはあります。
-では、AYAMEさん、いかがでしょうか、ここまでの期間を振り返ってみると。
AYAME:私はライヴのときに緊張するタイプなので、ツアーが始まる一週間前ぐらいからだったかな。SEIYAに"MC、こんな感じでいいかな......?"ってLINEで送ってて(笑)。
SEIYA:やってた! 懐かしいな。
AYAME:たぶん、ツアーの24本中20本ぐらいはMCの台本作ってたんですよ。でも、それをやっていると、BOBに"なんで毎回そんなもん作ってんだよ!"って言われるし、ERENくんは"いつも思っていることを言えばいいよ"って、かっこいいことを言ってくるし(苦笑)。だけど、ツアー・ファイナルの渋谷CLUB QUATTROに立ったときは、初日の渋谷eggmanでガチガチだったのとはもう全然違っていて、自分の思うことが自然と出てきて、それをそのまま話せたんですよね。そのときに、自分は変わったなって思いました。もう"台本の女"じゃなくなったなって。
SEIYA:台本の女(笑)。台本というか、言いたいことリストだよね。
AYAME:そうだね。最近は何を話すのかだけは決めていますけど、もう台本は作っていないし、そのときに思ったことを言えるようになりました。
SEIYA:そこは、バンドとしていろんな活動をしていく中で、自分たちがこういう道を進んでいきたいっていう気持ちが出てきたからだと思うんですよ。そこは個人としてもそうだし、バンドとして言いたいこと、伝えたいことができてきたんだろうなって。
-それをAYAMEさんがメッセンジャーとして発信できるようになってきた。
AYAME:そうですね。私たち6人って本当に感情が違うんですよ。思っていることも全然違うから、MCのときはそれを自分が代弁できればいいかなと思って話してます。
LIVE INFO
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
すてばち
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
RELEASE INFO
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号