Japanese
I Don't Like Mondays.
2019年08月号掲載
Member:YU(Vo) CHOJI(Gt) KENJI(Ba) SHUKI(Dr)
Interviewer:TAISHI IWAMI
終わったものとしてのEDMではなく、その普遍性に着目し"らしさ"を発揮した最新シングル「DIAMOND」の魅力を解剖
-そして4連続シングルの締めとなる「DIAMOND」のリリースも迫ってきました(※取材は7月上旬)。
YU:今回のシングルは、どれも8月21日にリリースするアルバム『FUTURE』に入れることは、最初から決まっていたんですけど、この曲は特にアルバムに直接繋がる"リード曲"という意識で作りました。今回のアルバムはどの曲も粒が立った強いものなので、いきなり聴くと濃すぎるかもしれない(笑)。だから、まずはその挨拶代わりにシングルを切っていくことで、長い期間じっくり楽しんでもらえたら嬉しいですね。
-I Don't Like Mondays.の王道と言えば王道なんですけど、意外でした。なぜこのタイミングで、一時代が終わって今さら感の強いEDMを踏まえた曲を出したのでしょう?
YU:この曲をリードにすることは満場一致でしたね。"FUTURE"というアルバム・タイトルにある意味のひとつとして大切にしていたのが、"時代錯誤"。「Do Ya?」が90年代ヒップホップ、「Zero Gravity」が70年代ソウル、「Up to U」は80年代のファンク、それらを今の僕らと融合して未来に繋げていくイメージなんです。だからそこにEDMがあるのも自然なことで。
-ただ、今おっしゃった3つのジャンルとEDMの違いは、"リヴァイヴァルしているかしていないか"。EDMはまだそれが終わって飽きられている真っ只中。「DIAMOND」は、もろにその"終わったEDM"的な曲ではありませんが、リスキーだとは思いませんでした?
YU:ファッションにも音楽にも流行があって、僕自身もチェックしてますし、情報も入ってきます。だけど、僕らはそこを飛び越えたところでやりたいと思ってるんです。I Don't Like Mondays.らしいもの、長く演奏できるもの、トレンドがどうとかは、その中の一要素でしかない。
SHUKI:おっしゃってることはすごくわかりますし、少なからず意識はありました。だから意図的に避けたわけではないんですけど、EDMが爆発的に流行っていた頃の、あの歪んだシンセとかは入ってなくて。僕らが着目したのは、EDMが広めた普遍的な構成の部分。メロディのあるパートがあっての、みんなで騒げるドロップですね。そこは今でも十分に面白いんじゃないかと。
CHOJI:イントロ→ブレイクダウン→ビルドアップ→ドロップとほぼ決まりきった展開の中で、アレンジにおいてもメロディにおいても進化していく自分たちを表現するのは、すごく難しい。そのなかで、「On my way」(2017年リリースのEP『SUMMER』収録曲)、「WE ARE YOUNG」(2015年リリースのシングル『WE ARE YOUNG / Super Special』収録曲)、「TONIGHT」、「LEMONADE」といった、そういう展開を持つライヴでも盛り上がる曲を積み重ねてきて、ファンの人たちから見ても、"I Don't Like Mondays.らしい"曲のイメージが完成しました。「DIAMOND」はそれらの集大成的なものとしての挑戦であり、僕らが"やるべき曲"だったと思います。
YU:僕らの中では"EDMをやってる"って意識はなくて、EDMを通して吸収できたものを採り入れて、I Don't Like Mondays.という"バンド・サウンド"に落とし込んでるイメージですね。結果、ライヴで歌えて踊れて飛べて騒げて、でも、ただ楽しいだけじゃない、切なさもある曲になったと思います。それは、僕がお客としてライヴに行ったときに求める要素でもある。それらを1曲に詰め込めたので、すごく満足しています。
-そうなんですよね。"4人のバンド感"がすごくある。ロック的なダイナミズムすら感じる瞬間がありますし。
YU:どんな曲をやっても、バンドらしくあること。そこはかなり意識しているので嬉しいです。でも、"俺らはバンドだぜ"って気持ちがマイナスに作用して、ちょっと押しつけがましくなって、音楽自体を閉ざす結果にはならないように、そこの主張は内燃させている感じですね。
SHUKI:この曲はミックスが終わるまですごく不安だったんです。当初はもっとバンド感が強くて、KENJIと"これでいいのか?"とかよく言い合ってましたし。
KENJI:うん、言ってた(笑)。
SHUKI:そんな感じで、ずっと正解が見つからないままやっていて。で、ミックス当日にドラムをかなり大胆に差し替えたんです。サビのアプローチなんて全部なくしましたから。結果、バンドっぽさとダンス・ミュージックっぽさが、ギリギリのバランスで存在している、僕ららしい曲になったと思います。
CHOJI:個人的に気に入ってるのは、2サビが終わって落ちるときに、小さくギターを弾いてるところ。それはエンディングでも流れるんですけど、そういう細やかさですね。実はイントロからいろいろパターンをチェンジしていってて。
-ギターを追えているようで見失っているような不思議な瞬間もあるんですよね。それくらい主張しない変化は、隠れたファンタジーだと思います。
KENJI:ループじゃないんですよね。そこがバンドっぽさなんだと思います。
-"大事なモノ探して その度道に迷うけど/あの唄のメロディーは 今でも聞こえているから/悲しい日々もいつか 記憶へと移り変わって/僕らを次の場所へ連れて行ってくれるんだ"という歌詞がすごく好きなんです。そして今回話を聞けて良かったのは、そこのラインにここまでの話が集約されているなと。要するに筋が通ってる。試したわけじゃないですよ(笑)。
YU:ありがとうございます(笑)。今回のシングル4曲は、アルバムの中ではまた印象が変わると思います。マスタリングもし直してるんで。引き続き、僕らの音楽を楽しんでもらって、ライヴにも来てもらえたら嬉しいです。
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