Japanese
été
2019年08月号掲載
Member:オキタユウキ(Gt/Vo) ヤマダナオト(Ba) 小室 響(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
7月28日、渋谷WWWで"été ONEMAN LIVE ~ e4 ~"を行うété。この公演は、フリー・ライヴとなっており、会場限定で2曲入りシングル『ラスト/ラスト』をリリースすることとなった。昨年、コドモメンタルに所属しミニ・アルバム『Burden』を、今年3月には早くも1stフル・アルバム『Apathy』を発売し、アルバムを引っ提げたツアーを行った。バンドとしても、ソングライターとしてもより感覚を研ぎ澄まし、自分を取り巻く、あるいは社会を覆う空気や感情といったものや、言い知れないその成分を、音やリリックに落とし込むété。制作のスピードが増すごとに、そのアンテナの感度や、音や言葉に変換する速度や精度も増し、リスナーの心を揺さぶる曲を生んでいる。多ジャンルが練り込まれたサウンドや、ポエトリー・リーディングといった形としての面白さももちろん、心を動かすエネルギーがとても強い。その今について、3人にインタビューした。
-シングルのリード曲となる「ラスト/ラスト」は、サウンド的にも歌詞的にもétéを詰め込んだ曲ですね。今回はシングルで会場限定盤ということですが、どんなことを重視しましたか?
オキタ:今回は対極的な2曲にしたかったんです。リード曲ということでまず「ラスト/ラスト」を制作したんですけど、この曲はサビがシンプルでとてもわかりやすいなと。
-はい、かなりサビらしいサビがある曲ですね。
オキタ:サビ始まりで、サビで終わってという曲ですね。前回の1stアルバム『Apathy』(2019年3月リリース)と、その前の2ndミニ・アルバム『Burden』(2018年12月リリース)という2枚の全国流通盤では、音楽的にも歌詞的にもかなり踏み込んだ制作をしていて、その制作からすぐだったので、会場限定盤を出そうと考えたとき、ある意味何も考えないで作ってみようっていう。なので、リード曲ということくらいしか考えずに作ったものなんです。僕としては、étéというものは詰め込まれている曲が多いと思うんですけど、これはかなりシンプルでストレートな曲だなと。
-意図して何かを入れ込んでいるわけではないんですね。これまでの何作か、しかも短い間に濃い制作を続けてきて、自分でアウトプットしていく感覚としても何かが開いたような感じがあるんですか?
オキタ:それはありますね。歌詞の内容でも、今回は衝動的な感情とかをスッと言葉にしようと思って制作していました。
-エモーショナルな内容になりましたね。それでいてきっと届く人にもわかりやすいキャッチーさもある。アレンジについてはどのように進めていったんですか?
ヤマダ:アレンジについてはいつも通りオキタがフル尺で作ってきて、僕らふたりがスタジオに入って各々でフレーズを固めて、そのままレコーディングをするという流れでしたね。
オキタ:今回は2曲ともフル・アレンジをした状態でデモを渡しているんです。あとは各々が叩きたいフレーズや弾きたいフレーズを入れてもらってという感じでした。ふたりは頑張ってくれましたね。『Burden』、『Apathy』の制作を踏まえての今作ということで、デモを投げてスタジオに入ってアレンジをして、完成までの時間が早くなったなと思っていて。言語化できない段階での意識の共有や好みの共有ができてきているのかなと。
ヤマダ:この1年でいっぱい作ってきたからね。
-ふたりは、デモがきたときの印象はどういうものでしたか?
小室:「ラスト/ラスト」に関しては、ストレートな歌モノっぽかったので、あまり僕はそういう音楽を通っていなかったんですけど、僕なりにストレートな歌モノを叩いたらこうなるかなというイメージはしながら作っていましたね。「atmosphere」に関しては全然完成形の予想ができなくて。
ヤマダ:たしかに(笑)。
-「atmosphere」はデモ段階でなんとなくの歌やメロディは乗っていたんですか?
オキタ:乗ってませんでしたね。オケだけで。
ヤマダ:オケだけだとどうしてもどこに何がくるのかがわからないというか。それもいつもどおりなんですけどね。
オキタ:「atmosphere」に関しては、バンド・サウンドではあるんですけど、ドラムに隙間がとても多いので、レコーディングのときは不安そうでしたね(笑)。
ヤマダ:ずっとバスドラしか踏んでないみたいなね。
-どちらかというと曲中のムードを作っていくような役割ですもんね。
小室:そうですね。なので音色を意識するとか、だいぶいろいろやってます。
ヤマダ:面白い録り方もしたよね。「atmosphere」のほうは、バスドラの音をしっかり作り込みたくて、胸を叩いた音をマイクで録って加工したものを使っているとか。実験的な録り方をしてますね。
小室:あれは、すげぇ痛かったけどね(笑)。
ヤマダ:いろんなことを試してそれに行き着くっていう。
オキタ:途中から四つ打ちになるんですけど、その四つ打ちのバスドラムの音をああいうデッドな音にしたくて。いろんなところを叩いて一番自分の中で近い音がそれだったんです。
-オキタさんの中で鳴っている音をなんとかして具現化していくような作業だったんですね。そのときにはもうリリック的なイメージもあったんですか?
オキタ:乗せ方みたいなところで言うとイメージはできていたんですけど、実際に歌詞をハメてみると節目節目が違ったりもしたので、先にオケを完成させて、そこにラップを乗せるようなイメージで作っていましたね。
LIVE INFO
- 2025.06.25
-
オレンジスパイニクラブ
ザ・シスターズハイ
SHE'S
星野源
TenTwenty
Czecho No Republic
PEDRO×詩羽
People In The Box
斉藤和義
岡崎体育
- 2025.06.26
-
Creepy Nuts
ザ・シスターズハイ
ヤングスキニー
怒髪天
ドミコ
TENDOUJI
the dadadadys
斉藤和義
WANIMA
岡崎体育
にしな
プルスタンス / Navy HERETIC / cherie / ライティライト
- 2025.06.27
-
四星球
Creepy Nuts
GOOD ON THE REEL
Subway Daydream
東京スカパラダイスオーケストラ
ビッケブランカ
the shes gone
The Slumbers
GLIM SPANKY
オレンジスパイニクラブ
女王蜂
ポルカドットスティングレイ
ドミコ
フリージアン
サイダーガール
TENDOUJI
Nothing's Carved In Stone
荒谷翔大
yama × 群馬交響楽団
chilldspot
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
Amber's × シズクノメ
空白ごっこ
WANIMA
岡崎体育
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~ナニカシラ presents sunriseeee!!!!〜"
- 2025.06.28
-
眉村ちあき
女王蜂
鶴
LOCAL CONNECT
竹内アンナ
GRAPEVINE
怒髪天
[Alexandros]
Lucky Kilimanjaro
Organic Call
浅井健一
"CRAFTLAND"
チリヌルヲワカ
the shes gone
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
OKAMOTO'S / w.o.d. / MONO NO AWARE / Laura day romance ほか
いゔどっと
いきものがかり
ASP
コレサワ
ドレスコーズ
神はサイコロを振らない
Laughing Hick
荒谷翔大
福永浩平(雨のパレード)
FINLANDS
the dadadadys
私立恵比寿中学
スカート
ゴキゲン帝国
礼賛
ORCALAND
"World DJ Festival Japan 2025"
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
斉藤和義
sumika
"TAKASAKI CITY ROCK FES.2025"
忘れらんねえよ / BLUE ENCOUNT / ヒトリエ / 打首獄門同好会 ほか
Halo at 四畳半
TGMX(FRONTIER BACKYARD etc.)
岡崎体育
Novelbright
- 2025.06.29
-
眉村ちあき
アルコサイト
ヤングスキニー
ブランデー戦記
鶴
竹内アンナ
GRAPEVINE
[Alexandros]
HEP BURN
GLIM SPANKY
怒髪天
FINLANDS
Lucky Kilimanjaro
ネクライトーキー
東京スカパラダイスオーケストラ
浅井健一
Chimothy→
SVEN(fox capture plan)
いゔどっと
大原櫻子
荒谷翔大
reGretGirl
ドレスコーズ
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
サイダーガール
ポルカドットスティングレイ
いきものがかり
ASP
コレサワ
清 竜人25
私立恵比寿中学
"World DJ Festival Japan 2025"
おいしくるメロンパン
斉藤和義
sumika
"TAKASAKI CITY ROCK FES.2025"
yutori
岡崎体育
Nothing's Carved In Stone
Novelbright
- 2025.06.30
-
Dear Chambers
清 竜人TOWN
浜崎容子(アーバンギャルド)
Hump Back
岡崎体育
- 2025.07.01
-
ビレッジマンズストア
Mirror,Mirror
岡崎体育
- 2025.07.02
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
SHE'S
Saucy Dog
Hump Back
Laura day romance × Billyrrom
Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)/ 寺中友将(KEYTALK)/ 谷口 鮪(KANA-BOON)/ アユニ・D(PEDRO)
ドミコ
岡崎体育
- 2025.07.03
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
斉藤和義
go!go!vanillas
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
PK shampoo
TenTwenty
Saucy Dog
ビレッジマンズストア
クジラ夜の街
KALMA
the dadadadys
神聖かまってちゃん
サカナクション
フィロソフィーのダンス×清 竜人25
岡崎体育
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
RELEASE INFO
- 2025.06.25
- 2025.06.27
- 2025.06.28
- 2025.07.02
- 2025.07.03
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号