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DISC REVIEW

Japanese

Apathy

été

『Apathy』

Release Date : 2019-03-27
Label : コドモメンタルINC.

ミニ・アルバム『Burden』からわずか3ヶ月でのリリースとなる初のフル・アルバム。変拍子に攻撃的なブラストビートまでもが織り込まれた、幾何学的なバンド・アンサンブルに、ポエトリー・リーディングとメロディが乗る「crawl」で本作は始まる。予定調和的なサビや良しとされるような展開は無視して、感情のカオスと静寂との無秩序なうねりがあるようだが、その曲は耳にスムーズに流れ込んできて心や身体を刺激していく。「ruminator」では世の中のムードや空気に順応できない自分を"ぼくらは劣等"と言いながらも、常にruminator=熟考し、考えや感情を発する人間でありたいと個性を突きつける。エレクトロ要素も交えるなどétéのポテンシャルを意識的に広げていくアルバムとなった。(吉羽 さおり)


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Burden

コドモメンタルやCINRA.NETらが手を組んで開催した"404〈ヨンマルヨン〉AUDITION"の優勝バンド、étéの初となる全国流通盤ミニ・アルバム『Burden』。3ピースの演奏が複雑に絡み合うサウンドに乗せて、中性的......と言うよりも、むしろ女性的とすら言えるようなヴォーカル オキタユウキのポエトリー・リーディングが鋭利な言葉を紡ぐ「DAWN」から幕を開ける。オルタナティヴなギター・ロック、激情のハードコアからトラップ・ミュージックまで、様々な音像を行き来する全7曲には、人間の感情という不可解なものと真正面から向き合い、言葉(あるいは音楽)でそれを妥協なく捉えようとする想いが熱く滲む。その圧倒的な情報量の奥にあるかすかな希望の光がとても美しい。(秦 理絵)



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