Japanese
The 3 minutes
2017年07月号掲載
Member:やまのうえのりょうくん(Vo) けんた(Gt) ひろ坊(Key) わたべ(Ba) なおき(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
名古屋発のシンセ・ポップ・ロック・バンド、The 3 minutes(読み:スリーミニッツ/通称:さんぷん)が、7月19日にトリプルA面シングル『Shiny Days / 妄想ヤンデレーション / ハルノウタ』をリリースする。爽やかでパンキッシュなピアノ・ロック「Shiny Days」、クラシックとフォークロアなパンク、昭和歌謡が衝突したようなめくるめくサウンドが面白い「妄想ヤンデレーション」、そしてあたたかでエモーショナルなアンセム「ハルノウタ」と、3曲振り切った内容でバンドの可能性を感じる1枚だ。やりたい音楽、楽しいことに貪欲で、でも歌をとても大事にしている。こんなバンドがいてもいいんじゃないかと、彼らは語る。
-今の5人が揃ったのが今年の頭だそうですね。バンドとしては3年ほど活動していますが、スタートしたときはどういうバンドにしようと?
りょうくん:最初は編成も違ったんです。もともと高校時代にコピー・バンドとしてスタートしたんですけど、そのときは今みたいにキーボードに焦点を当てたサウンドを意識したことはなくて。純粋にロック・バンドっぽいことがしたいなと思っていたんです。でも、途中でメンバー・チェンジがあって、リード・ギターを弾いていた子が抜けたときにバンドの音色が寂しいなと思って、シンセのアレンジを加えて弾いてみたんです。それで、これはこれでいいじゃんってなったんですよね。そういうところから今の形になっていったのかなと思います。
-では、シンセありきで始まったわけではなかったんですね。
りょうくん:そうです。僕とひろ坊は中学、高校の同級生なんですけど、"こんなにシンセのアレンジをスパスパとつけられる奴だったん!?"と。初期のころはギター・ロックにピアノを入れていく感じだったんですけど、シンセはまたイメージが違って。意外とできるのでびっくりして、"こんなにそれっぽくできるんだ"っていう。
ひろ坊:めっちゃ褒めるやん(笑)。
りょうくん:ひろ坊はもともとエレクトーンをやっていたんですよ。作曲は彼(ひろ坊)が担当してるんですけど、作曲能力は最初からすごいなと思っていたんです。でも、シンセのアレンジに関しては未知数だったので。シンセが入って初めての発見があったりして、バンドって面白いなってそのときにすごく思いました。
-ひろ坊さんは、アレンジするうえで参考にしたり、こういうのをやったら面白いんじゃないかっていうイメージはあったんですか。
ひろ坊:特にないんですよね(笑)。手癖なんです。エレクトーンは基本的にいろんな曲をやるんですよ。ピアノと違って、ポピュラー音楽をやることが多いんですね。僕らの時代だと、ポルノグラフィティさんとかサザンオールスターズさんとか。そういう人たちの曲を弾いていて、結果的に手癖ができていって。その手癖が出ないように気をつけないといけないと思いながらやってます。
-ちなみに、コピー・バンド時代は誰の曲をやっていたんですか。
りょうくん:そのときは今のメンバーと多少違うんですけど、ONE OK ROCKさんとかELLEGARDENさんでした。
けんた:シンセとは無縁のバンドばかりですね。
-こういう形で自分たちがバンドをやるようになるとは思ってもみなかったんですね。
けんた:はい、まったくです(笑)。
りょうくん:バンドは3年目になるんですけど、そのときそのときで、これがいいと思うことをやってきて。よく言えば臨機応変ですけど、言い方を変えれば"自分たちはこういう音楽をやる"ってものがなかったんです。みんなでバンドができて、それが楽しくてかっこいいから、それでいいって思っていたんです。前まではサウンド、音楽にこだわりとかはなかったんですよね。
-わたべさんは昨年9月に、なおきさんは今年1月に加入したんですよね。以前から、The 3 minutesの存在は知っていたんですか。
わたべ:僕はメンバー全員、顔は知っていたので。
けんた:もともと僕と、違うバンドを一緒にやっていたんです。
わたべ:そのときは今と真逆というか、バリバリのギター・ロックの歌モノだったんですよね。back numberさんやKANA-BOONさん、クリープハイプさんみたいな。
なおき:僕は加入前にやっていたバンドで、一度対バンをしました。
ひろ坊:対バンしたときは、うちのバンドはまだそんなにピコピコしてなかった感じですね。
なおき:今は、同期とかガンガン鳴らしているんですけど、そのときは同期もなく。コンセプトは今と変わってないと思うんですけどね。あぁ、こういう方向でやりたいんだなっていう印象はありました(笑)。
-最初はバンドが楽しくて始まって、その後、目標などは出てきたんですか。
りょうくん:"未確認フェスティバル"という10代限定のイベントがあるんですけど。2015年にたまたま僕が応募していて、1次も2次も審査が通って、3次審査のライヴ・ステージに立つことができたんです。それがすごく楽しかったんですよね。名古屋のボトムラインという会場だったんですけど、お客さんがパンパンで。バンドで売れてこういうことができるんだったら、最高だなって思ったんですけど、結局決勝には行けなかったんです。そこでは、同世代の名古屋のバンドがファイナルに進出したりしていて。悔しかったんですよね。初めての敗北というか。その感覚を味わったとき、もっといい音楽をやりたいなっていう気持ちが芽生えました。
-そういう経験から、もっとこういうバンドになろう、こんな曲を書きたいと曲作りに生かしたことはありますか。
ひろ坊:曲作りに関してだけ言うと、特になかったですね(笑)。僕は、そのときの気分と、そのとき聴いていた音楽に影響されやすいので。最近は、こうしたいっていうのはあるんですけど。昔は特に、思いついたらポンと作っちゃえっていう感じで(笑)。
りょうくん:彼は感覚的にやっているので、思いついたら作るっていうのが昔は特にありましたね。"この曲は5分で作った。あとはみんなでやるぞ"みたいな感じで、ドラムもベースもない状態から、スタジオで合わせて作っていくんですけど、この曲本当に大丈夫か? っていう不安みたいなものはありました。形が見えないっていうか。でも、そういう曲が今、ライヴで欠かせない曲になっていたりしているので、どこに音楽的なヒントがあるかわからないなと(笑)。
-どんな曲にしたいか、どういう雰囲気になるか、ひろ坊さん自身はあまり想像していないんですか。
ひろ坊:自分の中では想像できているんですけど。メンバーが消化できるかどうかですよね。あまり細かく言っても、そこで口論になっちゃうので。
わたべ:たしかにね(笑)。
ひろ坊:結局その曲がお陀仏になることもあります。僕はこうしたいんだって言われると、何も言えなくなってしまうんですよ......。
LIVE INFO
- 2024.11.18
-
DeNeel
Thom Yorke
Age Factory
ずっと真夜中でいいのに。
PEDRO
フレデリック × Lucky Kilimanjaro
BUMP OF CHICKEN
The Ravens
DYGL
ラックライフ
- 2024.11.19
-
VOI SQUARE CAT
Maki
Age Factory
Thom Yorke
ずっと真夜中でいいのに。
PEDRO
Official髭男dism
BUMP OF CHICKEN
ヨルシカ
詩羽(水曜日のカンパネラ)
THE ORAL CIGARETTES ※開催延期
Dios
Mrs. GREEN APPLE
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
- 2024.11.20
-
LONGMAN
ネクライトーキー×ポップしなないで
SIX LOUNGE
VOI SQUARE CAT
PEDRO
ハンブレッダーズ
Official髭男dism
シノダ(ヒトリエ)
詩羽(水曜日のカンパネラ)
DYGL
ヨルシカ
大橋ちっぽけ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
SUPER BEAVER
CNBLUE
The Ravens
Mrs. GREEN APPLE
mouse on the keys
REAL ESTATE
ONIGAWARA / ザ・チャレンジ / Pororoca / ホシアイ
- 2024.11.21
-
ザ50回転ズ
KANA-BOON
Maki × PRAY FOR ME
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
ASIAN KUNG-FU GENERATION
THE ORAL CIGARETTES ※開催延期
ラックライフ
シノダ(ヒトリエ)
(sic)boy
Thom Yorke
CVLTE
eastern youth / People In The Box
CNBLUE
Ivy to Fraudulent Game
離婚伝説
ドレスコーズ
椎名林檎
This is LAST
KEYTALK ※公演中止
- 2024.11.22
-
ヤングスキニー
マルシィ
オレンジスパイニクラブ
フラワーカンパニーズ / 斉藤和義
ズーカラデル
u named (radica)
TK from 凛として時雨
SUPER BEAVER
コレサワ
LONGMAN
セックスマシーン!!
終活クラブ
(sic)boy
the shes gone
ドミコ
点染テンセイ少女。
CVLTE
BREIMEN
SIX LOUNGE
秋山黄色
Newspeak
w.o.d.
BLUE ENCOUNT
超☆社会的サンダル
武瑠
ヤユヨ
浅井健一
YAJICO GIRL
緑黄色社会
あたらよ
- 2024.11.23
-
NANIMONO
打首獄門同好会
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
Conton Candy
四星球
Lucky Kilimanjaro
Maki × PRAY FOR ME
back number
I Don't Like Mondays.
9mm Parabellum Bullet
ビッケブランカ
新しい学校のリーダーズ
ねぐせ。
Vaundy
Hakubi
HERE
小山田壮平
KNOCK OUT MONKEY
オレンジスパイニクラブ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
chilldspot
Ivy to Fraudulent Game
People In The Box
NEE
秋山黄色
ADAM at
ポルカドットスティングレイ
竹内アンナ
the shes gone
HY
あいみょん
まなつ
POP ART TOWN
優里
アーバンギャルド
Amber's
緑黄色社会
Thom Yorke
椎名林檎
怒髪天
- 2024.11.24
-
NANIMONO
打首獄門同好会
DENIMS
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
キュウソネコカミ
LONGMAN
四星球
安藤裕子
Conton Candy
back number
ウソツキ
9mm Parabellum Bullet
新しい学校のリーダーズ
リュックと添い寝ごはん
FIVE NEW OLD
SHE'S
Vaundy
Umisaya
fhána
シノダ(ヒトリエ)
People In The Box
HERE
大森靖子
AIRFLIP
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
ずっと真夜中でいいのに。
Mega Shinnosuke
リアクション ザ ブッタ
SpecialThanks
Half time Old
HY
あいみょん
YOUR ADVISORY BOARD
泣き虫☔︎
優里
フレンズ
the quiet room
Thom Yorke
椎名林檎
- 2024.11.25
-
Age Factory
安藤裕子
シノダ(ヒトリエ)
KANA-BOON
フレデリック
BUMP OF CHICKEN
- 2024.11.26
-
Age Factory
SUPER BEAVER
PEDRO
SIX LOUNGE
神はサイコロを振らない
煮ル果実
Thom Yorke
BUMP OF CHICKEN
ハンブレッダーズ
The Novembers
(sic)boy
ストレイテナー
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
にしな
- 2024.11.27
-
新しい学校のリーダーズ
PEDRO
LAST DINOSAURS / ego apartment
ハンブレッダーズ
まなつ
Jamie xx
雨のパレード
詩羽(水曜日のカンパネラ)
go!go!vanillas
ヤングスキニー
にしな
- 2024.11.28
-
MOROHA
Age Factory
新しい学校のリーダーズ
DYGL
煮ル果実
SIX LOUNGE
まなつ
アンと私
挫・人間
秋山黄色
w.o.d.
マルシィ
終活クラブ
BURNOUT SYNDROMES
Cö shu Nie
フィルフリーク
シノダ(ヒトリエ)
go!go!vanillas
a flood of circle
KANA-BOON
- 2024.11.29
-
離婚伝説
CVLTE
Age Factory
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
BLUE ENCOUNT
フィロソフィーのダンス
OKAMOTO'S
DYGL
NEE
Lucky Kilimanjaro
神聖かまってちゃん
Ivy to Fraudulent Game
小山田壮平
tacica
秋山黄色
w.o.d.
ねぐせ。
Dear Chambers
アンと私
the dadadadys
挫・人間
ASIAN KUNG-FU GENERATION
NANIMONO
にしな
Hello Hello
吉澤嘉代子
PIGGS
パピプペポは難しい
TK from 凛として時雨
a flood of circle
BREIMEN
ヤユヨ
CIVILIAN
DOES
East Of Eden
シド
岸田教団&THE明星ロケッツ
ANABANTFULLS
三浦透子
- 2024.11.30
-
back number
NEE
ポルカドットスティングレイ
大森靖子
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
OKAMOTO'S
tacica
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
SWANKY DOGS
the shes gone
ヤングスキニー
Aimer
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
ズーカラデル
ウソツキ
Newspeak
9mm Parabellum Bullet
ねぐせ。
BLUE ENCOUNT
moon drop
Cö shu Nie
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Conton Candy
椎名林檎
Vaundy
MYTH & ROID
Hakubi
This is LAST
崎山蒼志 / MONO NO AWARE / 荒谷翔大 / 家主 ほか
GANG PARADE
BiS / KNOCK OUT MONKEY / パピプペポは難しい / LEEVELLES ほか
須田景凪
フラワーカンパニーズ
フレデリック
LiSA
なきごと
Machico
"ビクターロック祭り2024"
- 2024.12.01
-
back number
reGretGirl
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
OKAMOTO'S
SIX LOUNGE
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
Ivy to Fraudulent Game
Aimer
MOROHA
Helsinki Lambda Club
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
THE YELLOW MONKEY
DENIMS
LACCO TOWER
9mm Parabellum Bullet
NANIMONO
ハク。
fhána
オレンジスパイニクラブ
the shes gone
Vaundy
Hakubi
さめざめ
ベランダ
GOOD ON THE REEL
秋山黄色
須田景凪
I Don't Like Mondays.
the quiet room
Laughing Hick
PEDRO
LiSA
indigo la End
- 2024.12.02
-
Saucy Dog
スカート
挫・人間
chilldspot
RAY×BELLRING少女ハート
RELEASE INFO
- 2024.11.18
- 2024.11.19
- 2024.11.20
- 2024.11.22
- 2024.11.27
- 2024.12.04
- 2024.12.06
- 2024.12.11
- 2024.12.13
- 2024.12.18
- 2024.12.20
- 2024.12.25
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.08
- 2025.01.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
PEDRO
Skream! 2024年11月号