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INTERVIEW

Japanese

キノコホテル

2017年06月号掲載

キノコホテル

Member:マリアンヌ東雲(歌と電気オルガン)

Interviewer:岡本 貴之

"キノコホテルそのうち観に行こう"なんて言ってちゃダメなのよ。こういうときこそ来ていただかないと。バンドなんていつ何があるかわからないんですから(笑)


-今回のアートワークに関しても、発案はマリアンヌさんからなんですか。

そうです。じゃあまず衣装をどうするかとか何色にしようとか、そういうところをまず決めて。今回のアー写は、あえて服を着ないとか、グレー・バックに黄色い穴とか、カメラマンやデザイナーにアイディア出しをいたしまして。それでこの丸をデザイナーの北村さんが一生懸命現場で汗をかきながら切り抜いて。私は裏で脚立に登っているんですけど、これは涼しい顔をしているのが大変なくらいに結構無理な体勢を取っていたのでだいぶカロリー消費しました(笑)。まぁ、作品のためならそのくらいの労苦はいとわないタイプですので。ジャケットに関しても、北村さんに今回は3人を含めて撮りまくって、コラージュして映画のサントラみたいにしてほしいとお伝えして、"東映ピンキー・バイオレンス"の本を見せたりして。自宅にあるありったけの衣装を持ってきてとにかくたくさん写真を撮ったんです。それでデザイナーさんにコンセプトと希望だけ伝えて、写真のセレクトや組み方はあえてお任せしたんです。そんな調子なので彼は無数の写真をひたすら切り抜いて着色して......だいぶ苦労させてしまいましたけど(笑)、第一稿が来た時点でもう、"あぁ、キマったわね"と。デザイナーにせよカメラマンにせよ、こちらの要望をしっかり聞いてくれて話が早い方じゃないとだめですね。これは10年やってきて痛感したことです。今回のジャケットはしてやったりという会心の仕上がりで。これはだいぶジャケ買い需要も期待できるんじゃないかと思います(笑)。

-ジャケットのイメージどおりの「あたしのスナイパー」(Track.4)のMVが公開されました。こちらは"007"と"プレイガール"が合体したような。

そうですね(笑)、わかりやすい良いキャッチーさですね。あれ("007"のオープニング風の映像)は、加藤マニさんと、ベタな方向で行きたいと話していて、"じゃあやりましょう"って言って仕上がったらそのまんまだったので痛快でした(笑)。面白かったですよ、本当にまんまやったなこの人って感じで。公開されているのはショート・バージョンで続きがあって、今回は私以外の3人も活躍しているので、緊迫の後半戦はぜひ、初回限定盤DVDでご覧いただけたらと思います。

-創業10周年記念大実演会"サロン・ド・キノコ~飼い慣らされない女たち"が開催されますね。

6月10日に名古屋、6月17日に大阪、それから6月24日の創業記念日には赤坂BLITZで実演会を開催します。創業10周年という大きな節目ですから、本当にお祭りですよね。盛大にお祝いしたいですね。"キノコホテルそのうち観に行こう"なんて言ってちゃダメなのよ。こういうときこそ来ていただかないと。バンドなんていつ何があるかわからないんですから(笑)。このアルバムを機にキノコホテルを知る方も多いと思うので、そういう方もベテランの胞子(※キノコホテルファンの総称)もみんなひっくるめて盛り上げていただきたいという思いでございます。