Japanese
瀧川ありさ
2016年09月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
2015年3月にシングル『Season』でメジャー・デビューし、優しくも凛とした透明感を湛えたヴォーカルと、しなやかにステップアップしていく心の動きを綴った歌を響かせているシンガー・ソングライター、瀧川ありさ。5枚目のシングルとなる『色褪せない瞳』は、その強く光り輝く声でもって、"君のすべてわたしが守る"と投げかける、大きなスケール感を持った曲となった。同時に、さりげなく寄り添う温度感もある。デビューして1年、様々な場所で歌ってきたこと、そこで見た光景から生まれた曲だと語る今回のシングル。その背景について話を訊いた。
-今年6月にはメジャー・デビュー後初となる東名阪ワンマン・ライヴ・ツアーを行いましたが、感触はどうでしたか?
すごく充実していました。東名阪の3ヶ所だけだったんですけど、名古屋と大阪では初めてワンマンでやったバンド・セットのライヴだったんです。リリース・イベントのたびに、ずっとバンド編成で来たかったし、名阪の人たちも"早くエレキでの演奏が見たい"と言ってくれていたので。結果的には3公演それぞれ盛り上がりを見せてくれたので、すごく勇気をもらいました。"Girl meets Wonder"というツアー・タイトルをつけたんですが、"Girl meets Wonder"と言いつつも、私だけではなく観ているお客さんもいろんな驚きや感動に出会ったり、新たな自分を発見したりしてほしいなと思ったんです。まさにそういうツアーにすることができたので、成長できましたね。
-自分自身での驚きや発見というと、どんなことがありましたか?
自分自身での驚きは――ソロなのでバンド・メンバー任せにはできないし、いろいろと自分でまかなわなければならないじゃないですか(笑)。(お客さんの)煽り方も、盛り上げ方も、1年間いろいろと試しつつやってきたんですけど。ワンマン・ライヴでは、一応全員が味方というか(笑)。
-たしかに、そうですね(笑)。
アウェイではないので、安心感があるから自分が思うようにできるというか。掛け声とか、曲の合間で"いくよ!"とかって盛り上げることもできたかなって。それでみんなが、さらに盛り上がってくれているのがすごく新鮮でした。
-一体感のあるライヴになったんですね。ニュー・シングル『色褪せない瞳』もまたライヴでのいいアクセントになりそうですね。キラキラとドラマチックな曲であり、しっかりと強いメッセージも込められています。今回の表題曲も、デビュー曲の「Season」(2015年リリースの1stシングル表題曲)に続いてTVアニメ"七つの大罪 聖戦の予兆"のエンディング・テーマとして書き下ろされた曲ですね。このメッセージは、アニメの内容も汲んでのことですか?
そうですね。"七つの大罪"のそれぞれのキャラクターに寄り添う部分もありつつ――デビュー・シングルの『Season』でも同じくエンディング・テーマをやらせてもらって。そのときから言っていたんですけど、このアニメ自体が自分にすごくリンクしていて、自分の話をしても、結果的にアニメと結びつくというか。なので、自分と切り離してというよりは、自分の話をしていたらそれぞれのキャラクターにもしっくりきた、くらいの感じなんです。
-瀧川さんとしては今回、どういうテーマで制作していったんですか?
デビューして1年間、いろいろなところでライヴをやらせてもらって。その中ですごく印象的だったのが、ステージに立っているとたくさん見える目がキラキラしてる人の姿で。そこで笑ってくれたり、微笑んでライヴを見守ってくれたりしている姿もすごく勇気になりました。こうしてインタビューで話すときもそうですけど、目を見てわかってくることってあるじゃないですか。あとは、小さいころから変わってないねとか面影があるねってなるのは、瞳だと思うんです。瞳って、変わらないから。そうやって1年間、瞳のことについて考えていて。年老いてもずっとキラキラとしているものだし、ひとりひとり違うので、個性だと思うんです。
-そうですね。
そうやって瞳を見たり、考えている中で、自分がいち表現者としてブレちゃいけないなとか、本当の自分かどうかが一番重要だなと思ったので。聴いているみなさんにも、これが本当の自分らしさなのか、今一度、過去の自分と目を合わせてみてほしいなと思って。そうやって書いた曲でした。
-歌詞にある、"君のすべてわたしが守る"というフレーズは、すごく強い言葉だと思うんです。聴く人の思いを背負っていこうというくらいの、そういう強い歌であろうという気持ちも込められているんですか?
そうですね。そうは言いつつも、言うだけでは無責任かなって思うんですよね。大人に、"努力をしていれば、誰かが見てくれているから"って言われても、ほんとかよ?って思うことあるじゃないですか(笑)。無責任なこと言うなぁって思うことは私もたくさんあったんですよね。でもそれが何年かかったとしても、結果的にほんとだったんだなって、この年になってわかってきたんです。
-実感することができた?
あぁ、ほんとにそうなんだって思うことがこの1年間でも結構あったんですよね。でも、 "誰か見ているよ"とただ言うんじゃなくて、"守る人がいる"と言おうと思って。"君のすべてわたしが守る"と、サビの終わりで言うことで安心してほしいなと思ったんです。自分らしく、思い切り生きていくことに怖がらないでほしいなって。それで、"守るよ"って言いました。
-この言葉を書くことに、勇気はいりました?
そうですね。でもこの一文は、アニメに一番リンクしているところでもあるんです。キャラクター同士がお互いへの愛をもって、自分の命よりも相手のことを考えるというのが大きなテーマになっているので。自分より大事なものができるって、よほどのことですよね。やっぱりみんな自分が大切だと思うし。愛したり、守りたいものができたりして生まれる人間としての強さは、憧れるところでもありますしね。だからこの一文は、"守れるくらいの人間になりたい"っていう自分の思いでもあるかもしれないですね。
-今の話を聞いていると、この1年でいろんな変化があって思いの深さが出てきたんですね。
日常は変わっていないんですけど、感じ取るものがデビュー前とは全然違うんだなって。曲を作っていたり、歌詞を書いていたりすると改めて感じますね。
LIVE INFO
- 2024.04.28
-
ASP
眉村ちあき
ASH DA HERO
ポップしなないで
TRIANGLE 2024
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
People In The Box
"ARABAKI ROCK FEST.24"
SEKAI NO OWARI
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
The Ravens
Omoinotake
THE BOYS&GIRLS
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
いきものがかり
MYTH & ROID
愛はズボーン
SCANDAL
超能力戦士ドリアン
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
ハシリコミーズ
礼賛
にしな
Ado
Laughing Hick
- 2024.04.29
-
ReN
fox capture plan
岡崎体育
TRIANGLE 2024
小山田壮平
ザ・クロマニヨンズ
シノダ(ヒトリエ)
リュックと添い寝ごはん
私立恵比寿中学
ゆいにしお
Creepy Nuts
眉村ちあき
ASIAN KUNG-FU GENERATION / THE ORAL CIGARETTES / Vaundy ほか
moon drop
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
Age Factory
the shes gone / Ivy to Fraudulent Game / ドミコ / パスピエ ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / Not Secured,Loose Ends ほか
The Ravens
愛はズボーン
"JAPAN JAM 2024"
Novelbright
超能力戦士ドリアン
ヤユヨ
Poppin'Party × MyGO!!!!!
- 2024.04.30
-
I Don't Like Mondays.
シノダ(ヒトリエ)
藤巻亮太
君島大空
山内総一郎(フジファブリック)×斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)
フラワーカンパニーズ
- 2024.05.01
-
I Don't Like Mondays.
神はサイコロを振らない
ハンブレッダーズ
忘れらんねえよ
Rhythmic Toy World
アカシック
GRAPEVINE × Hedigan's
- 2024.05.02
-
サカナクション
君島大空
Novelbright
神はサイコロを振らない
ゆいにしお
Maki
- 2024.05.03
-
I Don't Like Mondays.
サカナクション
古墳シスターズ
フレデリック / 04LimitedSazabys / キュウソネコカミ / BLUEENCOUNT ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 弐ノ名 ほか
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
清 竜人
ザ・クロマニヨンズ
VIVA LA ROCK
RAY
いきものがかり
- 2024.05.04
-
Machico
KiSS KiSS
ExWHYZ
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ビッケブランカ
KEYTALK / THE BACK HORN / THE BAWDIES / FLOW ほか
SCANDAL
岸田教団&THE明星ロケッツ
フィロソフィーのダンス
ドレスコーズ / 特撮 / 小林私 / 月蝕會議 ほか
halca
"JAPAN JAM 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.05
-
go!go!vanillas
I Don't Like Mondays.
古墳シスターズ
ExWHYZ
愛はズボーン
Machico
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ザ・クロマニヨンズ
ユプシロン
ASP
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 星歴13夜 ほか
JYOCHO
SEKAI NO OWARI
"JAPAN JAM 2024"
BiS
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.06
-
I Don't Like Mondays.
愛はズボーン
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
小山田壮平
ヒトリエ
挫・人間
ぜんぶ君のせいだ。
SHAKALABBITS
夜の本気ダンス
SEKAI NO OWARI
ヤングスキニー
SCANDAL
かりんちょ落書き
VIVA LA ROCK
- 2024.05.08
-
礼賛
I Don't Like Mondays.
WANIMA
MOROHA
KALMA
Ryu Matsuyama
神はサイコロを振らない
cadode
- 2024.05.09
-
I Don't Like Mondays.
超能力戦士ドリアン
礼賛
アカシック
センチミリメンタル
ZAZEN BOYS
ハンブレッダーズ
白昼堂々踊レ人類
神聖かまってちゃん
神はサイコロを振らない
- 2024.05.10
-
夜の本気ダンス
超能力戦士ドリアン
Creepy Nuts
BREIMEN
フレンズ
Base Ball Bear
WANIMA
AIRFLIP
Tempalay
KALMA
ACIDMAN
ヤユヨ
渡會将士
崎山蒼志
Novelbright
a flood of circle
ZAZEN BOYS
四星球
感覚ピエロ
tricot
the dadadadys
LEGO BIG MORL
- 2024.05.11
-
愛はズボーン
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
夜の本気ダンス
Tempalay
ヤユヨ
小山田壮平
KALMA
ハンブレッダーズ
TK from 凛として時雨
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
ASP
ASH DA HERO
FINLANDS
Base Ball Bear
ぜんぶ君のせいだ。
tacica
SCANDAL
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
ExWHYZ
センチミリメンタル
ハシリコミーズ
The Ravens
a flood of circle
People In The Box
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
Rhythmic Toy World
白昼堂々踊レ人類
THE BAWDIES
ネクライトーキー
Amber's
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
THE BOYS&GIRLS
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 田島貴男 / とまとくらぶ ほか
- 2024.05.12
-
愛はズボーン
私立恵比寿中学
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
TK from 凛として時雨
WANIMA
ASP
The Ravens
SCANDAL
岡崎体育
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
KiSS KiSS
THE BAWDIES
the quiet room
FES☆TIVE
tacica
ヒトリエ
フラワーカンパニーズ
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
MYTH & ROID
AIRFLIP
メメタァ
BiS
ネクライトーキー
ゆいにしお
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
BIGMAMA
井上竜馬(SHE'S)✕藤井怜央(Omoinotake)/ Jane Jade(藤原さくら✕優河)ほか
- 2024.05.13
-
WANIMA
RELEASE INFO
- 2024.05.01
- 2024.05.02
- 2024.05.03
- 2024.05.04
- 2024.05.05
- 2024.05.06
- 2024.05.07
- 2024.05.08
- 2024.05.09
- 2024.05.10
- 2024.05.15
- 2024.05.17
- 2024.05.22
- 2024.05.29
- 2024.05.31
- 2024.06.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
BREIMEN
Skream! 2024年04月号