Japanese
MOLE HiLL
2016年08月号掲載
Member:新 大作(Vo/Gt) にっぽ(Gt) tadaa(Ba) 440(Dr)
Interviewer:秦 理絵
京都を拠点に活動する4人組ロック・バンド MOLE HiLL(モールヒル)が、1stフル・アルバム『Time』をリリースした。学生時代はライヴハウスに通うキッズだったというメンバー。10-FEETを始めメロコアからの多大な影響を受けながらも、彼らはそこに留まることなく、ポップ・ミュージックとしてのバラエティ豊かなロックの在り方を模索してきた。プロデューサーに阿久津健太郎を迎えて完成させた今作は、彼らが改めて音楽を鳴らし続ける意味を考え直すきっかけにもなったという。熱い想いを内に秘めながら地道にライヴハウスに根を張ってきた彼らの活動に注目したい。
-MOLE HiLLは"もぐら塚"という意味になりますが、バンド名の由来は?
新:もぐらが穴を掘り続けて、その過程で出てきた土が小さい山のような形になっていくのが"モールヒル"なんです。その様が、僕たちが音楽を追求すること、そのうえで身につく経験や形になるものと似ているなと思ってつけました。
-MOLE HiLLの楽曲を聴くと、メロコアやパンクがルーツにあるような熱さを感じます。メンバーはもともとライヴハウスに通うキッズだったりするんですか?
新:そうですね。学生のころは10-FEETやROTTENGRAFFTYのライヴによく遊びに行ってました。高校のときはSNAIL RAMPとかメロコア系の先輩方のバンドをよくコピーしてたんです。だからバンドをやり始めた最初のころの楽曲には、特にその当時好きだったメロコアっぽいサウンドがストレートに反映されてたと思います。
-そういうルーツがある中で、今回リリースした『Time』は本当にバラエティに富んだ、バンドの集大成と言えるロック・アルバムになりましたね。
新:そうですね。ライヴ会場限定で販売していたCDの楽曲もあるので、僕らの中ではベスト盤的な意識があるんです。今まで自分らが作ってきた曲の中からアルバムとしてひとつにまとめたら面白そうな曲を選んで、そこに最近新しく作った2曲を入れて。僕ら4人としては本当に言っていただいたとおり、MOLE HiLLの集大成のつもりでレコーディングに挑んだところはありますね。
-アルバムに入れる曲はどういう基準で選んだんですか?
新:僕らは持ち曲が多かったんですよ。だから、その中から11曲をチョイスするのは難しかったんですけど......。いろんな方法で順位づけをしたり、あとはアルバムとして11曲のバランスが整うようにっていうのは意識しましたね。歌詞の内容で言うと、その曲を作ったときの想いは今の自分らの中にも変わらずにあるものやし、"これは今も伝えたいことやな"って思ったものは、今回のCDに入れてもいいんじゃないかなと考えました。
-選ぶ作業は大変だったんじゃないですか? どの曲にも思い入れはあるだろうし。
新:大変でしたね。"今の僕らがすべて"っていうアルバムにはしたくはなかったんですよ。今だけじゃなくて、これまでの僕らも絶対に入れたいっていうのはあったんです。最近の曲だけで11曲を選ぶんじゃなくて、活動してきた中で大切な曲をアルバム1枚に入れて表現できたらなと思いました。
-ちゃんと自分たちの過去も含めたアルバムにしたかった理由は?
新:単純に会場限定で止めていた曲たちの中にも、もっとたくさんの人に聴いてほしい曲があったんですよ。だからこのタイミングで入れたかったんです。あとは、今まで活動してきた中でたくさんの人たちと出会ってきたんですけど、ライヴハウスという場所から遠のいてしまった人も多くいるというか。僕らのことは覚えてるけど、ライヴハウスには来られなくなったという人たちにこのCDをお届けすることで、もう一度、その思い出と今とが繋がるきっかけになればいいなと思ったんです。
-アルバムを作るうえで絶対に入れたいと思った曲はありましたか?
新:リード曲の「変わりゆく世界と君」(Track.8)ですね。ほとんどのライヴでやってる曲なんです。僕らのライヴでは欠かすことのできない曲ですね。
-どうしてこの曲は大切だったんですか? 熱いメッセージと疾走感のあるバンド・サウンドが印象的な曲で、MOLE HiLLのド真ん中の曲だとは思いますけど。
新:歌詞のテーマがはっきりしてるんです。この曲を作るときにSNS上でいろんな人の考えとか心の叫びみたいなものを目にしてて。その中で目に止まったひとりがすごく訴えるメッセージを発信してたんです。僕の知り合いだったんですけど、それに対して個人的に"こうだよ"ってレスポンスすることが、そのときの僕にはできなくて。それで何か自分にできないかと思って、曲にしたのが「変わりゆく世界と君」なんですよ。
-生きることがつらくて、そこにネガティヴな感情を抱いている人がいて、その人に対して"君と生きてるよ"って一緒に戦ってあげるような曲なんですよね。
新:そうですね。毎日毎日マイナスのメッセージを発信してたのでほっとけなくて。初めはそういうきっかけでできた曲なんですけど、ライヴで毎回やっていくうちに、この曲のもっと深い魅力を感じられるようになってきて。気がつけばその人のためだけの曲じゃなくなってたんです。自分たちが感じてるよりも広い意味があったり、自分たち自身にも当てはまる曲になったというか。そうやって成長してきた曲なんです。
LIVE INFO
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
- 2025.05.02
-
PEDRO
[Alexandros]
indigo la End
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
あいみょん
斉藤和義
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
四星球
KiSS KiSS
THE SPELLBOUND
fhána
緑黄色社会
Omoinotake
Shiggy Jr.
フラワーカンパニーズ
- 2025.05.03
-
PIGGS
ExWHYZ
[Alexandros]
サカナクション
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
奇妙礼太郎 × 君島大空
あいみょん
斉藤和義
ASP
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
アーバンギャルド
"JAPAN JAM 2025"
TOKYOてふてふ
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.04
-
ACIDMAN
NakamuraEmi
サカナクション
清 竜人25
ASP
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
リュックと添い寝ごはん / クジラ夜の街 / ケプラ / ミーマイナー(O.A.)
"JAPAN JAM 2025"
INORAN
ぜんぶ君のせいだ。
"VIVA LA ROCK 2025"
RAY
"革命ロジック2025"
- 2025.05.05
-
ExWHYZ
渡會将士
Plastic Tree
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
斉藤和義
ヒトリエ
私立恵比寿中学
"JAPAN JAM 2025"
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
緑黄色社会
"VIVA LA ROCK 2025"
豆柴の大群
- 2025.05.06
-
ビレッジマンズストア
Lucky Kilimanjaro
斉藤和義
ヒトリエ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
超☆社会的サンダル
LACCO TOWER
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.08
-
オレンジスパイニクラブ
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
DeNeel
Maki
緑黄色社会
SUPER BEAVER
柄須賀皇司(the paddles)
ORCALAND
ヤングスキニー
WANIMA
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
RELEASE INFO
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号