Japanese
MOLE HiLL
2016年08月号掲載
Member:新 大作(Vo/Gt) にっぽ(Gt) tadaa(Ba) 440(Dr)
Interviewer:秦 理絵
-Track.9「Release」はブラス・セッションを絡めたハードコアなナンバー。ラップも入っていて、ミクスチャーっぽい曲でもありますけど。
新:僕がミクスチャー好きなんで、すごくやりたかった曲ですね。ブラスはあとから入れたんですけど、ブラス以外はあんまり変えてないんです。
440:新たにブラスが入ることによって、ちょっとポップになったんじゃないかと思います。もとの曲はもっと音が低くてへヴィな感じでしたね。
-Track.5「どんな僕でも」みたいなバラード曲があるのもいいですよね。
新:この曲は、結婚が決まったバンド仲間へ送ったウェディング・ソングなんです。ずっと支え合う彼らを見てきたので、これまでのふたりの日々が頭の中で映画のように再生されたんですね。そこにもし音楽をつけるなら......ということで作りました。恋愛だけではなく、家族や友人関係においても"どんなときでも必ず、あなたを支えてくれる人がそばにいる"という思いを込めています。
-そしてTrack.10「願い」は夢へ向かう葛藤を描いている王道ギター・ロックで。
新:この曲は3年前に作ったんですけど、誰に何を言いたいとかは何も考えてないですね。自分の思うことを等身大のまま全部吐き出して書いた曲です。メロディとか歌詞もそうなんですけど、僕は曲を作るときに"これ"っていう世界観を一旦決めてから書き始めたりするんです。でも、この曲はそれもなくて。頭の中で思ってることをうわーって全部書き出した感じですね。そういう作り方をしたのはこの曲だけです。作ったとき悩んでたんだと思います。さっき話した「Release」もそれに近い感じで、ありのままをぶつけた曲です。
-その「Release」と「願い」を含めたアルバム終盤の2曲がとてもいいですよね。ありのままで生きる意味を探すようなエモーショナルな歌があって、そこから最後の「「I need...」」(Track.11)で"君が必要なんだ"って聴き手に語り掛けるように締めくくる。この流れが最高です。
新:ありがとうございます(笑)。「「I need...」」が語り掛けてるっていうのは本当にそのとおりですね。ライヴでもそこにいる全員に向けて歌うというより、ひとりひとりに向けて歌ってるつもりなので。ずっとあなたの隣にいることはできないけど、この曲が隣にいられるような存在になればっていう想いで書いた曲なんです。"ひとりじゃないよ"っていうのを感じてもらいたくて。みんな抱えてるものは同じだと思うんです。同じように悩みとか孤独を持ってるから、そういうのを曲で伝えられたらいいなと思いました。
440:今回は曲順もすごく考えたんですよ。歌詞の内容からストーリー性も感じられるように曲を並べていったんです。だから最後に「「I need...」」を聴いて、もう1回最初の「Remake」を聴いたときに、また違う気持ちで聴けるというか。そういうのを気にして、最後に「「I need...」」を持ってきたので。だから聴けば聴くほど良くなっていくアルバムだし、聴くたびに違う楽曲の魅力に気づいてもらえる作品になったと思いますね。
-今作を作り終えて、自分たちにとってどんな1枚になったと思いますか?
新:自分たちが音楽で表現したかったことの理想はまだまだあるんですけど、そこに一歩近づけたと思います。阿久津さんの力も借りて新しいチャレンジもしたけど、これまでの自分たちを捨てずにそれを形にすることができたのが良かったです。
にっぽ:今までの活動の集大成でもあり、さらに自分らのやりたいことの輪を広げてもらえた作品ですね。
tadaa:ここからさらにワン・ステップ上を目指して、スタート・ダッシュを切れる作品になったんじゃないかなと思います。
440:今までの僕らを知ってくれてる人にも僕らの良さを改めて感じてもらいつつ、さらにたくさんの人に聴いてもらえる広がりも持てた作品になりました。
-"理想はまだある"と言ってましたけど、MOLE HiLLが目指す理想の場所は?
440:わかりやすく言ったら、大阪城ホールとか大きな会場でライヴをやって、CDがいっぱい売れて、たくさんの人に聴いてほしいっていうのはあるんですけど。それよりも、ライヴで今までにないぐらい"その一瞬がヤバいな"って感じられたり、ライヴが終わったときに幸せすぎて倒れるぐらいの、そういう場面にあいたいんです。常にそれを更新していきたい。そういうバンドになりたいです。何度も言うようですけど、僕らは人生の今この1秒この瞬間が幸せで一番輝いてる瞬間にしたいなと思ってるんです。
-わかりました。最後に、「Time of your life」と「変わりゆく世界と君」のミュージック・ビデオではメンバーが演技にも挑戦してますけど、その感想を聞かせてもらえますか?
新:勉強になりました。演者として参加させてもらったことで表現することの難しさを感じたし、ほんのちょっとですけど演技っていうものを学んで、"あ、こういう世界もあるんだ"っていうのは思いましたね。演技の世界のプロの方とやることでめっちゃ緊張しましたけど、ステージ上でもこれは何か参考にできるなと思いました。
-ミュージック・ビデオの見どころはどこですか?
440:「変わりゆく世界と君」はサラリーマンの設定なんですけど、大作が(デスクで絵を描いてる女の子に)"デザイナーとかなれるんじゃない?"って喋りかけてるシーンがあるんですよ。そのとき僕は大作の横にいるんですけど、ここに裏設定があって。"なんもやらんと後悔するよりも、やって後悔した方がいいって誰かが言ってたよ"みたいな大作の台詞があるんですけど、実はそれ、前日ににっぽが別の場所で言ってた台詞を大作が言ったっていう設定なんですね。だから大作がその台詞を言ったときに、ちょっと離れた場所にいるにっぽのことを僕がチラッと見てたりするんです。
-細かい(笑)。そうやって見るとより楽しめるミュージック・ビデオですね。
新:今回はドラマ仕立ての映像になってるので、僕らの音楽にも深みが出ましたね。
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