Japanese
DOES
2016年05月号掲載
Member:氏原 ワタル(Vo/Gt) 赤塚 ヤスシ(Ba) 森田 ケーサク(Dr)
Interviewer:石角 友香
-氏原(ワタル)さんの開き直りって、何をもってそうできたんですか?
ワタル:いろんなことですね。前作を作って、"セルフ・タイトル・アルバム出したなぁ"という感情があって、結構でかい節目にはなってたんですよね。それで、10周年なんだなって改めて考えたら、"じゃあ楽しくやろうよ"という感じの気分ですよね。もうそれに尽きる。"いいじゃんこれで。楽しくやろうよ、祝おうよ"という気持ちが大きかったのかもしれませんね。
-この先どうなりたいか、というより10年やってきたことを素直に祝うというか。
ワタル:うん。"メジャーでよく10年もいれたね"という感謝とともにね。昨今、音楽業界は全世界的に不況だし、みんな苦しんでお金のことばっか考えてる。でもやっぱ音楽のいいところって、"楽しめる"、"心を救ってくれる"とか、そこは絶対に変わんないところだから、俺たちがそこをやらないとダメでしょ、まずは自分たちが楽しまないと。ちゃんと楽しんで生きてた方が、より良い未来が訪れるんじゃないかな?って。この考えは昔からあるんだけど、それを体現できるような環境や精神状態や力量などがなかったので、そういうものを追いかけないでいることである程度、僕の心が解放されて。で、たまにひとりでアコースティック・ライヴもするし、自分用の曲を作っていったときにすごく救われたんですよね。DOESじゃないところでやることによって、DOESのいいところもわかってくるというか。"ああ、そうだなぁ、悪くねえよなぁ、俺たち"っていうのを個人的に感じることができて。中でこもっていると自分が見えなくなるじゃないですか。外に出ないとわかんなくなっちゃうから。
-そして今回、録り音やバランスがめちゃくちゃ新しいですよね。
ワタル:おっ! 嬉しいねぇ。"新しい"って言ってくれたのはあなたが初めてです(笑)。そこ狙ってます(笑)。俺、去年は逆にあんまり音楽を聴かないようにしてたんですよ。ピュアになりたくて。その方がより自分の良いところが出てくるんじゃないかって気がしてて。そんな中でも聴いてたのが、Kendrick LamarとかALABAMA SHAKES、Taylor Swiftとか。みんなグラミー賞を受賞しちゃったけど(笑)、なんかそのぐらいの革命的なサウンドだったんですね。びっくりして"なんだこれー? そっか、ここに来たか"って。ALABAMA SHAKESの録り音、普通にバンド・サウンドじゃないですか? デジタルでもないし。でもあの処理の仕方とかは素晴らしくて。"なんなんだろうな? これは"と。だからちょっとブラック・ミュージックが入ってるんですよね。僕もまぁまぁブラック・ミュージック好きなんで結構サウンドメイクについては突き動かされましたね。ギターの音やドラムがちゃんと聴こえる。しかもアナログチックな柔らかさがあるんだけど、それは前面に圧としては出てる、そこらへんはものすごく意識しましたね。
-そういうところは全然フィーチャーされない日本ってどう?っていう怒りもあるんですけど(笑)。
ワタル:(笑)日本はある程度止まってますからね。で、いわゆる昔でいうオルタナティヴ・サウンドが今、超メジャーなところに来てるっていうのは、まぁオルタナ好きな僕としてはすごく嬉しいことで。それで、その波が日本にも来てたりして、[Alexandros]とかめっちゃオルタナなのに売れてるし、人気あるしかっこいいし。やっとこの5年間ぐらいで変わったなぁって気がしてて。じゃあその中で俺たちは何をするのか?っていったら"サウンドの提示、シンプル性、そういうものの中に人のうごめいた感覚があるんだ、隙間があることがクールなんだぜ"とか伝えたいんですよね。隙間を埋めようとしてた時期もあったんだけど、"逆に隙間があってよかったじゃん"みたいなことがあって。でも10年もキャリアがあって、プロデュースもやってるし、テクニックもついてるから、頭の中にある音像をどういうふうにすればいいか?というのはスキルアップもしてるので、昔とは違う肌触りにはなってるけど、感覚としては1st(2006年リリースのアルバム『NEWOLD』)あたりに近いんですよね。とにかく風通しが良くて、明るくていいアルバムだなって。レコーディングもめっちゃ楽しかったし、いい意味で誰も気合いが入ってなくて、ラクに一生懸命頑張った感じ。
-そういう音像も3人ですぐ共有できましたか?
ヤス:うん、今までの中じゃ曲のイメージがわかりやすかったので1番共有できてたのかな。今までどのサウンドメイキングにしたらいいのかわかりづらいときもあったんですけど、今回はスッといきましたね。
ケーサク:ワタルくんが"DOESはこれだ"っていう感じで今回はやったんで、素でやれたというか、理解しつつやりましたね。
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