Japanese
FLiP
2013年07月号掲載
Member:Sachiko (Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
-女の子の気持ちをここまで表現するに至ったのは、年齢的なものもあったのではないでしょうか。
ありました。この前25になったんですけど、より年齢を気にするようになったんです。どうしてなのかは今もまだ考えているんですけど……。25に女としての初々しさはないと思っていて。だから、まだ短いけれど25年生きてきた中での自分の濃い部分、濃度の高い人生観や恋愛観、思いを歌詞や曲にしたいというのが、凄く強く出ました。
-サウンドも躍動的で、定位で遊んだサウンド・メイクも耳を引きます。“こういう音にしたい”などのテーマはありましたか?
精神論から入ったので、サウンドのテーマは最初は特になかったんです。去年の8月から曲は作っていたんですけど、あくまでデッサンやストック集めをしていて、今年の頭に「カミングアウト」が出来て……そのときぞくぞくしたんですよね。“これは今までのFLiPと一味違うけど、今までのFLiPでもある”という、馴染みのある感じと新鮮な感じが凄く混ざってて。歌詞が出来てからも懐かしさを感じたし、わたしが求めていたもの、今書きたいものはこのニュアンスだよな、というのがはっきり分かって。「カミングアウト」が歌詞まで出来たときはっきりこのアルバムのカラーが見えて……“これはリード曲になるね”“リードにしたいよね”とメンバーで話して、この曲を軸に他の曲を作っていったんです。“「カミングアウト」とはもう少し違うタイプのアッパーな曲を作ってみよう”“もう少し横ノリのみんなが歌えるアンセムが欲しいね”とか……「カミングアウト」が出来たことによって、このアルバムの全貌が見えて行ったんです。曲を作って、スタジオに入って、みんなで音を出して体感しながら、みんなでゴールを定めていった感じですね。
-その頃のバンドの状況はいかがでしたか?
セルフでの制作で四苦八苦でした。“本当にこのフレーズでいいのかな?”と個々が不安に思っていて、でもジャッジするのは自分自身だから自信持ってやらなきゃいけない。それぞれが切磋琢磨しながら曲を作っていました。何ヶ月も続く制作に加えて、プリプロやRec、ライヴやツアーもしていたので、現場は常に何かしら楽しいモチベーションを……保つようにしていたかもしれません。“いいものを作りたい”という意欲だけで毎日を繋いでいた感じでしたね。
-精力的なライヴ活動から生まれた熱量をそのまま封じ込めた音だと思いました。
やっぱりライヴをやっていると“既存曲以外のテイストの曲を作ったときにお客さんはどういう反応をしてくれるんだろう?”“もっと違ったアプローチをしてみたらもっと違うものが生まれて目の前の景色が変わるんじゃないかな?”と思ったりして。そういうことをライヴで感じながら……でも曲を作るときは作りたいものを作る。ライヴで演奏して気持ちいいもの、その気持ち良さがその会場を取り巻いてくれたらそれが1番だなと思います。
-Sachikoさんのヴォーカルも曲によってアプローチが違うので面白かったです。
それは意識しました。歌っているのはわたしだし、内容もわたしの人生観や価値観なんだけど、1曲1曲のメロが持っている、曲の中にいる人物像やシチュエーション、情景は全部違うんです。わたしの作詞は“この曲の中にいる子はどんな子だろう?”というイメージから始まるんですよね。だから部屋で歌詞を書いている自分とは違う自分……その音の中にいる自分を歌詞の中で動かしていく。わたしの断片的な部分を、更に深く突き詰めるような感じですね。1曲1曲の思いも違うから、歌っているときの表情や声色、精神状態も変わっていくんです。そういう風に1曲1曲に違う顔を持たせることが好きなんですよね。そういう音楽はやるのも聴くのも楽しいです。
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