Japanese
Wienners
2012年08月号掲載
Member:玉屋 2060% (Vo&Gt) MAX (Vo&Key&Sampler)
Interviewer:天野 史彬
タバコ臭いライヴハウスの暗がりの中で、毎晩繰り広げられるパンク・ライヴの熱狂。もしくは、夏の夜空に響き渡る、祭囃子と子供たちの笑い声。Wiennersのセカンド・アルバム『UTOPIA』は、そんな様々な景色の中で、音楽と人々が交わり、生まれる熱狂をそのままコンパイルしたような、笑いと涙と祝祭感に溢れた傑作に仕上がった。この、ハードコア・パンク譲りのタフでスピーディなビートと、盆踊りのように切なくも陽気なメロディが融合した唯一無二のサウンドは、あなたに音楽というユートピア(=理想郷)の在り処を教えてくれるだろう。
-新作『UTOPIA』は、凄く芯の通った作品だなと思いました。Wiennersがどういう音楽を鳴らしていきたいのか。そして、リスナーに対してどういう音楽を鳴らしていくべきなのかっていう、バンドの野心や役割意識に真っ向から向き合って作った作品なんじゃないかと思うんですけど、ご自分たちでは、どういう作品になったと思いますか?
玉屋:今回は本当に、自分たちが長くバンドを続けていくことに向き合った時に、今やるべきこととか、今やらなきゃいけないことを凄く考えて作りました。でも、それに捉われ過ぎることなく、自然と生まれる自分たちらしさみたいなものは自然に出せたので、よかったです。とにかく、先を見据えて作ったアルバムっていう感じはありますね。
MAX:やりたいことがたくさんあった分、曲の幅は凄い広がってるけど、Wiennersらしさがギュッと詰まってるアルバムができたなって思います。
-前作の『CULT POP JAPAN』から2年経ってますけど、あれから今回の『UTOPIA』までの間で、バンドとして、凄く大きな変化をしていると思うんです。具体的なところで言うと、歌に対するアプローチが広がったり、それと同時に曲のスケール感も大きくなったり。この2年の間に、バンドとしてはどういう意識の変化があったんですか?
玉屋:元々、僕らはパンクとかハードコアが好きだったし、そういうシーンでやってたので、『CULT POP JAPAN』みたいなショート・チューンを連発するパンクな感じって、素養として持ってたものだったんです。でも、『CULT POP JAPAN』を作った後、ああいうパンクの方法論で、もっと壮大なことをやりたいなって思って。そうなると、あの『CULT POP JAPAN』のやり方だけじゃ収まりきらなくなってしまったんです。
-『CULT POP~』を作った後、どこかそれまでの自分たちのやり方にもの足りなさを感じたっていうことですか?
玉屋:そうですね……もちろんハードコアやパンクは好きなんですけど、それ以外でも、音楽はなんでも好きなので。極論を言ってしまえば、クラシックからパンクまで、好きなものは好きだし、やりたいものはやりたい。ヒップホップとかレゲエとかポップスとか、いろんなものをやりたいってなった時に、そのすべてをあのスピード感の中に落としこむのが、なかなか難しくて。それをやろうと思うと、逆に曲を作る時間が半端なく長くなってしまうんです。そうなった時に、自分たちがやりたい音楽をもっと効率よく収められる方法はあるんじゃないの?って思って。それで、今までのやり方から1回抜け出さないとなって思ったんですよね。抜け出すというか、さらに広げないとなって。決して『CULT POP~』の方向性を捨てることなく、どんどんどんどん広げていく感覚というか。
-なるほど。
玉屋:そこから、もっと突き抜けたことをするには自分たちで何をすればいいのか、まとまりがつかないまま模索して模索して、試していく期間があって。その中で、自分は歌を歌うべきなのかなっていうのがちょっとずつ見えてきたんです。それこそ、悩んで曲が作れなかったり、上手い具合にバンドが転がっていかなくて周りの人に相談した時にも、“歌をちゃんと唄ったほうがいいよ”って言われたりして。それで、前作ミニ・アルバムの『W』で、1回普通に歌を唄った曲を作ったんです。「午前6時」っていう曲なんですけど。あれを作ったこととか、あれをみんなが受け入れてくれたことが、自分の中では大きな出来事で。あの曲は凄く素直な気持ちで作った曲だけど、それが受け入れられて、こういうことやっていいんだって自分の中で折り合いがついた瞬間に、もっともっといろんなことができるようになったし、もっと気を楽にして音楽と向き合えるようになりましたね。
LIVE INFO
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
RELEASE INFO
- 2025.10.25
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号










