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【今週の注目のリリース】宇宙人、GOOD ON THE REEL、チリヌルヲワカ、爆弾ジョニー、TAMTAM、テスラは泣かない。、discourage、amenoto、G.Love、SLEEPER AGENTの10タイトル
2014.04.22 22:15
明日、注目の10タイトルがリリースとなります。
★宇宙人『じじい』
昨年、アニメ"惡の華"主題歌制作を務め不穏なアニメの空気感を見事に音像化してみせた宇宙人が、ニュー・シングル『じじい』をリリース。本作には、祖父を失った孫の視点から描かれた物語を"生前""死""死後"という3つの時間軸で切り取った3曲によって構成される、哀しみと再生の物語を収録。相変わらずの突拍子のないアレンジが飛び出す曲や、感動的なバラードなど、泣けるし笑える宇宙人の最新作は音楽ファン必聴。
なおSkream!では、宇宙人のしのさきあさこ(Vo)による「出口のない駅」第9回を公開中。
★GOOD ON THE REEL『オルフェウスの五線譜』
不確実な世界でもがき苦しみ、それでも生きるための希望を見出す力強い意志を表現してきた5ピース・バンド、GOOD ON THE REELが5thミニ・アルバム『オルフェウスの五線譜』をリリースする。これまで以上に鋭い感性で切り取られた世界観は、研ぎ澄まされた千野隆尋(Vo)の唯一無二の声で紡ぎ出され、それを支えるサウンドは、バンドがワンマン・ツアーやフェスで収めてきた成功を裏付ける圧倒的なクオリティーの高さを見せる。バンドの原点回帰となる作品を要チェック。
GOOD ON THE REEL / 存在証明書 Music Video
★チリヌルヲワカ『it』
2005年にex-GO!GO!7188のユウ(Gt/Vo)を中心に結成、THE COLLECTORSのメンバーでもある阿部耕作(Dr)、多数のアーティストとのセッションでも名を馳せるイワイエイキチ(Ba)、She Her Her Hersの坂本夏樹(Gt)の4人で活動中のチリヌルヲワカが5枚目のアルバム『it』をリリースする。ユウが綴る言葉遊びに隠された心象風景を運ぶサウンドは、ギアを剥き出しに猛スピードで走る高性能マシンのよう。バンドの絶好調ぶりが伝わってくる最新作をぜひ聴いてみてほしい。
Skream!では、チリヌルヲワカのメンバー4人が揃った貴重なインタビューを公開中。
★爆弾ジョニー『はじめての爆弾ジョニー』
2010年に同じ高校の同級生を中心に結成、2011年には現役高校生でありながらインディーズ・デビューを果たした北海道出身の5人組、爆弾ジョニー。これまでに、JOIN ALIVE、FUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO-GO、MINAMI WHEELなど数々のフェスに出演し、その知名度を上げてきた彼らが、Ki/oon Musicからメジャー・デビュー・アルバム『はじめての爆弾ジョニー』をリリースする。彼らの入門編ともいえるデビュー作に要注目。
なおSkream!では、爆弾ジョニー"の特集ページも公開中。
爆弾ジョニー 『「はじめての爆弾ジョニー」 初回盤特典DVD りょーめー20歳記念祝成人ライブダイジェスト』
★TAMTAM『For Bored Dancers』
21st Century Dub Bandと銘打ち、ロック・シーンへディープな一撃を放つ5人組、TAMTAMがメジャー・デビュー・ミニ・アルバム『For Bored Dancers』をリリースする。ルーツ・ミュージックからエクスペリメンタル・ミュージックまでの個々の嗜好や音楽背景も活かした、尖鋭的でこだわりの深い重厚なサウンドを生みだしつつ、ふとハミングもしてしまうフレンドリーさが持ち味の彼ら。夢とうつつをシームレスに繋いで、聴き手を音の揺りかごに乗せて揺さぶる――そんな彼らのデビュー作をぜひ一度きいてみていただきたい。
Skream!では、本作についてメンバー5人に訊いた、TAMTAM最新インタビューを公開中。
TAMTAM - クライマクス【Music Video (short ver.)】
★テスラは泣かない。『Lie to myself』
鹿児島発マグマ・ロック・バンド、テスラは泣かない。がメジャー・デビュー・シングル『Lie to myself』をリリース。メジャー第1作となる今作は、サウンド・プロデュースにクラムボンのミトを迎え、カップリングには彼らの代表曲である「アンダーソン」をアンコール収録、さらにバンド初となる東京での自主企画イベントより約38分にも及ぶライヴ音源が収められ、なんと税込500円というまさに"手に取るしかない"アイテムとなっている。
★discourage『WORLD FISH』
奄美大島出身のメンバーを中心に結成された4人組バンド、discourageが初のフル・アルバム『WORLD FISH』をリリースする。榮広大(Vo/Gt)の伸びやかな歌声と、美しくも鋭く突き刺さるようなギター・サウンドの相乗効果は、ギター・ロック好き必聴。奄美の自然、魚や鳥と言った情景が浮かんでくるような、穏やかさと鋭さを両立させたアルバムにご注目あれ。
Skream!では、個性的なメンバー4人に記念すべき1stアルバムについて話を訊いた、discourage最新インタビューを公開中。
"ライン"(Official Music Video) -discourage ディスカレイジ-
★amenoto『すべて、憂鬱な夜のために』
石井 翠のソロ・プロジェクトとして、2013年夏より始動したamenoto。新宿Motion、下北沢CLUB251、下北沢CLUB Que、渋谷eggmanなどを拠点に、UK直系のギター・サウンドを奏でる4人のバンド編成でライヴ活動をスタートしてから約9ヶ月、デビュー・ミニ・アルバム『すべて、憂鬱な夜のために』をついにリリースする。石井 翠の感じた憂鬱な想いを、RADIOHEADをはじめとしたUKロックや、日本文学というルーツで彩った今作は、ファンならずとも聴いておきたい1枚。
Skream!では、彼女の音楽との出会いも含め今作について語ってもらった、amenoto最新インタビューを公開中。
amenoto "ハロー" (Official Music Video)
★G.LOVE&SPECIAL SAUCE『G.Love&Special Sauce』
アメリカはフィラデルフィア出身のG.Love(Garrett Dutton III)率いるG.LOVE&SPECIAL SAUCE。これまでにバンド名義で6枚、ソロ名義で3枚、計9枚のスタジオ・アルバムをリリースしてい彼らが、新作『Sugar』をリリース。本作は、バンド名義でのデビュー・セルフ・タイトル作『G.Love&Special Sauce』から数えて20周年の節目を迎えたリリースとして、音楽的原点回帰をうたった作品。10月に開催される来日公演に備えて、今から聴き込もう。
G. Love & Special Sauce - Nothing Quite Like Home
★SLEEPER AGENT『About Last Night』
2011年、ケンタッキーの田舎町から突如、ロック・シーンに現れたSLEEPER AGENT。男女ツイン・ヴォーカルを擁する6人編成のバンドが繰り出す賑やかなガレージ・ロック・サウンドが大歓迎され、たちまちロックの救世主と注目された彼らが前作から2年半、ついに2作目のアルバム『About Last Night』をリリース。制作に1年を費やしたという今回は、前作発表後に経験した悲喜こもごもさまざまな出来事を通して、バンドに訪れた変化を成熟として表現した意欲作。
Skream!ではSLEEPER AGENTのメイン・ソングライターであるTony Smithへインタビューを敢行。新作における変化と成長を語ってくれた。
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