Japanese
amenoto
2014年04月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
全詞曲を手がける石井 翠のソロ・プロジェクトとして、2013年夏より始動したamenoto。新宿Motion、下北沢CLUB251、下北沢CLUB Que、渋谷eggmanなどを拠点に、UK直系のギター・サウンドを奏でる4人のバンド編成でライヴ活動をスタートしてから約9ヶ月でリリースされる『すべて、憂鬱な夜のために』は、石井 翠の感じた痛烈に憂鬱な想いを、RADIOHEADをはじめとしたUKロックや、彼女の愛する日本文学というルーツで彩った。彼女の音楽との出会いから、同作について訊く。
-音楽を始めたのはいつ頃でしょうか?
中学校の終わり頃に、高校で軽音楽部に入りたいと思ったんです。だから軽音楽部が盛んなところに入ろうと思って勉強して、受験が終わったくらいからギターを初めて弾いたという。
-それ以前に音楽を聴いていたりなどは?
全然聴いてませんでした。ただ、小さいときからクラシック・ピアノを習わされてて。高校に入ってからは軽音楽部が忙しくなって辞めちゃったんですけど。
-ではさぞかしピアノもお上手なのでしょう。
いやいや全然(笑)。先生のおうちに遊びに行く感覚だったので、練習とかはそんなに真面目じゃなくて。
-感銘を受けた音楽があって軽音楽部に入部するかたがたが大半だと思うのですが、石井さんはそういうわけではなかったんですね。ではなぜ軽音楽部が活発な学校に入ろうと?
んー......なんでかなぁ(笑)。なんでなのかわかんないんですけど、突然バンドをやりたくなったんです。ギター弾いたこともないし、歌も学校の授業の合唱くらいしか歌ったこともないのに。寧ろ歌うのは嫌いなくらいだったんですけど......なんとなく、やろう!と。特に思い立った理由も見つからなくて。
-へえ、そうなんですか。ひょっとしたらピアノを習ってらっしゃったことも繋がっているのかもしれないですね。
そうだったら、高い月謝払ってやってたんで、親も喜びますね(笑)。
-ははは。そして晴れて高校に入学し、軽音楽部に入部なさった。
入部してメンバーを見つけてバンドを組んで。そのときはヴォーカルだけだったり、ギターだけだったり......初心者だったので、ヴォーカル・ギターという形でやるまでには結構時間が掛かったんですけど。文化祭で体育館を朝からずっと軽音楽部だけで使ってて。そこでライヴというものを初めてやって、すごく楽しかったですね。そのときわたしはヴォーカルで、ギターの子がASIAN KUNG-FU GENERATIONがすごく好きだったのでアジカンのコピーをしました。
-作詞作曲を始めたのはいつ頃でしょうか。
高校2年生のときです。バンドでオリジナルをやりたいから、軽音楽部の子の中学時代の同級生で、違う高校に通っている子とバンドを組んで。そのバンドでギター・ヴォーカルを始めました。結成して最初のライヴから地元のライヴハウスの30分ステージに出ていて、じわじわ(曲数を)増やしていって。
-では実践経験を積んでいったんですね。公式サイトに記載されているフェイバリット・アーティストにはJames Blake、MY BLOODY VALENTINE、MUSE、RADIOHEAD、SIGUR ROSの名前がありましたが、それはバンドを始めてから出会った音楽ということですか?
RADIOHEADとMUSEは軽音部の先輩がコピーしてて、そこから入りました。かっこいいなぁと思って。もともとそんなに音楽を聴いていなかったので(笑)、軽音に入っていろんな音楽に出会って。そこからずぶずぶバンドにのめり込んで、オリジナルを作り始めて......これを職業にしたいと思うようになっていきました。
-ここには伊藤計劃、神林長平、太宰治、中村文則、森博嗣と作家さんのお名前もあります。石井さんは本がお好きのようで。
小学校の頃から本を読むのが好きで。最初は芥川龍之介から入って、面白いなと思って。人とも話さずどんどん......本読んでるほうが楽しくなっちゃって(笑)。
-amenotoの歌詞は文学的な側面もとても強いですが、石井さんにとって音楽と文学は並列のものなのでしょうか。
んー......どうなんだろう。「ハーモニー」という曲は伊藤計劃の同名小説を読んで書いたものです。今まで思ってたことがこの本に書いてあって"あ、自分はこういうことを思っていたんだ"というのがわかって。それでできた曲なんです。なので、文学から影響を受けることもあります。
-そういう曲は多いのですか?
いや、これだけです。
-歌詞の世界観的なものは、そういう文学が影響している気がします。
自分で自分がどういうことを思っているかがわからなくて......。自分の説明があまりできないんです。本を読んでいたら文章があるじゃないですか。その中の一文で"あ、これはこの前思っていたことだ"と自分の考えがまとまることができるんだと思います。
LIVE INFO
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
僕には通じない
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
RELEASE INFO
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号