Japanese
amenoto
2014年04月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
-なるほど。大学入学後の活動は?
大学に行ってからは高校のバンドの子とはばらばらになっちゃったんで、新たにバンド組んだりしたけどすぐ解散しちゃって、その後もメンバーを新しく探そうと思ったんですけど、全然探せなくて。ネットとかでも頑張って探したけど結局組めなくて......諦めるしかないかなと思って1回音楽を諦めたんです。才能ないのかなとも思ったし、全然うまくいかないからわたしにはこれじゃないのかなと思って。ギターも弾かないし、ライヴもしない。そのときに......生活がつまんなくなってしまったというか。大学もだんだん行かなくなっちゃって、楽しいこともないし、何もかもどうでもいいなと。......そのときに"このままじゃだめだな、もう1回ちゃんと音楽をやりたい。音楽で行こう"と思ったんです。そこで大学を辞めて、音楽系の専門学校に入って。
-そのときにはソロ活動を?
最初はバンドを組みたいと思っていたので、ひとりで弾き語りをやりながらメンバーを探していて。2012年 2月にやっとちゃんとしたバンドを組んで1年ほど続けたんですけど、うまくいかなかったんです。メンバーにいろいろ任せたいけど、結局自分でやっちゃって頼れなくて。曲も自分で書いてるし、これはバンドかもしれないけどバンドっぽくないなって。これならひとりのほうがいいかな、そっちのほうが楽かなと思ったんです。
-どういうことを任せたかったのでしょう?
最初は小さなことだったんです。スタジオを予約してほしいとか(笑)。でも、そういうのは自分でやろうと思ったんです。他の子はバンドを掛け持ちしたりして忙しかったので、わたしが雑用めいたことをする代わりに、演奏に集中してもらえればいいかなと思ったんですけど、うまくいかず......。それでひとりでやろうと思ったんです。メンバーがいると変に期待しちゃうから。
-それでamenotoというソロ・プロジェクトができあがったんですね。『すべて、憂鬱な夜のために』は深沼元昭さんが主宰なさっているレーベル兼プロダクションのLAVAFLOW RECORDSからのリリースとなりました。
専門学校内でオーディションがあったんです。そこで選ばれた1組はCDを出すことができて、自分のバンドがそれに選ばれて。そのCDができたのが2013年の2月で。その頃にLAVAFLOW RECORDSと出会いました。ひとりでやるにしてもバンドっぽさが欲しかったのでamenotoという名前をつけて、その年の夏からライヴを始めて。パッと見わけがわからない名前で、アメノト="雨の音"だったり"雨の塔"だったり、そこは聴いてくれた人が考えてくれればいいかなと。ライヴでギターを弾いてくれているTHE ANDSの磯谷直史さんは、CDでもギターを弾いてくれています。
-サウンド・プロデュースも深沼さんが行ってらっしゃいます。
ありがとうございます、っていう感じです(笑)。amenotoのライヴを始める前に、深沼さんと楽曲のアレンジ作業をして、それをもとにバンド編成でのライヴもスタートしています。デモ・テープはわたしが自分で作るんです。それは弾き語りだったり、エレキだったり、打ち込みを入れたり、いろいろなんですけど。そのラフ・スケッチみたいなものを深沼さんに渡して、それをバンド・サウンドにしていくような流れでした。
-深沼さんから返ってきた音を聴いたとき、とても感動なさったのでは。
そうですね。ちゃんとしてもらって......。前のバンドのときもアレンジはメンバーに投げてたんです。"こんな感じで"と参考音源とかは渡してたんですけど、全然うまくいかなくて。だけど今回は......本当にすごいなー......という感じで。不服なところもないです。
-出会いが人生を変えたと言っても過言ではないですね。
はい。有り難いです。
-石井さんにはソングライター、シンガー、プレイヤーの3つの面がありますが、どこに重きを置いてらっしゃいますか?
んー......作るだけじゃやだし、歌うのも人の曲より自分のがいいし。全部です。
-ネガティヴなことは生きていく上でタブーになりがちだと思うんですよね。だからわたしは『すべて、憂鬱な夜のために』というアルバム・タイトルを掲げられることはすごいと思うんです。こういうことを歌うのは、石井さんにとってどういう意味があるのでしょう?
明るい曲や歌詞を聴いていると余計落ち込んじゃうんですよ。"そんなこと思えないなぁ......やっぱり自分はだめだな"って。
-では石井さんがネガティヴなことを歌うのは吐き出すような感覚なのでしょうか。
はい。再確認する感じです。こういうことを人に言ったら"またそんなこと言って......"で終わらせられちゃうから、あんまり言わない。言わないでいたら忘れちゃうから。忘れちゃうのが嫌で......その曲を歌っていればそのときの感情を忘れないでいられるので。
-ふさぎ込んでしまったときのことやつらいことなんて忘れたい、と思う人が多いけれど、石井さんは忘れたくない。
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