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LILI LIMIT (60)
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これまでのポップなLILI LIMITのイメージをいい意味で思い切り裏切り、バンドの新たな一面を打ち出す挑戦的な曲の数々に驚いた。そしてそれらの完成度が高く、ことごとく彼らの雰囲気にハマっていることにも。今作では今まで内に秘めていたものを"解放"するかの如く、彼らのエレクトロな武器を引っ提げ、ダークでクールな方向へ突き進む。要所要所に挟まれる新たに構築されたサウンドにはとことんこだわりが感じられ、1曲の中で劇的に空気感を変える展開にもドキッとさせられる。牧野純平(Vo)による、優しく囁いたり、開放的且つ伸びやかに歌ったり、怒りの感情を漂わせ闘うように叫んだりといった豊かな声色、また洒落を利かせた詞も、今作で描く現実の儚さをドラマチックに演出している。(稲垣 遥)
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LILI LIMITの楽曲の持つダンサブルな一面がフィーチャーされた今作。その表題曲となる「LAST SUPPER」は、"最後の晩餐"をテーマに別れの歌をリズミカルなメロディに乗せたアップ・チューンとなっている。コーラス・ワークがとてつもなく麗しく、なんといっても別れをポップに歌い上げているから潔い。さらに、"未来はあのドレスで朝食を"と女の子の憧れや希望をエレクトロなサウンドに乗せた「LIKE A HEPBURN」、重低音なイントロで幕を開ける「ERAION」はナイフとフォークを食器に置くサウンドを取り入れるなど、まさに今作のタイトル"最後の晩餐"らしい音作り。全4曲を聴き終えると、まるで素敵なディナーを終えたような感覚になる。別れを惜しむよりもこの先の光が見えてくる最高の1品に仕上がっているので、じっくり味わってほしい。(滝沢 真優)
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今年7月にリリースした『LIVING ROOM EP』の延長で、キャッチーであることを意識したバンドの最新モードをスケールアップした形で印象づける1stフル・アルバム。スタジオにおけるギミックとメンバーによる演奏のダイナミクスを際立たせることで、未来を先取りした感覚で取り組んだニュー・ウェーヴ・サウンドは、さらに聴き応えあるものに。その一方で、牧野純平(Vo)による歌詞は物語性が増したことで、J-POPとしての精度がアップ。しかし、"優しさと狂気が唄い合う無重力ポップ"とはよく言ったもので、どこにでもいるような男女の日常を牧歌的に描きながら、不意に不気味なトーンを漂わせる言葉のマジックもより巧妙に。キャッチーになっても失われない"狂気"は、このバンドの真骨頂だ。(山口 智男)
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山口県宇部市で結成。その後、福岡時代を経て、2014年に上京してきた男女混成の5人組がいよいよメジャー・デビュー。"優しさと狂気が唄い合う"というキャッチフレーズどおり二面性がこのバンドの大きな魅力だが、メジャー第1弾となるこの4曲入りのEPは、"ブレイク必至"という呼び声に応えるように1組の男女の日常を綴るというコンセプトも含め、持ち前のポップ・センスを、わかりやすい形で届けることに成功している。もちろんその一方で、ダンス・ミュージック、エレクトロ、ヒップホップなど、様々な要素が入り混じるバンド・サウンドは磨き上げられ、これまで以上に尖ったものになっているわけだが、歌詞、サウンド面に対するこだわりは作品のポップな印象とは裏腹に凄みさえ感じられる。(山口 智男)
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2015年夏にリリースした『Etudes』に続く、2ndミニ・アルバム。そのオープニング曲となる「Festa」は、コーラスとハンドクラップで彩られ、多幸感たっぷりのスペーシーなポップ・チューンとなっている。歌詞はハッピー一辺倒ではなく、むしろ真逆の感情で、閉塞感から抜け出そうとため込んだエネルギーを爆発させる。それがクラッカーを鳴らすような勢いとキラキラとした華やかさを生んだ曲だ。他にも、5人のアレンジとアンサンブルのポップネスと、毒の絶妙なさじ加減が効いた曲が並ぶ。都会的で洗練さを見せつつも、一方でそういったスノッブさを自分で笑いにしてしまう感覚がある。それがキャッチーさにも繋がっていて、緻密に組み立てられたサウンドや歌をやわらかく解きほぐしていく。洒落っ気たっぷりな音であり、心が動く。そんなニクい作品だ。(吉羽 さおり)
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今年1月にリリースされた残響shop labelのコンピレーション『Blind Compilation Vol.1』の1曲目に収録されたLILI LIMIT。ジャケット等に収録アーティストや曲名を載せない、まさにBlindな状態で新しい音楽に触れてもらおうというコンピの冒頭曲という重要な役割を担っただけあり、心を掴む速度は抜群だ。幾何学模様を描く変拍子での構成や、様々な音楽エッセンスが盛り込まれたポスト・ロック的アプローチ、または実験的なポスト・パンクの匂いも持つ。多彩な切り口で見せるひとりコンピ状態のサウンドであり、それでいて耳に飛び込んでくるメロディはとてもキャッチーで鮮やか。アンサンブルやサウンド同様に試みはあるも、心に寄りそって、また想像力を喚起させる。心と体とを動かしてくれるパワーを持っている。 (吉羽 さおり)
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LILI LIMIT
2016.12.09 @代官山UNIT
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- 2025.04.13
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