Japanese
SPRISE
2025年10月号掲載
Member:佐藤 愛佳
Interviewer:山口 哲生
-(笑)そこから活動を続けていくなかで、佐藤さんにとって大きかった出来事はありましたか?
今の5人の体制が始まってから初めてのなんばHatchのワンマン・ライヴ("SPRISE ONE-MAN LIVE 神韻唱歌 -しんいんしょうか-")はめっちゃ大きかったなって思います。なんばHatchにはその前にも立たせていただいていて、そのときは6人体制だったんですけど、一番上で引っ張ってくださっていたメンバーさんの卒業があって、そこから今の5人でやっていくぞっていうことになって。それまではずっと甘え続けていた部分が大きかったんですけど、初期メンバーさんがいなくなって、自分も入った順番が真ん中になって、役割も増えたり変わったりのなかでどうしていくか考えながら挑んだワンマンだったので、大きかったなって思います。
-自分はグループの中でどういう存在であればいいんだろうかということを、より考えるようになったというか。
そうですね。もともと煽りとかもしたことなかったんですよ。"これが最後の曲です!"とか喋ったり、"はい、せーの!"みたいなライヴ・アイドル特有のコール/ミックスの発動とかも、そんなに担当が多くなくて。6人体制のときは自分の歌をどうするかとか、魅せ方とかダンスとか、自分のパフォーマンスを主に考えていけば、先輩方がたくさん助けてくださってライヴが成り立つという感じだったんですけど、グループのために自分が何をできるのかをよりいっそう考えるきっかけになったのが、その体制の変化で。分からないなりにいろいろ模索しながらできることを増やしていかないとなって、しっかりと思い始めたときのワンマンだったので、特に印象深いです。
-SPRISEとしては新曲の配信もされていますが、せっかくのソロ・インタビューなので、メンバー・ソロ・ミニ・アルバム『5-THADOX』(2025年6月リリース)に収録されている佐藤さんのソロ曲「僕の野望」ついてもお聞きしたいです。
メンバー5人のソロ曲ができるのが初めてだったんですけど、メンバーそれぞれ個性が強いから、どの子がどういう曲をやるんだろうっていうのもバランスを見つつ、自分のやりたいことを存分に詰め込んでいただきました。
-佐藤さんがやりたかったことというと?
カッコいい感じの曲にしたかったので、"ギターが効いていて、疾走感のある感じでお願いします!"って(笑)。もともとSPRISEっていろんな楽曲があって、社長さんが歌割を振り分けてくださってるんですけど、かわいい系の曲で歌割が多い方もいるし、しっとり系の曲が多い方、カッコいい系の曲が多い方もいる中で、自分はいろんな曲調で満遍なく歌割をいただけているイメージがあって。それでどういう感じにしようか最初迷ったんです。 自分の中では、かわいい系でもカッコいい系でもやってみたい感じの曲はあったんですけど、もともとバンドとかも好きでよく聴いていて、ギターカッコいいなぁって(笑)。えいるさんがカッコいい系の曲にいかはったんで、自分は同じカッコいい系の中でもまた系統が違うもの──結構爽やかで疾走感のある感じのカッコ良さを目指そうと思って、たくさんリクエストしました。
-どんなリクエストをされたんですか?
ギターから始まるんですけど、最初にラフでいただいたものから何回か変えていただいて、1曲の中でも飽きが来ないように印象を変えたかったので、2番のここだけ静かめにしてからこういう音を足してほしいですって、自分で歌って録ったものを送らせていただきました(笑)。
-ちなみに楽器の経験とかは?
小さい頃にピアノを習わせてもらっていたんですけど、ギターは何も分からないので、"すみません......こういう音は可能でしょうか......?"とか聞きながらお願いしてました。
-ピアノは長いことやられていたんですか?
幼稚園のときから卓球部に入るまでですね。でも、楽譜をあまり読めなくて(苦笑)。見ながら弾くのがそんなに得意じゃなかったので、耳でやんわり覚えて弾くっていう。めっちゃ舐めたことしてたかもしれないです(苦笑)。でも、ピアノは楽しかったですね。
-歌詞は佐藤さんが書かれたんですか?
付いてくださっている女性のスタッフさんがいるんですけど、その子と一緒にライヴ終わりでお酒を飲んでるときに、ちょっとお願いできませんか? と依頼しました。
-どんな歌詞にするのかいろいろ話し合われました?
せっかくのソロ曲やから、昔の自分ともちょっとだけ照らし合わせたような感じの曲が良かったので、過去も今も抱きしめてもらえるような曲にしてほしいですってお願いしたんですけど、最初に歌詞を見たときにめっちゃいいやん! って思って。曲が進むにつれて、自分と向き合って前向きな感じに変わっていくところとかも、おぉ、すごい! って思いました。
-歌詞には"やっと見つけた僕の野望"というフレーズがあって。昔はアイドルになりたいという野望を秘めていたわけですが、それを叶えた今、新しい野望ってあったりするんですか? こういう人になりたいとか。
ここに立ちたいみたいな目標は、正直そんなにがっつりとはなくて。それよりもこの5人をより多くの方に知っていただきたいですし、この間のインタビューでえいるさんがおっしゃっていたみたいに、夏フェスの一番大きいステージに立ちたいですし、"SPRISEは一番大きいステージだよね"って思っていただけるようになりたいですね。今年の夏は一番大きいステージに立つことができなかったので、一人一人がパワーをしっかり付けていきながら大きくなっていって、そういう大きなステージに立たせていただけるようになれたらなっていうのはあるかもしれないです。
-個人の野望もあります?
それも漠然としてしまってるんですけど、パフォーマンスを強くしたいなっていうのはずっとあって。自分の容姿があまり好きじゃないので、グループのパフォーマンス力を上げるというか、底上げできる存在になりたいというのは、やんわりとずっと思っているかもしれないです。
-献身的と言いますか、グループ思いですね。自分の話をする前に、まずグループとしての話が出てきたこともそうですし、今日のお話を聞いていて、佐藤さんは本当に今、この5人で活動しているのが楽しいし、SPRISEが好きなんだろうなと思いました。
SPRISE大好きです。一歩一歩確実に進んでいきたいですね。
-今後の予定についてですが、9月末から全国ツアー"SPRISE the Eight Deities of Good Fortune Tour 『福音幻奏 -Euphonia Fantasia-』"を開催されることになっていますね(※取材は9月上旬)。
はい、全国8ヶ所回らせていただきます。ありがたいことにほぼ毎年ぐらいの感じでツアーをさせていただいているんですけど、年々一緒に来てくださる方や、好きでいてくださっている方が増えてきている印象があるんですけど。 応援してくださっている方の中でも、なかなか地方から来るとなると大変なのもあって普段会う機会が多くないなっていう方とか、好きでいてくれてるけどあんまり会えないよっていう方のところにも行ける機会でもあると思うので。その土地を楽しみつつ、そういう方のところにも会いに行って、みんなで楽しかったねー! って(笑)。一緒についてきてくださった方も来て良かったなって思っていただけるものにしたいですし、ツアーはその土地をみんなで楽しめるいい機会なので、いろんな場所でみんなと楽しい思い出を作りながら、大事に回れたらなって思ってます。一つ一つ、気を抜かずにしっかりやっていきたいです。
-来てくれた方をしっかり楽しませたいし、自分たちもそれを楽しみたいという。
メンバーみんな思っていると思うんですけど、自分たちがまず楽しまないと観てくださっている方も楽しめないと考えているので。グループ内がギスギスしていたりとか、本人たちが楽しんでいないステージって、ファンの方もきっと観ていて楽しくないだろうから、まずは自分たちが楽しむっていうのは、一人一人の根底にあるんじゃないかなと思います。
-佐藤さんとしても、活動していて今はめちゃめちゃ楽しいと。
もうありえへんくらい楽しいです(笑)。もちろん悩んじゃうこともありますし、もっとこうしたら良かったなって思うこともあるんですけど、ベースはめちゃめちゃ楽しいですね。
TOUR INFORMATION
"SPRISE the Eight Deities of Good Fortune Tour 『福音幻奏 -Euphonia Fantasia-』"
10月11日(土)福岡 LIVE HOUSE OP's
10月24日(金)埼玉 HEAVEN'S ROCK
11月3日(月・祝)千葉 柏ThumbUp
11月9日(日)北海道 PLANT HALL
11月21日(金)横浜ReNY beta
11月22日(土)SHIBUYA VIDENT
12月1日(月)GORILLA HALL OSAKA
LIVE INFO
- 2025.11.19
-
あいみょん
Hakubi
ぜんぶ君のせいだ。
Hump Back
YOGEE NEW WAVES
オレンジスパイニクラブ
SIGRID
LEGO BIG MORL
Adrian Sherwood
LONGMAN
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2025.11.20
-
Tempalay
PEDRO
Rei
moon drop
ドラマチックアラスカ
コレサワ
a flood of circle × 金属バット
キュウソネコカミ
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
VOI SQUARE CAT
私立恵比寿中学
さとうもか
ラックライフ
ザ・クロマニヨンズ
吉澤嘉代子
点染テンセイ少女。
- 2025.11.21
-
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
RELEASE INFO
- 2025.11.19
- 2025.11.20
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.29
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号










