Japanese
パピプペポは難しい
2024年09月号掲載
"パピムズ"こと"パピプペポは難しい"は、小枝みゆの卒業と新メンバーの加入を控え、大きな変化のタイミングにある。そんななか彼女たちが完成させたのは、キャリア初の全国流通盤である6thアルバム『君のそばに置いといて』だ。メンバー兼社長のカワシマユカが"完全盤、名盤と呼ばれるものを作りたかった"と語る本作に迫るべく、メンバー6人にインタビューを実施した。
メンバー:カワシマ ユカ 白羽根 優衣 小枝 みゆ
木内 小百合 鈴木 めがね ドン・グリ
Interviewer:宮﨑 大樹 Photographer:Kanda Yukiya
-6thアルバム『君のそばに置いといて』が完成しました。パピムズらしくキャッチーで、バラエティ豊かで、とてもいい作品ですね。
カワシマ:嬉しい! シングルがたまっていましたから、手応えはありましたね。
-本作が初めての全国流通盤ということになります。
カワシマ:ずっとやりたかったけど、今の時代にそこまで優先してやるべきことではないかなとも思っていたんです。でも、みゆの卒業が決まったし、本人が昔からリリイベがしたいと言っていたから、そういうのもあってこのタイミングで形として残すことにしました。だからタイトルが"君のそばに置いといて"なんですよ。完全盤、名盤と呼ばれるものを作りたくて、ずっと"そばに置いといて"もらえるようなアルバムを目指しました。
-皆さん、アルバムのレコーディングはいかがでしたか?
白羽根:苦戦したのは「ようこそゴーストハウスへ -English Ver.-」の一択ですね。英語が......。
鈴木:英語の先生に来ていただいて、細かくご指導いただいてからレコーディングに臨んだんですよ。
白羽根:レコーディング中も"ここはもっとこうしたほうが英語っぽく聞こえるから"とか言われつつ何度もやりました。
カワシマ:どうなんだろう。発音の良さは私たちじゃ分からないから(笑)、ネイティヴの人に聴いて判断してもらいたい。
-英語版を録るにあたって、なぜ「ようこそゴーストハウスへ」をセレクトしたんですか?
カワシマ:面白そうだから(笑)。
-カワシマさんらしいですね(笑)。この曲に限らず、カワシマさんが"面白そう"だと感じるアイディアを詰めたのが、このアルバムの全体像?
木内:そんな感じですね。あと、今回「ワンダフル・パレード」と「キミトボクメモリー」に遊園地感があったので「ようこそゴーストハウスへ」がいいなと思ったんです。
-ぜひ英語バージョンもライヴでやってほしいところです。
木内:英語バージョンはちょっと......(苦笑)。
鈴木:口パクだったら......(笑)。
グリ:それでいうと、レコーディングで英語バージョンを練習しすぎて、ライヴで日本語版をやったら英語を歌いそうになった。
-全体像としては、1曲目にTHEパピムズなアゲ曲を持ってこないで、新曲の「キミトボクメモリー」を頭にしたのが少し意外でした。
カワシマ:このアルバムはこの曲だ! と思ったんですよ。
-その決め手は?
カワシマ:この曲のリファレンスは、私が某テーマ・パークで聴いて感動した曲なんです。聴いた瞬間に"なんだこの曲は!? 素敵!"と思って。グリはそのテーマ・パークが好きなので、曲名を教えてもらって、それをすぐに作曲家さんに送って"こういう曲を作りたい!"と言って作ってもらったんです。1曲目っぽくないと思われるのは、私の歌詞のせいではあるんですよ。カワシマ節が出てしまったから落ち着いた曲になった気がします。あと、アイドルが好きじゃない人も聴きそうだなと思って頭にしたのもありますね。
-そんな「キミトボクメモリー」の後にパピムズの代表曲の1つ「ラブげっちゅ! -お誕生日のお歌-」が収録されていますよね。このタイミングでアルバムに入れたのは、やはりまだフィジカル化していなかったからですか?
カワシマ:いや、「ラブげっちゅ! -お誕生日のお歌-」は『charm』(2020年リリースのミニ・アルバム)にも入っていますね。
-たしか『charm』は配信でリリースされていますよね?
カワシマ:あ、そうか。盤になったのは初めてだ。うちらより詳しい(笑)。やっぱり初の全国流通ということで、代表曲は入れることにしたんです。
-ミュージック・ビデオも最近公開されましたよね。逆に言うと、代表曲なのにミュージック・ビデオがずっとなかったわけですが。
カワシマ:"撮りたい"って一生言い続けていたんですけど、ついに撮りました(笑)。
鈴木:公開したら、"こえちゃん(小枝)がエモい"と言われていましたね。"1人でいるところにみんなが集まってくるシーンがいい"みたいな投稿をSNSで見た記憶があります。
カワシマ:全体的にハッピーなんだけど、小枝の卒業を祝う感じを入れたいから、小枝エモを意識しようという話はしていたんです。
鈴木:あれ、誕生日パーティーじゃなくて卒業パーティーだったの(笑)?
グリ:"ラブげっちゅ! -卒業式のお歌-"になっちゃう(笑)。
-撮影はどうでした? 映像の通りにワイワイした感じだったんですかね?
小枝:楽しかった。でも僕等的にワイワイは苦手なんです。アドリブで"はしゃいでください"と言われても、それができなくて焦りました(笑)。
鈴木:ド陰キャなので、とりあえず"イエーイ!"と言っておきましたけど(笑)。
小枝:ライヴ中だと自然にできるんだけど......オンとオフがハッキリしているんです。
鈴木:そう。ライヴ中と楽屋はうるさいんです。で、インタビューとか撮影とかになると、すんって......(笑)。
-(笑)そういった代表曲も収めつつ、ヴォイスドラマ「朝礼」からの「パピムズ学園校歌」という合唱テイストな曲もあって。これはアルバムならではのことをしようと?
カワシマ:実はアルバムに校歌を入れる場所がなくて困っていたんですよ。校歌を作ったのはいいけどどうやって入れようかと思って、組み立てていたときに"ドラマを作ればいいんだ!"って。それで「朝礼」を入れました。
-ということは、アルバム用ではなく、単純に校歌を作りたかった。
カワシマ:そうです。校歌を作りたいとはずっと言っていたんですよ。
-斬新で自由な発想、さすがです。しかもこの校歌、しっかりツアー(パピプペポは難しい"アルバムリリースツアー2024「天下統一」")でもやっているんですよね?
カワシマ:やりました。歌詞を配って、"今日はリリース・ライヴなので新曲やります"と言ってみんなで校歌を歌うという(笑)。
木内:ライヴでは小枝が指揮者なので、そこが見どころです(笑)。
小枝:めがねちゃんが合唱部みたいな顔をして歌っているのも見どころですね。
LIVE INFO
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
マカロニえんぴつ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
RELEASE INFO
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号