Japanese
LEEVELLES
Member:小川 紘輔(Vo) 川﨑 純(Gt) 宮地 正明(Ba) 髙木 皓平(Dr)
Interviewer:山口 哲生
-そして、もう1曲。前回Skream!にご登場いただいた(※2024年2月号掲載)のが3rdデジタル・シングル「明日は明日の風が吹く」(2024年1月リリース)のタイミングでしたので、「花占い」の前にリリースされた4thデジタル・シングル「Walk」(2024年6月)についてもお聞きしたいです。この曲もこれまでと違うアプローチをされていますが、どういうところから作り始めたんですか?
⼩川:今の僕らはすごくありがたい環境で音楽をやらせてもらっていて。それって全然当たり前のことじゃないし、そもそも音楽を続けられていること自体、僕はすごいことだなと思っています。且つ、こうやって4人集まって、1つのバンドで1つの音楽を届けることができることは、本当にありがたいことだなと考えているんですね。それで去年メジャー・デビュー後に初のワンマン・ライヴ("ありえ音ぇ♪!今年メジャーデビューの新人バンドが話題沸騰中の月曜ドラマのオープニングを担い、そのオープニング映像がSNSで大きな話題を巻き起こしている中、突然の「トクメイ」を受けて急遽ワンマンライブを行う事が決定!!タイトルは曲にちなんで「地獄の沙汰もライブ次第」師走のご多忙の時期ですが是非足をお運び頂けますようお願い申し上げます!!")をやらせてもらったんですが、1つの節目として携わってくれている人や応援してくれるファンの人、僕らを支えてくれている人たちに感謝の気持ちを伝えたいんだけど、"ありがとう"の言葉だけじゃ終わらせたくないなと思って。バンドだからやっぱり曲にして伝えようというところからできあがったのが「Walk」です。
-実際に感謝を伝える曲を作ってみていかがでした? そういったことを歌うのは初だったわけですよね。
⼩川:そうですね。やっぱりちょっと照れくさいんですよ(笑)。その気持ちを曲にすることなんてなかったから。ただ、楽曲をリリースさせてもらったときに、"届いたよ"と言ってもらえたり、ライヴで届けたときに泣いてくださる方もいらっしゃったりして。音楽って、そういうときに言葉よりも強いと思うんですよね。僕らは音楽が一番得意だからこそ、音楽でお返しをする、貰ったものはちゃんと返したいと思っていたんですけど、ちゃんと返せた、ちゃんと届いた方がたくさんいらっしゃったので、書いて良かったなと感じます。
-そういった感謝を届けよう、伝えようとなったときに、メロディや歌詞はスムーズに出てきましたか? むしろ大切にしたいからこそすごく悩んでしまったとかはありましたか。
⼩川:迷いましたね。伝えるにしても、"ありがとう"という言葉は使いたくなかったんですよ。その言葉以外でどう感謝を伝えたらいいんだろうなとか、あとは言葉が届くようにどういうアプローチをしていこうかなとか。クサくなりたくもなかったんですよね。
川﨑:立ち位置は悩んでたよね。
⼩川:そうそう。上から行って偉そうになるのも嫌だし、下手(したて)から行くのも嫌だったんですよ。僕等バンドと、聴いているお客さんがイーヴンで向き合いたいと思っているので。そういった意味では、純君が言ったように立ち位置はすごく迷いましたね。
-そういった迷いはありながらも、この言葉がすごく素敵だなと思ったのが"照れくさいけど嬉しかったんだよ"で。ここだけやたらと素直っていう(笑)。
⼩川:ははははは(笑)。
川﨑:そこだけ直球ですよね(笑)。
小川:アレンジとしても、そこだけバンドの音がふっと消えるっていう、すごく大事なところではあるんですよね。だからそこは素直に言ったほうが伝わりやすいのかもしれないなと思って、この言葉にしたんですけど、それが逆に良かったのかなって思います。
-"限りある僕らの/無限の可能性"というワードもいいですね。「花占い」もそうでしたけど、この対比もきれいだなと思いました。
⼩川:対比というのはすごく大事にしたくて。こことここを対比させるのか! というものを作りたいんですよ。それが表現の1つの幅だと思うし、対比させるものによっては、ものすごく壮大に見えると思うんです。僕は壮大なものが好きだし(笑)、ポツンとしたものに対して、ものすごく巨大なものが両立するというのが、日本語の面白いところでもあるなと考えていて。そこは今までもすごく大事にしてきたし、これからも使っていきたい表現ですね。
-宮地さんは感謝を届ける曲に対してどう臨みました?
宮地:「Walk」は最終的にすごく"広い曲"になったなと思っていて。壮大といいますか。ライヴは演奏次第でかなり狭くもなってしまうので、この広さをどうやって届けるかってところを結構気にしてましたね。ちゃんとした音を鳴らさないと、その広さが出なくなるし、強すぎるのも良くないからそこは苦労したんですけど、ライヴでお客さんの顔を見て、届いてるなっていう感覚がありました。目の前で泣いている方がいたり、ものすごくしっかりと観てくれている人もいたりして、いいなぁって。ちゃんと届いたんだなっていうのを実感しましたね。
-ちゃんとコミュニケーションが取れている感じがしますよね。髙⽊さんはいかがでした?
髙⽊:バラードだし、言葉をとても大事にしている曲なので、ヴォーカルにはとにかく自由に、伸びやかに歌ってほしかったから、そこをどうやったら支えられるかなと考えながら叩いてました。さっき話していたワンマンのときに初めてやったんですけど、お客さんがみんな息を飲んで観ている感じが、演奏していてすごく伝わってきて、それがすごく嬉しかったし、でもそれだけじゃない、うまく言葉にできないような感覚があって。今まさに伝わっているんだなというのを感じ取りながら初演奏ができたなって思いましたね。
川﨑:歌っているのは紘輔君ですけど、僕も心の中で一緒に歌いながら弾いているし、この曲を弾いているときは、自分たちとお客さん全員で1つの場所に溶けていくみたいな感覚でステージに立っていて。それと、サビは紘輔君がメイン・ヴォーカルをとって、僕と宮地も加わって3声になるんですけど、自分なりの感謝というのを、ヴォーカルじゃないのに歌声に乗せて届けられるのは珍しいし、みんなで1つの曲みたいになっているのは、演奏していて、音楽っていいなって思う瞬間でもありますね。さっきコミュニケーションっておっしゃっていましたけど、本当にそうだなと思っていて、これからも一方的じゃないものを作っていけたらいいなって。そこは音楽の大事な部分の1つだと思うんですけど、そこに改めて気付かせてくれた楽曲でもあるので、自分にとっても大切な一曲ですね。
-小川さんはライヴで歌っていてどういう感覚になります?
⼩川:やっぱり嬉しいですね。感謝の曲を作れて、ライヴでたくさんの人に直接自分の声で歌うことができて。4人の言葉で、4人の演奏でできるというのは、すごく嬉しいなと思いますし、やっぱりそうやって伝えることって大事だなって改めて感じるんですよ。今回の「花占い」もそういう歌になっていますけど、改めて伝えることの大切さ、伝えられることのありがたさを感じられた楽曲だし、歌っているときも感謝の気持ちでいっぱいですね。
-ここからもどんどん育っていきそうな曲ですね。先程、いろいろなものを取り込んでいきたいというお話をされていましたが、どんな楽曲に挑戦してみたいですか?
⼩川:とにかくいろんなジャンルをギター・ロックに取り入れていきたいんですけど、個人的にはカントリーっていいなと思っていて。"カントリー+EDM"はAVICIIがやっていたけど、そこにJ-ROCKが加わるとどうなるんだろうなとか。面白い変化が起きるんじゃないかなって思うんですよね。"EDM+ジャズ+J-ROCK"とか。
-"○○×○○"みたいな表現ってよくされますけど、たしかに2つである必要はないわけですもんね。○○×○○×○○×○○×○○......。
川﨑:"=?"みたいな(笑)。
-そうそう(笑)。それだけ掛けるとどうなる? っていう。
⼩川:楽曲中に雰囲気をガラっと変えるとかもありますしね。でも、いろんなものを掛け合わせても、それがLEEVELLESの作品になっているというものを出していきたいです。いろいろなものを混ぜ合わせる実験はどんどんしていきたいなと思っています。
RELEASE INFORMATION
LEEVELLES
NEW DIGITAL SINGLE
「花占い」

NOW ON SALE
配信はこちら
LIVE INFO
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
- 2025.12.11
-
MONOEYES
あいみょん
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
山本彩
オレンジスパイニクラブ
BIGMAMA
ポルカドットスティングレイ
そこに鳴る
The Ravens
FRANZ FERDINAND
- 2025.12.12
-
Hump Back
Chimothy→
崎山蒼志
VII DAYS REASON
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
RELEASE INFO
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号














