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INTERVIEW

Japanese

bokula. × ハートアップ × FM AICHI "ROCK YOU!"

 

bokula. × ハートアップ × FM AICHI "ROCK YOU!"

bokula.:えい(Gt/Vo) かじ(Gt) さとぴー(Ba) ふじい しゅんすけ(Dr)
DJ:Nozomi(FM AICHI"ROCK YOU!"パーソナリティ)
Photographer:うえむらすばる

Nozomi:そして他の楽曲についても聞いていきたいなと思うんですけど、「不完ロマンス」。この曲結構疾走感と勢いが超えぐい曲だなと思うんですよね。上手くいかなかった恋愛の楽曲だと思うんですけど、歌詞が現実がちょっと見えちゃって、荒れまくってる時期を通り越してちょっと冷静になったタイミングのときの曲なのかなって思ったんですけど。

bokula.一同:バレてる(笑)。

えい:バレてるっていうか、俺の伝え方が上手いの?

Nozomi:それはある!

さとぴー:曲で伝わってるってことだよな(笑)。

Nozomi:これだけバレるならそうかもしれない。

えい:本当におっしゃる通りで、もしかしたら気になってるのかもなーみたいな人がいたんですけど、一時期そんなタイミングでその子から"私のために曲を作ってよ"って言われて。

Nozomi:えー! なんちゅー女......。

えい:蛙化ですよ、蛙化。

ふじい:蛙化現象ね。

えい:冷めちゃって。自分にも心があったぶんその皮肉を込めて、ラヴ・ソングじゃないんだけど、なんかちょっとこう心残りみたいな曲になりました。

Nozomi:えいさん自身の実体験がもとの曲ってこと?

えい:わりとそうですね。

Nozomi:私、これ主人公絶対女性だと思ってました。

えい:まぁどちらにも落とし込めるんじゃないかなと思ってます。

Nozomi:"勿体無い日々"っていうのが、その誰かと過ごしてた日々、好きな人なら好きな人と過ごしてた日々がもったいないって感じるのって、冷めたときに冷たくなる女性っぽい表現だなって思ったんで、女性だと思ってたんですけど。

えい:メンヘラいっぱい作っちゃう......。

かじ&さとぴー&ふじい:製造機さんやから。

えい:でもすごく女性の人の気持ちや心情とかを知ることは好きなので、そういうのも表れてるのかなと思いますね。

Nozomi:この曲の歌詞の一節が今回のEPのタイトルになってると思うんですけど、なんでこのEPのタイトルをここの一節から取ったんですか?

えい:まずはもう第一印象として、この語呂がかっこいいって俺が思っちゃったんでっていうのもありますし、楽曲たちを並べてみてこの曲たちは何を伝えようとしてるんだろうと思ったときに、表面上に出てる表情とは違う心の本音たちがすごく滲み出てるなって感じたので、このタイトルにしました。

Nozomi:そういうことだったんですね。そして「最愛のゆくえ.」って曲もあると思うんですけど、これは別れてしまった相手に対しての切なさとか思い出の温かい部分が詰まった曲かなと思うんですが、この曲もかなりリアルな表現とかすごいされてるなと思ったんですけど、これも実体験でしょうか。

えい:もう今全部バレましたね(笑)。これはまさに自分の実体験でしかない、純度100パーセントくらいの気持ちの曲で書かせていただいた曲で。めちゃめちゃわかりやすく言えば、自分のバンドとかやってることに対して、バンドを選んでしまった自分と、それを選んでしまったことにより失ったものとか後悔がこの歌詞に落とし込まれた楽曲になってます。


Nozomi:たしかに両立ってなかなか難しいですよね。できる日も来るのかもしれないけど、今じゃないって感じがすごいする。

えい:すごくおこがましい話なんですけど、こういう立場上やっぱすごく心配をされてたんですよ。

Nozomi:どんな心配のされ方?

えい:"ファンの子大丈夫?"とかそっち系の、ある種重たかったって言ったらちょっと傷つけちゃうかもしれないですけど、そういう気持ちがあって。だからその気持ちを抱えてバンドをやっててもちょっと楽しくなくなっちゃう自分がいたんですよね。それでやっぱどっかで決心しなきゃっていう気持ちで。

Nozomi:そこを受け入れてくれる女性は、たぶんあと10個上とかだと思います(笑)。

えい:そうなんですよね。難しそうですね。

Nozomi:まぁ、でも人によりますからね。この曲結構、かわいくて切ない曲。で、ポップな感じかなと思うんですけど、なんかその全体的なテイストなのに、Aメロでギター結構歪んでるのがゴリゴリ入ってくるじゃないですか。"なんでこんなことした?"と思って。でもこれはいい意味でです。すごい面白いし、抜かずにここでガンガン入れてくるのがロックだなと思ったんですけど、これは何考えてたんですか?

かじ:これは歌詞に関してはもうヴォーカルの純度100パーセントのノンフィクションの言葉だけど、やっぱバンド・サウンドとしてはそれぞれメンバー全員の音が入っているわけなんで、それぞれの色を出せるような感じの音で、自分好みの。好きにやらしてもらいました。

Nozomi:なんかいいね、そういうところで個性が出せるのは。抜きすぎないのってすごいいいと思います。

えい:あくまでもやっぱbokula.っていうバンドのサウンドは失っちゃダメだと思ってるので、そこはもうこっちに全投げというか、任せて作らせてもらいました。

Nozomi:そうなんですね。そして5月からはワンマン・ツアー[bokula. 『涙 滲むのは心の本音です.』 Release Tour「僕らで時代を作ります。ワンマンツアー ~"じゃけぇ"ってすぐ言う編~」]。こちらを開催ということで。長っ(笑)!

bokula.一同:すぐ言う~! すぐ言う"じゃけぇ"!

ふじい:言わん言わん。

Nozomi:こちら名古屋が5月31日金曜日に名古屋CLUB QUATTROで開催ということで。"じゃけぇ"ってすぐ言うんだ。

ふじい:いや、そんなことはないですよ。これもうたぶん勝手に視線を俺に向けられてるけど、そんなことはないよ?

さとぴー:"じゃけぇ"といえばね、しゅんすけだから。

ふじい:僕がちょっと広島弁が強いんですよ。

えい:"じゃけぇ"とすぐ言わないんですか?

ふじい:言いません。僕はあんまり言いませんよ?

えい&かじ&さとぴー:じゃけぇ~?

ふじい:もう言っちゃってるじゃ~ん......。

一同:(笑)

ふじい:"じゃけぇ"は広島弁で"だから"って意味なんですよ。なんでもう話しよって"じゃけぇ、そういうことか"みたいなのも当たり前にめっちゃ出ちゃうんですよね。

Nozomi:"じゃけぇ"に萌えるとか、かっこいいとかかわいいみたいなふうに思ってる女の人多いよね。広島弁ってたぶんちょっと強い感じがいいっていう。

えい:たしかに、狙ってるんだ。あざといしゅんすけ。

ふじい:え、俺が!? 一番あざといとかない人だけど。あ、そんなことできてたんだ俺。

一同:(笑)

Nozomi:なので"じゃけぇ"はいっぱい言ってほしいなって、名古屋の人からすると思いますね。

ふじい:"でら"言ってください!

Nozomi:あ!

えい&かじ&さとぴー:フ~!

Nozomi:さて、そろそろですね、お別れのお時間が近づいてきてしまいましたが。

bokula.一同:早いですね~、そんな~!

Nozomi:"そんな"みたいな広島弁ありますか?

えい:"そがに"。"もうそんな時間かいね"。

ふじい:"もうそがな時間かぁ"。

Nozomi:一番他県の人が解読不能な広島弁は?

bokula.一同:"たいぎい"。"たいぎい~"。

Nozomi:なんだぁ!? たいぎい......? だるいってこと?

bokula.一同:そういうことです!

Nozomi:名古屋弁で言うと"えらい"だ。"えらいねー"じゃなくて、えらいって"疲れた"みたいな。

えい:Nozomiさん、この水"たいます"?

Nozomi:ん!?

かじ:たいます?

さとぴー:これはたうと思うんですけど。

ふじい:俺全然たわんわぁ。

Nozomi:あ、当てるよ! "足りてますか"?

bokula.一同:あぁ~......。

Nozomi:えっ、"たう"ってなんですか?

えい:"届く"とか、"届かない"。

Nozomi:あー! それはわからんわ。おもろ!

ふじい:はい、ということで広島弁講座終了ということで。

Nozomi:ありがとうございます(笑)。というわけでですね、最後にbokula.のみなさんからリスナーのみんなにですね、ひと言ずつメッセージいただいてもよろしいでしょうか。

えい:もう聴いていただけてるみんなにはもう十分伝わったかと思うんですけど、僕らこんなくらいはっちゃけて自由の楽しい雰囲気のバンドなんですけども、もちろんライヴにもそれは反映されていて、初めてで"あの曲"を最悪知らなくてもね、楽しいって思える空間を作れる自信がございますので、ぜひぜひライヴハウスにお越しください!

bokula.一同:絶対来てください、お待ちしてます!

Nozomi:というわけでですね、今後のbokula.の活動はライヴ情報を含めオフィシャル・ホームページ、SNSをチェックしてください。そしてコンタクトレンズの"ハートアップ"とのコラボ企画"学割キャンペーン"をぜひチェックよろしくお願いします。

bokula.一同:よろしくお願いします!

Nozomi:はい、そして"ROCK YOU!"4月の1ヶ月間は"ハートアップ × FM AICHI ROCK YOU! Presents 「bokula. 徹底解剖スペシャル!」"をお届けしていきます。

ふじい:ありがとうございます! 丸裸になっちゃうから。

Nozomi:そうだよ! 徹底解剖なんで。4月からもうですね、bokula.のみなさんがたくさん登場してくれますのでお楽しみに! はい! 今夜はスペシャル・ゲストにbokula.のみなさんと一緒にお届けしていきましたが、番組最後まで本当にありがとうございました!

bokula.一同:ありがとうございました! 楽しかったです!

Nozomi:はい、というわけでここまでのお相手はNozomiと!

えい:bokula.のえいと。

かじ:ギターのかじと。

さとぴー:ベースのさとぴーと。

ふじい:ドラムのふじいしゅんすけでした!

えい:よっしゃー気合入れようか。お世話になります、じゃあ行きますよ?

一同:せーのっ! "ROCK YOU!"。

Nozomi プロフィール

"ROCK YOU!"パーソナリティ。音楽関係はもとより、モデルや美容関係など幅広く活動。音楽業界での人脈も広く、自身もロック・バンド"33Insanity'sVertebra(サーティースリー・インサニティーズ・バーテブレイ)"のヴォーカルとして活動。ROCKをこよなく愛し、ROCKに生きる!
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