Japanese
RAY
2023年09月号掲載
Member:愛海 内山 結愛 琴山 しずく 月海 まお 紬 実詩
Interviewer:宮﨑 大樹
新体制1周年を迎えるRAYが、現体制になってからの楽曲のみで構成された3rdアルバム『Camellia』をリリースする。本作は、青木ロビン(downy/zezeco)が制作し、中尾憲太郎(Crypt City/勃殺戒洞/ex-NUMBER GIRL)、BOBO、ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS)という豪華な演奏陣を迎えたリード曲「火曜日の雨」をはじめとする、RAYの世界観を大きく広げる楽曲が並んだ快作だ。本作について、そして9月24日に渋谷WWWで開催する"RAY 新体制1周年ワンマン「#NOISE_DANCE_FRENZY」"(※取材は8月中旬)について、メンバー全員に話を訊いた。
このアルバムがこれからのRAYの活動を左右してくれるんじゃないかな
-前回のインタビュー(※2023年6月号掲載)では紬さんが"夏が勝負"と言っていましたけど、この夏の手応えはどうですか?
紬:そうですね......そう思っていた矢先の全員でのぶっ倒れ案件(※8月にメンバー全員がインフルエンザに罹患した)だったので......(苦笑)。昨年末も5人全員で一斉にコロナになってしまい、ガッポリ穴を空けてしまったので申し訳ないなと思って。
内山:大阪遠征行きたかったね。ワンマン("RAY新体制初大阪ワンマン 「魅・楽・可・踊・狂+新」")が悔しすぎてそれで寝込むって感じで。
-悔しかったですよね。インフルエンザに罹る以前の活動で言えば、夏のイベントや新曲の配信もありましたが、そちらの手応えはどうでしたか?
内山:"TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)"とか出たかったよね? RAYって"アイドルの夏フェスとか興味ないんじゃない?"みたいに言われがちなんですけど、みんな出たいと思っているので普通に悔しいです。
琴山:今年は最後まで運営さんがサプライズで隠していると思っていたんですけど(笑)。
一同:(笑)
-出演したイベントでここ最近の新曲をパフォーマンスしたときの反応はどうでしたか?
月海:「フロンティア」の反応がいいよね?
内山:うん。「フロンティア」がすごいね。"RAY フロンティア"でエゴサするといろんな感想が出てくるんです。あんまりRAYを観たことがない人とか、普段ライヴに来ていない人も「フロンティア」は知っていて。RAYより「フロンティア」が知られている感じがある(笑)。
月海:YouTubeではすぐに1万回再生されて、たくさん聴いてくれているんだなぁっていう実感があります。
-「フロンティア」の反応が特にいい理由ってなんだと思います?
琴山:盛り上がれる部分がある。わかりやすい。
紬:みんなが縦ノリになりやすい音楽なのかな。フロアのみなさんがほぼ全員で揺れてくれる曲なので、そういう沸きやすさがある印象です。
-そんな「フロンティア」も収録されている3rdアルバム『Camellia』がリリースされるということで。
愛海:新体制約1周年のときにアルバムが出せるというのはすごく嬉しいです。自分がこの作品に参加できるというのが嬉しくて。とにかくワクワク。楽しみです。
月海:参加しているアーティストの方々は私がよく知っている方々なので、曲を提供してもらったり演奏してもらったりしているのが、本当にすごいことだなと思います。
-RAYと言えば一番にシューゲイザーが浮かぶんですけど、アルバムを聴かせていただいて、オルタナに寄った曲もあったりポップスに寄ったものもあったり、バラエティ豊かなアルバムだなと思いました。
琴山:RAYの良さを残しつつ、今までなかったような曲がこのアルバムにはたくさん詰め込まれているので、このアルバムを通してRAYの新しい一面を知ってもらえると思います。一曲一曲がすごくいいですし、手応えがありますね。このアルバムがこれからのRAYの活動を左右してくれるんじゃないかなと思っています。
-琴山さんが言った"新しい一面"という言葉は、このアルバムを象徴するキーワードですか?
内山:先ほど"バラエティ豊か"だと言ってくださったように、今回は青木ロビン(downy/zezeco)さんが作ってくださった曲とかでは、今までのRAYにない要素がありすぎて。初めての出会いもあったし、シューゲイザーを軸にした四つ打ち曲があったりして、今までやってきたことも大事にしつつ、新しいものを取り込んで、また新しいRAYが見えていくようなアルバムだなと思いました。
月海:今までRAYを聴いてこなかった人たちにも絶対に刺さるだろうなという曲がたくさんあるので、いろんな人に聴いてほしいですね。
-制作では、全体を総括するようなテーマみたいなものがあったんですかね?
内山:感覚ですけど、前のRAYの楽曲の雰囲気と、今の体制で上がってくる新曲の雰囲気が違うんです。同じシューゲイザーというジャンルだったりするんですけど、なんか違うよね?
琴山:違う。今の体制の曲はなんか......楽しい? 切なさとかを前面に出すんじゃなくて、楽しさに隠れている切なさとか、"隠れミッ●ー"的な要素が盛り込まれていて(笑)。いろんな人が、いろんな受け入れ方をしやすいのかなと思います。
-そのあたりはライヴへの意識の変化があるんですかね?
内山:あぁ、ライヴのスタイルも変わっていますからね。前はステージ上で完結するというか、ステージ上でメンバーだけが作り出す世界観を見せるような感じだったんですけど、今は"楽しいよね?"って問い掛ける、巻き込むような感じ。無理やり巻き込むというわけではなくて、楽しくて出ちゃう笑顔を見せたら向こうも楽しい、みたいな。そういう自然な楽しさがいっぱい生まれて、繋がっている感じがしますね。
-そういうふうに変わっていった理由はなんだと思いますか?
琴山:メンバーが変わったからかな?
月海:それもあるし、コロナの規制も解除されて、ファンの人が楽しめる幅も広がったからだと思います。いろんな要素ですね。
琴山:私がRAYに入ったときはコロナの真っ最中だったので、ライヴでの声出しは経験したことがなくて。で、去年それを初めて経験して、楽曲の印象がめっちゃ変わりました。"あ、こういう曲なんだ"みたいな発見がありましたね。
-時代とか現体制のメンバーのカラーとか、そういう複合的な理由で音楽面が変わっていったということですね。そしてそれが今回のアルバムに繋がってくると。
内山:そうですね。新体制になってから"メンバーの声がはっきりしている曲が増えたなぁ"という印象があって。「Bloom」とかは本当に静かというか音数が少なかったりするので、Aメロは特にひとりずつの声がわかる曲だし、シューゲイザーとして声を埋もれさせる感じではなくなった気がします。
-リード曲「火曜日の雨」は、青木ロビンさんが制作し、中尾憲太郎(Crypt City/勃殺戒洞/ex-NUMBER GIRL)さんがベース、BOBOさんがドラム、ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS)さんがギターを務め、演奏陣も含めとても豪華な1曲です。
内山:本当にすごい。これはまだレコーディングしていなくて、未知なんですよね。
愛海:仮歌の時点でもうできあがっているから、RAYの曲になるのかなぁ? って。
月海:どうやってRAYがRAYらしく変えていくのか、すごく楽しみだなと。
-すでに完成された世界観があるなかで、RAYのテーマである"アイドル×????"でどう変わっていくのか。
内山:そうですね。ちゃんとRAYのものにしないとまずいなぁと。これをどうやってRAYのものにするかが頑張りどころだなと思いますね。
-エッジーなオルタナ曲ということで、褒め言葉ですけど、まったくアイドル・ソングっぽくない。
内山:本当に。だからこそ"アイドル RAY"がやる意味を見つけたいです。譜割とかリズムとか、本当に歌ったことがない領域なんですよ。日本語が英語に聞こえるような発音の仕方というか、独特な歌い回しが多いので、とんでもない曲が来たなと思いましたね。
-リズムは7拍子ですよね。変拍子が好きな人にはたまらない曲だと思います。
月海:私、めちゃくちゃ好きです。青木ロビンさんのエッセンスがバーッと入っているので、早くみんなに聴いてほしい。そして驚いてほしい。中尾憲太郎さんとかめちゃくちゃ好きで、まさか演奏していただけるなんて。"RAYに入って良かった、生きていて良かった"と思いました(笑)。職権濫用ですね(笑)。曲もすごいし音もすごい、ここに私たちの声が入ってアルバムがリリースされるなんて本当に夢のようだなと思いました。しかも青木ロビンさんには2曲も作っていただいて。
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