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INTERVIEW

Japanese

RAY

2023年06月号掲載

RAY

Member:愛海 内山 結愛 琴山 しずく 月海 まお 紬 実詩

Interviewer:宮﨑 大樹

2月から4月にかけて3ヶ月連続配信リリースを実施してきた"『アイドル×????』による異分野融合"と"圧倒的ソロ性"を掲げるアイドル・グループ RAY。彼女たちが、5月に開催した"RAY4周年ワンマンライブ「#RAY_Bloom」"にて、新たな3ヶ月連続配信リリース企画の始動を発表した。前回の3曲も粒揃いな作品が並んでいたが、今回の配信企画でリリースされる新曲では、RAYが5年目を進んでいくうえで新たな起爆剤となりそうな新境地も見せている。メンバー全員に、新曲や5年目を迎えた想いなど語ってもらった。

-5月3日に"RAY4周年ワンマンライブ「#RAY_Bloom」"がありましたね。

内山:みんな口を揃えて言っていたのは、すごく楽しかったということです。"#RAY_Bud"(2023年2月に開催された新体制初ワンマン)のときはみんなガチガチに緊張していたんですけど、今回は最初から最後まで楽しかったという印象が強くて。新曲をやったら、フロアの方々は初めて聴いたはずなのに踊ってくれていて。こんなにも受け入れてくれるんだなと思ったし、RAYの新しい音楽性を見せることができたなと思いました。

琴山:"#RAY_Bud"は個人にフォーカスしたワンマンだったんですけど、今回は"みんなで花を咲かせる"というのがテーマだったんです。前回も各々の頑張ろうという気持ちが合わさっていいものができたと思うんですけど、今回はその合わさり方が特にぎゅっとなった感じがします。

-個々で見せていた"#RAY_Bud"よりも、今回はRAYとしてのパフォーマンスを見せることができた?

琴山:そうですね!

-RAYは4月まで3ヶ月連続配信企画を実施していましたけど、その4周年ライヴでは新たな3ヶ月連続配信企画が発表されていましたね。その第1弾が「フロンティア」という楽曲で。この曲は浮遊感のあるエレクトロで、個人的にはSUPERCARを想起させました。みなさんの楽曲の印象はいかがですか?

月海:私はこの曲が一番好きなんです。歌詞では"切り拓いてゆく"という言葉が使われているんですけど、新しいRAYの方向性を切り拓いていくような曲だと思うし、これからもRAYはたくさんのことを開拓して、いろんなことに挑戦していけるようなグループになったらいいなと思いました。

愛海:この曲はメンバーの名前が歌詞に入っているんですよ。個人的にこういう名前が入っている曲が欲しかったので、嬉しかったのを覚えています。

-みなさんの名前が歌詞に使いやすいというものあると思うんですけど、最初に聴いたときには気づかないくらい自然な歌詞になっていますよね。

月海:オシャレだよね。

内山:歌詞に名前を入れる曲ってダサくなる可能性があると思うんですけど、さすが管(梓)さんだなと。

-名前が使われる曲は大事なときに歌われるイメージがあります。この曲もきっとRAYにとってそういう曲になっていくのかなと。

月海:これは人気曲になるだろうなって思います。RAYのファンの方にも刺さるだろうし、RAYを知らない方にもいいなと思ってもらえる曲だなと感じましたね。曲としてはもちろん、ダンスは広い会場で映えるようなものになっているので、もっと広い会場でこの曲をやりたいです。

-広い会場で映えるダンスということで、見どころはどんなところでしょうか?

内山:サビのときに横1列で前に進んでいくんですよ。そこが"みんな最強"という感じで。自分はいつも猫背なんですけど、そこだけはめっちゃ胸を張れるんです。お客さんの前に立って、5人で前に進みながら堂々と歌うということで、未来に向かって進んでいるのがダンスからも伝わるんじゃないかと思います。自分はそこがすごく好きです。

-続いて「ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング」について。この曲は切なくて胸を締め付けられるようなメロディが秀逸です。

内山:結構アダルティですよね。大人だなぁと思って。歌うときは背伸びしている感じがあります。歌詞がハタ(ユウスケ)さんにしてはすごく濃厚というか。シューゲイザーっぽくもあるし、切なすぎずに踊れる感じもあって。ノれる、踊れる要素も備えています。ハタさんはいろんな要望を出されたと思うんですけど、全部取り入れたうえでハタさんらしい四つ打ち曲を作ってくださいました。

-最初にデモ音源を聴いたときの印象はいかがでしたか?

愛海:めっちゃハタさんの曲。ハタさんの声だというのもあったけど。

内山:うん。めっちゃセクシーでした。

琴山:だから自分たちがこの曲を歌うのが想像できなかったんですよね。1オクターブ低い声でもあったので、女性のイメージがつかなかったんです。

内山:ハタさんからいただいた曲って、自分が歌を入れたものを仮歌としてメンバーに共有することがあるんですよ。だからハタさんのまんまの声でみんなには新鮮味があったのかもしれないです。

-実際にレコーディングで歌ってみてどうでしたか?

愛海:新メンバー3人(愛海、月海、紬)はまだレコーディングをしていないんですけど(※取材は5月中旬)、ライヴ中は"高い......"って思いながら歌っています(笑)。

紬:メロディが揺れるわけじゃなく、トーンがずっと伸びるんですよね。激しく踊ったあととかだと、ロング・トーンをきれいに聴かせるのが難しいです。

-それで言うと、ふたり(内山、琴山)はもうレコーディングしたんですよね?

内山:このふたりで時間を使い切っちゃうくらい苦戦して。 3人は4時間くらい(ふたりのレコーディングを)聴いていたんですけど、"今日は終わらないから3人はあとで"って......。

琴山:そのときのレコーディングは配信していたんですよ。

内山:そうなんです。ワンマンに向けて配信しながらレコーディングをしていたんですけど、このふたりで終わっちゃって。

琴山:普段はそんなことないのにね。

-苦戦したポイントはどこだったんですか?

内山:最初に私がレコーディングをすることが多くて、そこで歌のテンション感とか、ハモリをどうするかとか決めるんです。この曲のレコーディングでは当日に歌詞やメロディが変わったりもしたので、そこで時間がかなりかかったんですよ。

-ライヴで披露するときとはまた違う難しさがあったんですね。逆にライヴでパフォーマンスするにあたってはどんな感覚がありますか?

月海:ライヴはダンスが難しい。

内山:うん。この曲はダンスがめちゃくちゃ難しいなと思います。技が細かい。

紬:振り幅が激しいよね。"全部の動きを流れるように"と先生に言っていただいたんです。ちょっと力が入ると固くなっちゃうので、"もっと流れるように"というのはよく私が言っていました(笑)。切なさ、儚さがあるので、手の動きとか目線を気にしてやっています。元気な曲ではないと思うので、ちょっと落とすような感じの気持ちを持って表現していますね。

月海:ユニゾンが多いので、ちょっと間違えたり体重の重心が違ったりすると目立っちゃうんです。そこは揃って見せたいから、頑張って練習しました。自分はダンスが未経験でRAYに入ったので、教わったことを忠実にやりながらも、顔とか表情に気をつけてやっていますね。この曲だと切ない表情でやっています。

内山:セクシーな顔するんですよ。

月海:いやいやいや(笑)。

内山:体力面がまだまだ大変だと思うんですけど、逆にその苦しそうな顔がこの曲にはいいんですよね(笑)。リアルな感じが曲に合っていて。