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INTERVIEW

Japanese

RAY

2023年06月号掲載

RAY

Member:愛海 内山 結愛 琴山 しずく 月海 まお 紬 実詩

Interviewer:宮﨑 大樹

誰ひとり欠けることなく、もっとRAYを届けていきたい この5人ならもっと届けられるんじゃないかな


-そして、温かなサウンドと飾らない5人の歌声がマッチした「Bloom」について。こちらは4周年ワンマンのタイトルにもなっている楽曲ということで、すでに思い入れがあるんじゃないですか?

紬:"咲いた"って何度も歌っているんですけど、ただ"咲く"わけではない、ただの明るい歌じゃないのかなという気がしていて。温かくてじんわりと来ながら、ちょっとだけ儚さがあるのかなと。満開になるというよりは、"ほわん"、"じわっ"という感覚でいました。

愛海:"一瞬の輝きを見つけて笑っていた"という歌詞に切なさがあるんですよね。明るさの中にも切なさがあるんです。ニコニコじゃなくて、ちょっと儚げに。私もそういう感じはライヴで表現しようとしています。

-4周年のライヴでみなさんは"咲いた"わけですけど、それは5年目に向かうという意味でもあって。5年目って節目の年だと思うんですよ。しかもRAYは新体制になったばかりだし、いろいろと変化を迎えていく時期で。そういう意味で、RAYの楽曲面はこれからどうなっていきそうですか?

内山:ヤバいことになると思います(笑)。 プロデューサーのメロンちゃんも、自身のTwitterとかで"民族音楽をやりたい"って繰り返し言っているんですけど、それが実装され始められそうです。メロンちゃんのやりたいことというか、RAYで表現していきたい、フロアを熱狂させていきたいという欲望がどんどん大きくなっていて。

-はい。

内山:ミーティングをたびたびするんですけど、そこでも"フロアを熱狂させたいんだ"って、エネルギーがすごいことになっています。それが音楽に反映されて、みんなで踊り狂うというか。そういう光景を見て熱狂できるような環境に5年目はなっていくんじゃないでしょうか。実は今日もヤバい曲を振り入れしてきて(笑)。今までのRAYでやったことがないようなものだったので、5年目はめっちゃ攻めていくんだなと思います。

-RAYってシューゲイザーのイメージを持たれがちだけど、"『アイドル×????』による異分野融合"がコンセプトのひとつですもんね。そういう意味では、それが民族音楽だってRAYのコンセプトに合っているわけで。

内山:そうですね。全部アイドルでポップに昇華していけば、どうにかRAYに収まる、RAYとしての形を保てるのかな? 我々次第なところがありますね。

-さて、2度の3ヶ月連続配信曲を合わせると全6曲になりますけど、ファン心理としてはそろそろフィジカルでも欲しくなりますよね。

内山:そうですよね。お楽しみに(笑)!

一同:(笑)

-楽しみにしています(笑)。では、改めて5年目の意気込みを聞かせていただけますか?

紬:う~ん、なんか濃密すぎたよね、ここまでが。

月海:いろんなところに行ったもんね。まだ入ったばっかりなのに、これだけいろんなところに行けるというのは、内山結愛さんと琴山しずくさんのおかげです。

内山:急にゴマすられた(笑)。

月海:いや、本当だよ(笑)! ふたりがRAYを守ってきてくれたから、みなさんがRAYのことを好きになってくれたし、私もRAYのことを好きになれた。だから5年目は、もっともっといろんな人がRAYのことを好きになったり、熱狂してくれたりするような存在になりたいです。

紬:個人的には夏が勝負じゃないかという感じがしていて。アイドルであれば、夏フェス系は最高に楽しい時期になると思うんです。そこで勢いを出していきたい。一回一回のライヴが全部大事なんですけど、夏はより力が入る気がしますね。フェスや野外イベントとかでチャンスをどんどん掴んでいって、もっとRAYというものを世の中に出回らせたいという気持ちがあります。

-9月24日には渋谷WWWで新体制1周年記念ワンマンも予定されていますね。こちらはどんなライヴにしたいですか?

愛海:(咲いたので)しぼんじゃわないように。

一同:(笑)

愛海:"あれ? 前回は良かったのに......"って思われないように、もっと進化し続けたいなと思います。

内山:花は何度でも咲きますから。

紬:今回は5月に咲いたけど、9月は違う形で咲いていける。ふたつは切り離されるものじゃなくて、筋道を立てて繋がっていくものにしたい気持ちはありますね。

内山:この5人で1年間やってくることができて本当に良かったなと思います。自分は今、この5人でやれていることがすごく幸せで。"こんなに楽しくていいのかな?"って、今でも思うんです。だからこの5人にこだわりを持っていきたい。「フロンティア」の歌詞に全員の名前が入っているのもあるので、誰ひとり欠けることなく、もっとRAYを届けていきたいなと思います。この5人ならもっと届けられるんじゃないかな。

RELEASE INFORMATION

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3ヶ月連続シングル配信リリース第1弾
「フロンティア」
NOW ON SALE
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