Japanese
RAY
Skream! マガジン 2023年10月号掲載
2023.09.24 @渋谷WWW
Writer : 宮﨑 大樹 Photographer:ヤギタツノリ
シューゲイズの深化と新機軸で魅せる、会心作と言っていい3rdアルバム『Camellia』のリリースを控えるアイドル・グループ RAYの新体制1周年ワンマンが渋谷WWWで開催された。本公演は見事にソールド・アウトを達成。この1年で築き上げてきた彼女たちの勢いを感じさせるものになった。
オーバーチュアと会場を埋め尽くす観客のクラップに迎えられ、メンバーが登場。グループのひとつの軸であるシューゲイズ曲の「サテライト」を挨拶代わりに披露してライヴは開幕した。フロアからはアイドル現場らしいMIXが発生し、アイドルとシューゲイズの融合を見せる。初っ端から"『アイドル×????』による異分野融合"というグループのコンセプトを体現したような形だ。本誌でのRAYのライヴ・レポートは、今年5月にSpotify O-WESTで開催された"RAY4周年ワンマンライブ「#RAY_Bloom」"以来なのだが、そのときと比べて明らかにフロアの熱量が増していることが印象的だった。
ステージ上では、独自の世界観を持つ愛海、アイドルらしいキラキラとした輝きを放つ月海まお、キレのあるダンスで魅せる紬 実詩、柔らかなオーラと表情で魅了する琴山しずく、そして誰よりもRAYというアーティストの世界観を表現し続けてきた内山結愛。音楽ジャンルが、メンバーの個性が、それぞれが融合してひとつのエンターテイメントに昇華しているのは、RAYのライヴならではと言えるだろう。前半ブロックのラストでは新曲「マテリエ」を披露し、軽やかなサウンドに乗せて疾走感を持って駆け抜けていった。
メンバーひとりずつからの自己紹介を経て、続いてのブロックへ。「ネモフィラ」ではスクリーンにノイジーな加工が施された花畑の映像が映し出され、ミドル・テンポの静謐な音像の中でエモーショナルな歌唱を届ける。中盤は「サイン」や「17」といったダンサブルな楽曲や、アコースティック・ギターの音色が温かい「moment」など、RAYがライヴで創り出す世界観の広がりを見せていたような印象だ。もちろん変拍子が心地いい「読書日記」のようなシューゲイズ曲ではイントロからワッと盛り上がっていたし、軸はぶれていない。とにかくRAYというアイドルは、ある意味でなんでもあり、自由度が高いアーティストなんだなと改めて思い知らされた。
本編後半では、紬 実詩が"RAYにとって大切な2組に捧げます"と、今年2023年に活動終了した代代代と、無期限休止中のクロスノエシスと共にリリースしたスプリットEP『ATMOSPHERE』から「バタフライエフェクト Remix」、そして「翼より Re:Remix」をパフォーマンス。ラスト・スパートでは3rdアルバム『Camellia』から、キラキラと煌めくポップ・ソングの「Lightwave」、5月にリリースされた若い楽曲ながら大きな支持を集める「フロンティア」、シューゲイズ・バラードの名曲「ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング」を披露する。この3曲の流れは、今のRAYの魅力をギュッと凝縮したかのようで素晴らしかった。
アンコールでは、メンバーが白を基調とした新衣装を身に纏って登場し、全3曲を披露。記念すべき新体制1周年ワンマンを締めくくったのは、『Camellia』のリード曲「火曜日の雨」だった。この曲は、青木ロビン(downy/zezeco)が制作し、中尾憲太郎(Crypt City/勃殺戒洞/ex-NUMBER GIRL)がベース、BOBOがドラム、ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS)がギターで参加したなんとも豪華で、尖りまくったオルタナ曲だ。楽曲だけで言えば、まったくアイドル要素なんてないのだが、意外なほどにRAYメンバーの歌唱がハマっていることに驚かされる。感情剥き出しで狂ったようにパフォーマンスをする5人は、ある種のゾーンに入っているようにも見えた。最後はスクリーンにライヴのタイトル"#NOISE_DANCE_FRENZY"がでかでかと映し出され、ライヴは終幕となった。
すべてのパフォーマンスを終え、メンバーひとりひとりからファンに向けて言葉が贈られる。彼女たちの表情からは一様に達成感と自信のようなものを感じられた。新体制として1周年を迎え、メンバーとしても楽曲面としても、さらにひと皮剥けたRAY。彼女たちがこれから歩く道のりは、新衣装のように明るい。
[Setlist]
1. サテライト
2. レジグナチオン
3. 世界の終わりは君とふたりで
4. 秘密がいたいよ
5. マテリエ
6. ネモフィラ
7. サイン
8. 読書日記
9. Bloom
10. 17
11. Fading Lights12. moment
13. Show Me the Season
14. バタフライエフェクト Remix
15. 翼より Re:Remix
16. Lightwave
17. フロンティア
18. ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング
En1. バタフライエフェクト
En2. ATMOSPHERE
En3. 火曜日の雨
- 1
LIVE INFO
- 2026.01.07
-
ART-SCHOOL
- 2026.01.08
-
BIGMAMA
LITE
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2026.01.09
-
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
RAY × きのホ。
LiSA
小林私 × 澤田空海理 × 和田たけあき
ヤバイTシャツ屋さん / 10-FEET / G-FREAK FACTORY / NUBO
OKAMOTO'S
マルシィ
- 2026.01.10
-
Mega Shinnosuke
TOMOO
ザ・クロマニヨンズ
夜の本気ダンス
水曜日のカンパネラ
Nikoん
The Cheserasera
怒髪天
Mirror,Mirror
GANG PARADE / ExWHYZ / ASP / 豆柴の大群 ほか
MOS
パスピエ
wacci
マルシィ
- 2026.01.11
-
YOGEE NEW WAVES
くるり
Mega Shinnosuke
go!go!vanillas
ねぐせ。
Nikoん
夜の本気ダンス
The Cheserasera
アルコサイト / the paddles / Bye-Bye-Handの方程式 / POT / climbgrow ほか ※公演中止
Mirror,Mirror
Kroi
Awesome City Club
長瀬有花
怒髪天
GRAPEVINE
T.N.T
GANG PARADE / ExWHYZ / ASP / 豆柴の大群 ほか
a flood of circle
MHRJ
ぜんぶ君のせいだ。
- 2026.01.12
-
go!go!vanillas
四星球
桃色ドロシー
Appare!
長瀬有花
Rhythmic Toy World
神聖かまってちゃん
橋本絵莉子
LiSA
ぜんぶ君のせいだ。
Awesome City Club
T.N.T
iiichanman
PEOPLE 1 / シンガーズハイ / CLAN QUEEN
私立恵比寿中学
LACCO TOWER
- 2026.01.14
-
ハシリコミーズ
- 2026.01.16
-
Nikoん
CENT
桃色ドロシー
fox capture plan
夜の本気ダンス
神はサイコロを振らないxDRAGON PONY
- 2026.01.17
-
eill
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
キュウソネコカミ
石崎ひゅーい
T.N.T
KiSS KiSS
桃色ドロシー
ねぐせ。
三四少女
Mega Shinnosuke
クジラ夜の街
NEE
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
Dear Chambers
夜の本気ダンス
FIVE NEW OLD
水曜日のカンパネラ
GLIM SPANKY
マカロニえんぴつ
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2026.01.18
-
ZAZEN BOYS
CENT
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
キュウソネコカミ
石崎ひゅーい
古墳シスターズ
桃色ドロシー
くるり
フレデリック × 男性ブランコ
NEE
Dear Chambers
Appare!
Rhythmic Toy World
Mega Shinnosuke
SUPER BEAVER
長瀬有花
The Cheserasera
レイラ
a flood of circle / ビレッジマンズストア / SIX LOUNGE / w.o.d. ほか
クジラ夜の街
フラワーカンパニーズ
マカロニえんぴつ
東京スカパラダイスオーケストラ
PENGUIN RESEARCH
- 2026.01.19
-
Nikoん
下川リヲ(挫・人間)× 和嶋慎治(人間椅子)
RELEASE INFO
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
- 2026.01.16
- 2026.01.19
- 2026.01.20
- 2026.01.21
- 2026.01.23
- 2026.01.25
- 2026.01.28
- 2026.01.30
- 2026.01.31
- 2026.02.04
- 2026.02.06
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号



















