Japanese
METAMUSEMAPA 座談会
TOKYO PINK所属のアイドル・グループ、METAMUSEとMAPAによる超強力スプリット作品『いちご完全犯罪/猫の国』が完成! METAMUSEの発起人且つメンバーであり、MAPAのプロデューサーである大森靖子が、ヴィジュアル面から作詞作曲まで手掛けた今作には、10人の個性や魅力が存分に詰めこまれた。かわいさとカッコ良さと狂気とエロスがぐちゅぐちゅに混ざった独創的且つ多面的な面白さは、この2組によるスプリットならでは。このスプリットが実現した経緯について、METAMUSEとMAPAのそれぞれの魅力について、そして大森靖子の存在について、大森靖子、巫まろ(METAMUSE)、宇城茉世(MAPA)の3人に話を訊いた。
METAMUSE:巫まろ 大森靖子
MAPA:宇城茉世
Interviewer:フジジュン Photographer:TAKI
みんなでぐちゅぐちゅのいちごヨーグルトぱふぇになりたいってところから作り始めた(大森)
-TOKYO PINK所属のMETAMUSEとMAPAによるスプリット・シングル『いちご完全犯罪/猫の国』が完成しました。TOKYO PINKの社長であり、両組の作詞作曲/プロデュースを務める大森さんの中では、"いつか一緒にやりたい"というヴィジョンがあったんですか?
大森:10人でライヴをやったり、私のソロの楽曲やMETAMUSEの曲をみんなでやったりするなかで、10人の曲も作ってみたいなというのがあって。たくさんの人数の曲を作ったことがなかったので、それを作るならどういうふうに作ろうかな? と考えたとき、普段は衣装にしてもメンバー・カラーがわかりやすいとか、パフォーマンスがやりやすいほうに振り切りがちなので、みんなで1個のものを作るってことに重視した衣装作りを考えたり。みんなでぐちゅぐちゅのいちごヨーグルトぱふぇになりたいなってところから作り始めました。
-楽曲を聴かせてもらっても、女の子の圧倒的なかわいさとカッコ良さと狂気とエロスとみたいな、10人いるからこそ出せる多面性やぐちゅぐちゅさがあります。
大森:いちごにしたきっかけが、絵を描いてた、もう会えない女友達がいるんですけど。その子とパフェを食べに行ったとき、私は味的にも季節的にもモンブランがいいと思ってたんですけど、その子は秋なのにいちごパフェを頼んでて。"絵描き的に映えたいだけじゃね?"って言ったら"ちゃんと美味しいですよ!"って力説された思い出と、巫まろちゃんが"いちごのツブログ(スマイレージ 福田花音オフィシャルブログ「アイドル革命 いちごのツブログ season2」)"ってのをやってて見てたのと。あといちごのつぶつぶって、よく見るとめっちゃ気持ち悪いじゃないですか(笑)? でも、そんなのも好きって言ってもらえるような表現ができたらと思って作りました。
-現在、スプリット・シングルのフラゲ日のファイナルに向けた、METAMUSE μとMAPAのツアー("みゅーまっぱさまーぱふぇ☆2023")真っ最中ですが、ツアーの手応えや感想はいかがですか?
巫:私はライヴやツアーがお仕事の中で一番好きなので、毎週末ライヴがあるってだけで、平日の嫌なことも"ライヴで発散すればいいや!"と思えて。毎週楽しいですし、幸せで。たまにライヴがない週とかあると病み狂っちゃってます(笑)。あとMAPAとツアーを回らせてもらって、お互いに盗めるところは盗み合って、TOKYO PINK自体が成長していけてるんじゃないか? って思ってます。
-MAPAとツアーを回って気づいた、MAPAの魅力や良さってありました?
巫:私たち、普段は6人でやってるんですけど、現在のツアーは4人で回ってて。普段のMETAMUSEはバラバラの個性を生かした見せ方が多いんですけど、4人だと揃ってることがめちゃくちゃ美しく見える瞬間がある良さもあるし、そこにバラバラの個性が輝く良さもあって。MAPAは後輩ですけど、4人組としては先輩みたいなイメージがあるので、4人がいいバランスで支え合いつつ、たまに誰かがグッと前に出てっていう見せ方の面白さは、MAPAから学んでるところはあります。
-だそうですが、宇城さんはMETAMUSEと一緒にツアー回っていかがですか?
宇城:そんなこと言っていただいて、恐れ多いです(笑)! 私は東名阪ツアーをMAPAだけで回ったことはあるんですが、こんなたくさんの場所でやるのは初めてだし、METAMUSE μ先輩と一緒に回るのはすごい刺激があって。まろちゃんが言ってたように、MAPA 4人でやってたときは揃ってることが大事だと思って、振付を合わせるとか意識してたんですが、METAMUSE μはひとりひとりにすごいオーラがあって、そこはMAPAが持ってなかったところだったので、毎回METAMUSE μのステージから学んでますし、成長もできたと思います。"みゅーまっぱ"のツアーと同時に、大森靖子さんのソロ・ツアー("大森靖子 KILL MY DREAM TOUR 2023")もコーラスで参加させてもらってて。そこで得たものも絶対MAPAに持って帰ろうと思っているんで、私はまろちゃんと逆で、週末が近づくたびに緊張してます(笑)。
-そんなふたりのツアーの感想を聞いて、大森さんはどう感じていますか?
大森:嬉しいですね。まろは一番アイドル歴が長いのに、未だに練習量もすごくて。"こういう歌を貰ったから、こういう表現ができるようになりたい"みたいに、新しい表現を常に探しているし、茉世ちゃんも自分に足りないものをずっと頑張って探してるのを見ているし。METAMUSEはそれぞれの個性を生かすってところに振り切ったグループだったんですが、MAPAはMETAMUSEにいろいろあったときに作ったグループだったので、協調性のある子ばかり集めちゃって(笑)。METAMUSEを見て学んで、自分の個性を生かせるようになってほしいという気持ちはありますし。パフォーマンスするグループとしてはどっちも無敵だと思えるので、全体的には"自分たちでライヴを作っていくぞ!"って気持ちがもっと強くなればいいなと期待していて。そこを感じてもらえてるのがすごく嬉しいです。
-そんなMETAMUSEとMAPAがこのタイミングでスプリットをやることに、どんな効果や化学反応を期待しましたか?
大森:普段はまったく真逆のことをしている2組だと思ってて。MAPAは繊細で、歌の中でもいろんな幅を持たせるようにしてるんですけど、METAMUSEは常に自分の歌割で500パーセント出せるみたいな作りをしていて、その両方ができる曲にしたいなと思ったとき、MAPAがもっとエネルギーを出せるようにしたいなというのがまずありました。10人いると自分の歌割が来たときに一瞬で100パーセントを出して光らないといけないし、私もグループをやり始めたときにそれがすごく難しかったので、それができるようにしたいというのがありつつ、10人の声が使えるという強みがあるなと思って。いつもは編曲の大久保 薫さんがたくさんの音を使って華やかなアレンジをしてくださるんですけど、今回は声で楽曲を華やかにできるのであえて絞った音数でリズム作りをしたり、Aメロ、Bメロ、サビで展開を変えていったり、一緒に新しいものを作っていけたと思いますし、カッコいい曲になったと思います。
-巫さんはスプリットを作ると聞いたときと、実際やってみての感想はいかがでしたか?
巫:私は昔からひとりで歌うより大人数の中に入る自分の声が好きだったし、自分に自信が持てるし、そこにグループ・アイドルの楽しさがあると思ってて。1曲丸々歌う自信はないけど、スパイスとして使ってもらう自分の声は好きになれるみたいなところがあったので、10人で歌うってなったときは逆にテンション上がりました。あと、「いちご完全犯罪」を聴いたときに私らしい部分が多かったので、"これは結構歌割来るな"と思ってて(笑)。"ここを他の子が歌ったらどうなるかな?"とか考えるのも楽しかったし、完成したときにすごくしっくりきたので、今も歌っててすごく楽しいし。6人のときより歌割が少ないので、たまにひょこっと表れる自分の声が楽しいです。
-巫さんはキャリアもあるからか、自分やグループを俯瞰で見れてる感がありますね。
巫:それはあると思います。俯瞰で見すぎちゃって、ライヴ中に笑っちゃうんです。"頑張って振付覚えてきて、披露してる自分、おもろ!"みたいな(笑)。あと、週末にやったライヴの映像がだいたい週明けに送られてくるので、お酒飲みながら映像で全体を観て、気になったところをメモって、靖子ちゃんに送ったりしてます。
-あはは。そのとき、お酒はなきゃダメなんですね(笑)。
巫:お酒は大事です。お酒飲んでると、失敗してる自分も"あ~、失敗しててかわいいなぁ"って許せるんです(笑)。みんなのことも、"この子はこういう良さがあるんだよなぁ"ってより愛おしくなって、優しい視点でみんなをチェックできます。
-宇城さんはスプリットで10人でやってみての感想はいかがですか?
宇城:私はMAPAが初めてのアイドル活動なので、4人でしかやったことがなくて。METAMUSEのみなさんとやったとき、やっぱり個が強いので、与えられたものを曲の中でどう生かせるか? を最初はすごく悩んで。今までは結構繊細な表現が多くて、ニュアンスをつけたりってところを意識してやってたから、自分の歌割を500パーセントで歌うというのが初めての経験なので、"自分を出さなきゃ!"みたいな気持ちでやってました。歌もダンスもそうで、ガッと自分を出していく瞬発力が必要なので。ライヴのときとか、なんとかついていこうと思って先輩のダンスを見ながら必死で踊ってたら歌を忘れちゃったり(笑)、試行錯誤の日々なんですが、これを乗り越えたらまた新しい自分の引き出しが増えるだろうなと思って、すごくやりがいがあって楽しいです。
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