Japanese
MAPA
Member:古正寺恵巳 宇城茉世 紫凰ゆすら 神西笑夢 刀歌くる美 翠山みさ姫
Interviewer:宮﨑 大樹
新体制初のアルバム『SIIX SENCE』をリリースし、渋谷WWWワンマンを見事ソールド・アウトさせて勢いに乗る6人組アイドル・グループ、MAPA。そんな彼女たちがSkream!のインタビューに初登場してくれた。今回は自己紹介ソングを軸とした各メンバーの個性や、MAPAの音楽とライヴについて、そして来年2025年1月17日に控えるグループ史上最大規模の、めぐろパーシモンホール 大ホールでのワンマン・ライヴ"THE MAD PARTY"に向けた想いを訊いた。
超最初の頃に、飲みの場で飲みすぎて掴み合いになるみたいなことはありました(笑)
-MAPAってメンバーの脱退が今までに一度もないですよね。もうすぐ4年目で1人も抜けていないのって、このシーンとしてはなかなか珍しいなと。
古正寺:MAPAのメンバーは若いうちからアイドルをやっているわけではないというか、音楽に就職したいみたいな子が揃っているイメージがあるんです。だからそこが他のグループと違うのかな、もしかしたら。
-単純にグループの仲も良さそうですよね。喧嘩とかするんですか?
宇城:喧嘩とかじゃないんですけど、超最初の頃に、飲みの場で飲みすぎて掴み合いになるみたいなことはありました(笑)。仲いいがゆえみたいな(笑)。だからガチ喧嘩みたいなのはないかも。
紫凰:その話、2人(刀歌、翠山)は知らないよね。
刀歌&翠山:怖い(笑)。
-(笑)古正寺さんみたいなベテランが1人いると、グループの雰囲気が違うのかなとも思ったんですけど。
宇城:古正寺のすごいところはそれ(ベテランなこと)を感じさせないことなんですよ。最初に4人で始めたときは、古正寺だけが経験を積んでいて、その他はイチからみたいな感じだったんです。だけど、それを感じさせない、フランクに接してくれるみたいなところがあったから、むしろそういうのが大きいんじゃないのかなと思います。
古正寺:基本的に自分は何もしたくないタイプなので(笑)。
紫凰:このスタンスを出してくれるのも優しいなと思いますよ。
宇城:みんなもちゃんと仕事としてやっている感じがするから、変ないざこざは起きないのかもしれないです。あくまでも自分は自分の仕事をしに来ている、みたいなスタンスなのかも。結局は己みたいな。
-そんなMAPAは今回Skream!に初登場です。そこで、最新アルバム『SIIX SENCE』に収録されている、いわゆる自己紹介ソングの「シン・MAPA 応援歌」の、各パートの話から皆さんのことを知っていければと思います。宇城さんはおしゃれ担当みたいなイメージですね。
宇城:もともとアイドルをやる前にアパレルで会社員をやっていたんですよ。販売員もやっていたし、デザイナーもやっていたので、ファッションのイメージが付いていたと思うんですよね。前の「MAPA応援歌」(2021年リリースのアルバム『四天王』収録曲)では"ワンピース700円"だったんですけど、今年の1月にやった生誕祭("宇城茉世生誕祭「延 ୨୧ 縁」")のときに自分でリメイクした衣装を着たので、"ワンピースハンドメイド"に生まれ変わりました。大きく変わった部分は"なんでもできちゃうぞは 嘘です"というところですね。「MAPA応援歌」では"なんでもできちゃうぞ"とセリフで言っていたんですけど、それを嘘ですと言われてしまって(笑)。
紫凰:2人(刀歌&翠山)が入る前にボーリングに行ったことがあって。そのときに宇城が人生2回目のボーリングだったので、すごく下手だったんです。宇城にもできないことがあるんだとなったのが、そのままエピソードとして歌詞になっています。
宇城:大森靖子さんが私に隙を作ってくれたんじゃないかなと思います(笑)。愛せる隙というか。
-"集合アー写は前列でお願い"という歌詞は?
古正寺:顔が小さいからなんです。顔がおっぱい1個分ぐらいで小さい。逆におっぱいも大きい......?
宇城:出したことないけど(笑)。
-古正寺さんは「MAPA応援歌」からかなり変わりましたよね。
古正寺: 一番変わったかもしれない。前は"アイドルグループ3つめ"とか"醸し出さない大御所感"とかだったけど、だいぶ違うね。
紫凰:古正寺が言うセリフは「MAPA応援歌」だとかわいい感じだったのに、急にイケイケオラオラになって。
古正寺:「MAPA応援歌」のコンセプトには、みんなが萌えゼリフを言うみたいなのがあるんです。そこは変わっていないと思うんですけど、萌えの方向性がこうなってしまいました。
-こういう変化についてはどう受け止めているんですか?
古正寺:10年くらいやっていたらこういう時期もあるのかなって(笑)。でも、そこまで受け止めていないかも。受け流しているかもです(笑)。
-続いて紫凰さんは"見た目強気ギャルなのに/いつもいつでも本当優しい"そうで。
紫凰:前回の「MAPA応援歌」のときは。"見た目強気ギャルなのに/一日中あやまってる"だったんです。だけど、そこは反省するようになったので、そういうところが変わって嬉しい気持ちはあります。
古正寺:たしかに、ゆすらは前向きになった。
紫凰:そう! ありがたい。いつも"うっ......"って思いながら、「MAPA応援歌」を歌っていたので(笑)。あと、個人的に気になっているのは、"先輩の猫の世話をして"という歌詞で、ここは"先輩"じゃなくて"社長"(大森靖子)だよねと(笑)。
一同:(笑)
-"社長の猫の世話をして"だとだいぶ印象が変わりますからね(笑)。続いて神西さんは"フレンチガーリー Y2K 平成ギャル"と書かれていますね。
宇城:笑夢って時代を表す季語みたいなイメージなんです。笑夢の歌詞でそのアルバムのときの空気感を思い出せるというか。
-前回との変化で思うところはありましたか?
神西:"MAPAに就職予定です!"が変わったかなと思います。私はもともと大学3年生くらいでやめようかなと思っていたんですけど、就職予定に変わったのが大きな変化ですね。
-これは何かそういうエピソードがあったんですか?
神西:そうですね。今後の話し合いみたいなのをして、その中で"続けたいです"と言って。それで"就職予定です"という歌詞になりました。
-大森さんも嬉しかったんでしょうね。翠山さんにとっては初の自己紹介ソングですけど、自身のパートの歌詞を見てどう感じましたか?
翠山:お酒のところとか、周りに刷り込みをしてきたので戦略勝ちだなと思いました。
-お酒好きなんですか?
翠山:なんでも飲みます。飲めないものはないです。
-MAPAってメンバーでよく飲みに行くんですか?
古正寺:行ったことないよね。
宇城:まだ未成年がいるので。行きたいとは思っているけど、20歳になってくれたらみんなで行きたい。事務所のお酒を飲むイベントがあって、それに出ていたよね?
神西:そこで(翠山が)めっちゃ泣いていました。
翠山:やめてください! 言わないでください!
古正寺:え、イベント中に?
翠山:いや、うしろで泣いていました。
宇城:いつもは泣かない?
翠山:いつも......泣く。私、泣き虫じゃないですか?
古正寺:あぁ! "からあげクン"をあげたら泣いていたよね?
-その涙、さすがに安すぎませんか(笑)?
翠山:安くない(笑)! すごく嬉しかったんです。お金がなくて、家もなくなっちゃって、本当に暮らせなくて困っていて、練習に行く交通費を払うだけで精一杯だったんです。そんなときに、みんなでコンビニに行くことになったんですけど私はお金がなくて行けなくて。そうしたら憧れだった古正寺が"これあげる"って"からあげクン"をくれて、嬉しくて大号泣しました。
-すみません! 全く安い涙じゃなかったです! そして最後が刀歌さんですね。"どこでもドアでどこいくのー?"というのは、何かエピソードがあるんですか?
刀歌:"ドラえもん"が好きなんですよ。
-あぁ、なるほど。"笑いのツボ浅すぎて なにやってても楽しいね☆/いつからぶぴを笑わずに最後まで踊りきったら/大人になるってことなのかなー?!"というのは?
刀歌:「らぶぴ」はパラパラを踊る曲なんですよ。パラパラってギャルは真顔で踊るじゃないですか。だからMAPAの「らぶぴ」の振付でも真顔で踊らないといけないんですけど、「らぶぴ」のたびにちょっとにやけちゃうんです。なんかお客さんが一生懸命踊っているのが面白くて、どうしても笑えてきちゃうんです。
-そんな「シン・MAPA 応援歌」が収録されている最新アルバム『SIIX SENCE』ですが、タイトルが気になったんですよね。シックスの"I"が2つで、センスが"SENSE"ではなく"SENCE"で。
宇城:古正寺は理由を知ってる?
古正寺:え、センスって違うの? 違うんだ。最初のアルバムが4人で"四天王"というアルバムだったので、今回は6にしようと話していて、"SIIX SENCE"にしたんですけど、綴りのことは謎かもしれない。内緒です!
-大森さんのみぞ知る理由があるのかもしれないですね。アルバムのリリースから日が経ちましたけど、リリースしてみての手応えはどうですか?
古正寺:再録した曲がほとんどで、4人は最初に録ったときから1年以上経っている曲もあるので、ライヴを意識した感じの音源になっているかなと思っています。そういうのをファンのみんなが感想で言ってくれるので、この何年かライヴを観てきてくれた人たちが聴いてくれているんだなと感じていますね。そこに2人の声が入ってきて、MAPAで表現したかった音楽が広がった感じです。
-メンバーの中での人気曲ってありますか?
宇城:私の中の"これは外せない"みたいな曲は「Calling box」です。"MAPAと言えば"で、この曲をおすすめしたくなります。「Calling box」は古正寺のポエトリーが入っていたり輪唱があったり、振付も含めて、みんながいて成り立つ曲みたいなものをすごく感じる曲なんです。
紫凰:分かる。事務所ライヴとかで他のグループにMAPAの曲をやってもらうことがあるんですけど、「Calling box」はMAPAでしかやっていないんです。私たちにしかできないみたいな。それですごく大切にしています。
-「Calling box」は、MAPAを知らない人にまずはこの曲を聴いてほしい、という曲でもありますか?
宇城:自分の中では他の曲かもしれないです。「怪獣 GIGA」とか「絶対運命ごっこ」とかはそういう立ち位置にいるような気がしていて。歌詞にメッセージ性がある感じもするし、「怪獣 GIGA」は叫びの部分が頭に残るのでおすすめです。
神西:私は「SUMMER SHOOTER」かな。友達におすすめしたんですよ。そうしたら"「SUMMER SHOOTER」マジやべぇ!"と言っていました。"車でよく聴いているよ"って。
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