Japanese
MAPA
Member:古正寺恵巳 宇城茉世 紫凰ゆすら 神西笑夢 刀歌くる美 翠山みさ姫
Interviewer:宮﨑 大樹
-「SUMMER SHOOTER」は夏曲ですし、キャッチーだし、今の時期にすごくいいかもしれないですね。あと、個人的には「BIGHOUSE」が好きです。曲の温かみや、展開が個性的でとてもいい。
一同:えー! 嬉しい!
古正寺:六本木にBIGHOUSEというライヴハウスがあって、そこでよくライヴをさせていただくんですけど、その周辺でのオタクあるあるみたいなのが歌詞になっています。六本木駅からライヴハウスへ行く途中に歌詞に出てくる中華屋とかうどん屋があって、MAPAのライヴによく行く人にとっては"私たちの曲"だとなりますね。そういう人じゃなくても"いい曲ですね"と言ってくれるのは嬉しいです。
-ライヴハウスと言えば、先日渋谷WWWでワンマン("TOKYO SUMMER SHOOOOOOTER 2024")がありましたよね。渋谷WWWはMAPAの初ワンマン([MAPA 1st one-man live "MADPARTY"])の場所でもあります。当時はコロナ禍の真っ只中でしたけど。
古正寺:そうですね。100パーセント入れられなかった箱で、こうやってもう一度ワンマンができたことは嬉しかったです。ソールド・アウトもできましたし。
翠山:私とくる美は初めて立つ場所ではあったんですけど、MAPAの一員としてまたここでかますぞという気持ちはあったので、絶対ソールドさせたいなと思って頑張ってきました。それを経て、お客さんが全力でぶつかってきてくれる感じが、今までのライヴで一番あったような気がして。それが嬉しかったし、もっとこの先大きくなるというか、伝えられることが増えるのかなと思うと、すごくワクワクしました。
刀歌:3月にツアー・ファイナル("Snowbud tour")をやったときはツアーを回りながら振り入れもしていたので、間違えずに自分の歌割を歌ってフォーメーションを動くというだけで精一杯で、あんまりお客さんの反応を見る余裕がなかったんです。お客さんと目を合わせるのもあまり意識できていなくて。でも今回は、楽しんでくれているお客さんの顔を1人ずつ見ることができて、ソールドを喜んでくれたことも感じられて嬉しかったです。
-2人は後から入ってきたので、客観的にMAPAのライヴを観てきたわけじゃないですか。そういう意味で2人が思うMAPAのライヴの魅力ってどんなところにあると思いますか?
翠山:MAPAの音楽ってちょっと達観しているというか、悩んでいる渦中の人に刺さる音楽というよりは、悩んだ末に行きついた人が巡り会う音楽だと思っていて。だから日々の葛藤をしてきたお客さんが多い印象があるんです。ライヴで泣いてくれる人も多いんですけど、そういうふうに感受性を養って生きてきたんだなと感じます。お客さん一人一人の生活の背景も見えてくるし、他のアイドルとは違う人への寄り添い方をしているのがMAPAだと思っているので、他のアイドルとは全然アプローチが違うのかなと。
-ちなみに、お客さんの層は今でも女性が多いんですか?
紫凰:それぞれのファンはいますけど、全体で見るとやっぱり女性が多い比率も変わってないかもしれないですね。
-MAPAの音楽性だと、もっと男性もハマっていいと思っているんですよ。なんでこんなことを聞いたかと言うと、MAPAにはさらに大きなワンマンが待ち構えているんですよね。2025年1月17日にワンマンを開催するめぐろパーシモンホール 大ホールは、キャパシティが1,200人。渋谷WWWの2倍以上です。
紫凰:正直だいぶ高い壁だなと思っています。だけど、前回のWWWのときもギリギリまでソールドするか分からなくて、特にみさ姫は何ヶ月も前からTikTokを更新したり、他のみんなもいろいろ配信をやったりして、最後まで諦めなかったことでソールド・アウトできたんです。だから今回も高い壁だからといって最初から諦めるわけじゃなくて、最後までやれることを一生懸命頑張って、諦めないことが大事かなと思っていますね。ただ、今までと同じようなアプローチだけだと、今までと同じような道になっちゃうから新しいアプローチをしたい。あと4ヶ月(※取材は9月上旬)であっという間だけど、その間に探して行って、また新しいお客さんにも届けてこられたらいいなと思っています。
-ワンマンに向けて新たにチャレンジしようとしていることはありますか?
紫凰:メンバー6人で日替わりの配信企画をやっていこうとは思っていて。
古正寺:どうやったら、今のMAPAのライヴに来ていない層に届くんですかね?
-SNSはもちろんですけど、泥臭くビラ配りやチケットの手売りをやっている子たちもいますし、あとは普段やらないジャンルの人たちと対バンするとかですかね? もちろんこういうインタビューも普段ライヴに来ていない層に届くと思います。
古正寺:手売りは今までもしたことがあるんですけど、いつも来てくれる方が買ってくださるんですよね。いつも買ってくれる方が友達を誘ってきてくれるのももちろんありがたいんですけど、今回はもっと増やしていかないとなと思っています。なので、このインタビューに書いといてください。"ワンマンに来ないと呪われます"って(笑)。
-(笑)逆に"このインタビューを見たと言ったら〇〇"みたいなものがあってもいいんじゃないですか?
宇城:たしかに! 言ってくれたら特典会の対応が激甘になるとか(笑)。
-そういうのいいですね。演出プランなどはこれからだと思うんですけど、当日はどんなことをしたいですか?
宇城:アレ投げたい。サインボール!
神西:トロッコ!
古正寺:あの......トロッコはアリーナです(笑)。ホールは椅子があるので。
紫凰:あとは匂いを出すとか? たまにそういうことをやっているアーティストさんとかいるみたいですよ。あと、MAPAは季節の曲がたくさんあるので、それに合わせた演出ができたら良さそうだなと思います。ホールが似合いそう。
神西:曲に合った世界観でステージ装飾と衣装を衣替えできたら嬉しいですね。
宇城:ミュージカルみたい!
-では最後にホール・ワンマンに向けた意気込みを聞かせてください。
神西:1,200人に向けて、WWWに来てくれたお客さんはもちろん全員来てほしいんですけど、新規の方がどうしたら来るかいろいろ考えているんですよ。何をしたら新規が増えるんだろうってみんなに聞いたら、お茶を一気飲みとかいい案が出ず......引き続きいろいろやろうかなと思っています。
翠山:私は1月に向けてフォロワーを1,200人増やすチャレンジをやっています。1月は私とくる美が加入してからざっくり1年なので、あのときとは全然違う、"自分がMAPAだ"くらいの気持ちを背負っていく覚悟みたいなものを見せられたなと。WWWからも引き続き宣伝とかSNSとか頑張っていきたいなと思っています。
刀歌:前回のワンマンのときに自分の色が入ったペンライトが出たんです。自分のペンライトの数がはっきり見えるようになって、あんなに人がいっぱいいるけど、自分を観に来てくれた人は少ないんだなと思ったんですよ。数だけじゃないと思うけど、個人を観てくれる人を増やしたいと思っているので、個人のSNSとかも頑張っていきたいなと思っています。
紫凰:1,200人キャパを成功させたい気持ちもあるし、集まってくださった方に観てもらって、そのときに観て良かったなと思っていただけるように、日々の練習で見せ方をもっと研究していきます。MAPAの6人で初めてホールをやるのに相応しいところに自分を持っていけるように、鍛錬していきたいですね。
宇城:私は結成当初からパフォーマンスに一番の重きを置いてやってきたので、大きいホールで観てがっかりされないように、歌とか踊りとか、曲を伝えるということを一回一回のライヴで頑張っていくのは引き続きやっていきたいです。知ってもらうにはSNSだと思うんですけど、私はSNSが本当に苦手で......でもTikTok等にMAPAの曲を使用した投稿を増やしていくと、今ここで宣言することによって、自分の首を絞めます(笑)。見つかっていないというのは大きいと思うんですよね。グループとしての6人の良さというのは、WWWでライヴをしたときに改めて感じたので、MAPAの曲をたくさん使って、いっぱい流すことをやりたいです!
古正寺:ライヴに関しては、その日にしか観ることのできない感動をお客さんに与えられるように頑張ります。1,200人の前でライヴを観てもらえるという状況が大きなことだと思うので、埋めることももちろん大切だけど、その先に続けていくことも考えていきたい。じゃあそれを観てもらうためには、1,200人を埋めなきゃいけないというところにも繋がってくるから、さっき言っていただいたみたいに全然違うジャンルの人とかでもいいし、いろんな人とパフォーマンスできる場所でやって、そこで詐欺師のようにチケットを捌き(笑)、何がなんでも来てもらいたい。もう4ヶ月しかなくて、1ヶ月100人~200人ずつ呼んでいかないといけないので、やり方を考えていきたいです。SNSも頑張ります。あとはもしMAPAと対バンしたいとかがあれば、アイドルでもバンドでも着ぐるみでも、もうほんとになんでもやりますみたいな感じです。連絡してください。お願いします。
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